二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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 -曇天の空の下- 【銀魂】
日時: 2010/11/15 16:47
名前: 花魅華 (ID: yeXFGmca)

駄文小説ですが見守っていただけると嬉しいです!
荒らしは一切ナシで。

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Re:  -曇天の空の下- 【銀魂】 ( No.1 )
日時: 2010/11/15 16:59
名前: 花魅華 (ID: yeXFGmca)

プロローグ

曇天の空の下、
曇天の道を辿りながら、
曇天に染まった心を、
晴天に染め変える。

染め変えるのは自分自身と………

Re:  -曇天の空の下- 【銀魂】 ( No.2 )
日時: 2010/11/15 17:10
名前: 花魅華 (ID: yeXFGmca)

【曇天】

鉛の空重く垂れ込み
真白に淀んだ太陽が砕けて
耳鳴りを尖らせる

ひゅるりひゅるり低いツバメが
8の字なぞってビルの谷を翔る
もうじきに夕立が来る

曇天の道を傘を忘れて
歩く彼女は雨に怯えてる
ので僕も弱虫ぶら下げて空を仰ぐ

あちらこちらあんよは上手
珈琲屋に寄って一休み極めたら
帰れない帰らない

曇天の道をぶらりぶらぶら
歩く二人は足軽のごとく
危険好きの誰かのふりをする小心者共

曇天の道を傘を忘れて
歩く彼女は雨に怯えてる
ので僕も弱虫ぶら下げて空を仰ぐ

Re:  -曇天の空の下- 【銀魂】 ( No.3 )
日時: 2010/12/05 13:45
名前: 花魅華 (ID: yeXFGmca)

1話

攘夷戦争。
それは人間、侍達が自分の星、地球を護るために戦った戦争の名前。
その侍達の中でひときわ目立ったのが『白夜叉』。
そして、性別も素性も何もかも明かさないまま姿を消したという者がいる。
つけられた名前は『舞獅子』。
顔を隠し戦場を狩るその姿は。
頭に巻いていた白いはずの布を真っ赤に染め上げるその姿は。
戦場に立った者、敵味方関係なく恐れられた。
舞う様に剣を振り、獅子のごとく敵を次々に斬り捨てて行った。
消息はいまだ知られていない。


国のために戦ったというのに幕府は侍達を見捨てた。
ありのままに生きる者。
復讐を誓う者。
国を変えようという者。
国を生かすことを望む者。



ただ、単に迷うだけの者。



彼らがいる世界はこの現実をどう映しているのか。
現実逃避をしているだけなのか?
違う。
現実直視を出来ないだけなのか?
違う。
ならなんだと言うのだ。
魂とはどこにある。どんなものだ。
今の彼らの魂は美しいか?汚れているか?


いまだ、彼らの見ているものは何なのか誰もしるよしもない。


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