二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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罪に塗れて。【ボカロです!】
日時: 2010/12/06 19:44
名前: 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 (ID: BcdVt4VG)

私の手には千切れた手錠。私の首には鎖が千切れた首輪。
右足首には足枷。私は歌で人を狂わせる。

とても 罪 深 き ボーカロイドよ。


初めまして、みなごろしです。二次元でのっそり活動して行こうと思います(←
鏖の小説を読むにあたっての注意を……。
***注意***
1、鏖って人嫌いww
2、ボーカロイドって何?
3、亀並み更新? あり得ないww
4、荒らし&中傷目的ですww
5、キャラ崩れサイテーww
なお方は即“戻る”をクリックした方がよろしいです!

ちょっと皆やんでます。ちょっとどころじゃないやみ方の方も出てきます。苦手な方は戻るをクリックして下さい。

私の自作ボーカロイドちゃんは主にALI PROJECTで構成されています(←
アリプロ大好きさん、どうぞ寄って見て下さいww

では、駄文覚悟でお付き合いください。宜しくお願いします!

「罪に塗れて。」
〜登場人物〜
アリカ>>1

〜罪物語〜
1-1「幽閉の王女」>>2
1-2「音楽室」>>3
1-3「跪いて足をお嘗め」>>8
1-4「凍りついた心」>>15
1-5「愛なんて」>>19

2-1「矛盾だらけで」>>23
2-2「歌姫たち」>>24
2-3「青い貴方」>>33

〜挿入歌〜
鏡音レン「パラジクロロベンゼン」>>13
      「悪ノ召使」>>27
アリカ「跪いて足をお嘗め」>>14
    「聖少女領域」>>32
初音ミク「メルト」>>25
鏡音リン「悪ノ娘」>>26
KAITO「廃墟に降る花」>>28
MEIKO「ブライトニー」>>29
巡音ルカ「最後の女王」>>30
神威がくぽ「夢幻ノ如ク」>>31

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Re: 罪に塗れて。【ボカロです!】 ( No.1 )
日時: 2010/12/04 22:11
名前: 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 (ID: BcdVt4VG)

〜登場人物〜

名前 【アリカ/アリカ】
性別 【女】 一人称【私】 二人称【貴方】

性格 【お嬢様のようで、少し生意気。残酷で残忍。冷静沈着。
    どこか壊れたような性格。大声を上げる事はない】
年齢 【不明】 愛称【アリカ、アリカ様】

容姿 【美しい銀髪は地面に着く長さ、妖艶な真紅の瞳。ボンテージのような衣装を着る。
    身長171㎝、体重不明。色白で超美人。色香を醸し出す顔】

設定 【声はハスキーで色っぽい。かなり高い声も出る。声が魅力的。
    かつて大罪を犯したため、どこかに幽閉されていた。それは大昔のこと】

サンプルボイス
「私はアリカ。名字は捨てたわ」
「フフッ、いい子ね───」
「私の事が好きなら───。それぐらいできるわよね?」

Re: 罪に塗れて。【ボカロです!】 ( No.2 )
日時: 2010/12/04 22:21
名前: 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 (ID: BcdVt4VG)

1-1「幽閉の女王」

この時代に私を知る人はいない。この罪深き私を───。
それをいいことに、私はまた罪を重ねるのかしら。フフッ───。

まずは手始めにボーカロイドが通う学園のような場所へ行ってみようかしら───。
誰も私を知らない。華のような私に誰もが振り向く。

いつのころか持て余した美貌と若い肉体。罠にかかる男は数知れず。
誘惑したつもりなんてないのよ? ただ、私の態度に勘違いする男が多すぎるってだけ。

だって私は誰も愛した事はない。愛なんて───。いつか冷めてしまって面白くない。

私の目の前には、緑色の長い髪を持つ美しい少女。あれが歌姫の初音ミク───。
思ったほど可愛くないのね。でも、興味はあるわ。

「こんにちは、貴方が初音ミク? 私、ここの事よく知らないの。教えてくれる?」

笑顔で振り返った初音ミク。私にはない、純粋な少女の無垢な微笑み。

        穢 し た い

と、そう思った。清らかな子は嫌いよ───?

Re: 罪に塗れて。【ボカロです!】 ( No.3 )
日時: 2010/12/04 22:59
名前: 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 (ID: BcdVt4VG)

1-2「音楽室」

「ここはね、音楽室!」
と、ミクは楽しそうに案内してくれる。私はうわべの笑顔を見せる。
「ピアノの練習とか、一人で歌の練習とかしたかったらここにくればいいよ!」
いつもニコニコしていて疲れないのかしら……。と思う。

音楽室の扉を開けると、男の子の歌声が聞こえてくる。
「あれ、レン君!」
そこにいたのは金髪の男の子。とても洗脳的な歌を歌っていた。
「あ、ミクちゃん……」
少し照れくさそうに笑うレンと呼ばれた子。
経験豊富な私は、その笑顔を見て“ああ、好きなのね”と思った。

「ミク、案内はこの辺でいいわ。私、この子の歌を聞いてみたいの」
と、レンに熱っぽい視線を送る。すると、恥ずかしそうに目を逸らしてしまった。
初心な反応に心では黒い笑みを浮かべながら、ミクに笑顔で手を振る。

「さ、歌ってちょうだい」
と、瞳を閉じて彼が歌い出すのを待つ。

歌は、凄く洗脳的で、心ごと持って行かれるような、そんな曲だった。嫌いではない、そう思えた。

「フフッ、上手なのね───」
その声に、レンは身体をビクッと震わせて下を向いた。

「嫌いじゃないわ───」

下を向いた顔の下に潜り込んで、挑発的な上目づかいをする。
更に顔を真っ赤にした彼の反応を見て、心から私は愉しんでいた。


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