二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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フェアリーテイル—異世界トリップ少女—
日時: 2010/12/27 11:27
名前: クラリス ◆lpf/TAjzto (ID: quLGBrBH)

オリキャラ↓


中原 リセ(17歳)


聖の指輪(ひじりのゆびわ)に選ばれし、伝説を語り継ぐ少女。
元々フィオーレ王国の隠れ里、リンゼンに住んでいたが異世界に飛ばされてしまった。
ジェラールに拾われる。

使う魔法は未知数であり、ロストマジックも多数使える。
人格が目覚めし時、世界が滅びるであろう魔力が目覚める。


リセの時の人格は、おとなしめの美少女。
蒼い瞳に金色の髪になる。


リレの時の人格は、狡猾な美少女。
蒼い瞳が赤い瞳になる。



それでゎ、異世界トリップ物語。
どうぞお楽しみください。

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Re: フェアリーテイル—異世界トリップ少女— ( No.1 )
日時: 2010/12/27 11:33
名前: GAZIRU  ◆M5vQG7kANk (ID: DvB6/ADf)
参照: thhp://megwin.com

ジェラールってどっちのジェラールですか?

エドラスですか?

Re: フェアリーテイル—異世界トリップ少女— ( No.2 )
日時: 2010/12/27 11:54
名前: クラリス ◆lpf/TAjzto (ID: quLGBrBH)

…今日も…家に帰らなきゃならない…。
あの人がいる……家に…。

『…望む世界って、ないの…かな…。』

キラッ。
視界の端に、指輪がうつる。
…銀色で、中に…黄色の石が埋め込まれてて…。

きれい…。


それを指に、はめてみた途端。
世界が…ぐるりと回った…。




どさっ


『…いたっ…。』


鈍い音が鳴り響いた…。
目をうっすら開けると、そこは…。


大草原だったの…。


『な、に…ここ…。』


「……誰だ!?」

『きゃっ!?』


「…お前、名前は何と言う?」

『え、あ…。リセ…。

…中原リセと言います…』


「珍しい名前だな。俺はジェラール…否、ジークレインだ。」

『…ところで、ここ…どこですか?
日本、じゃ…ないですよね…?』


私は恐る恐る…聞いてみた…。


「ニホン?どこだ、それは。
ここはフィオーレ王国のマグノリアだ。
そしてこの草原はレイライという」


フィオーレ王国……マグノリア…。
どこか…懐かしい響き…。


『…そんな…。』


「お前、魔法を知ってるか?」

『まほ、う?』

「………まぁ、俺の家に来ると言い。



じっくり話そう」



はい、もいいえ、も言わぬまま瞬間移動で……連れてこられた…。
ここは…評議会なのだと…教えてくれた…。


「ここで待っていろ」



広い……部屋…。
私の部屋とは…違うなぁ…。


「寒いだろ?」


手渡されたのは……あったかい、ココア…。
一口飲んでみる。…おいしい!!


『人が…いれてくれたココアって……
おいしいんですね…。』


そう言うと、ジェラールさんは驚いた顔をした。


「ないのか?」

『…………はい……』

「そうか…。」


ジェラールさんは…珈琲を飲みながら私を…見た。
視線を、指に移した時……



「聖の指輪!?そ、そんな…伝説の…。」



伝説が……幕を開けたの…。

Re: フェアリーテイル—異世界トリップ少女— ( No.3 )
日時: 2010/12/27 17:02
名前: クラリス ◆lpf/TAjzto (ID: quLGBrBH)

GAZIRU様>

エドラスでゎなく、アースランドですです。



『伝説……?』

「あ、いや。何でもない…忘れてくれ…。」

『……はい』


聞いてはいけない気がして、私は視線を下に落とした。
鋭く光る指輪。中央の黄色の石……いや、金色に近い。
あれ?石の両端に、何か掘られてる……。


『わ、が…せいめ……ここ、ふうい…す…』

「!?」


読めない言葉なのに、口が動いた…。
何なんだろう…。


「お前ならこれを読めるかもしれない。
見てくれ」


分厚い本。ぱらりと1ページ目を見てみた。
……不思議。文字が流れて、言葉になる……

「これはある魔導士が生前書き記した本だ。
だがな、古文書よりも難しく…誰も読めないんだ…」


それで、まだ真新しいのね……。
読めない本はもういいや、みたいな…。


『…私はこの本を書きしるす前、ある化物ともいえる少女と闘った。
彼女の魔力は膨大であり、なお世界を滅ぼすような人格であった。
…彼女の暴走はとまらず、やむをえず…』



「読めるのか!!」



口が止まらない……。それどころか、何故か怒りがこみ上げてくる。
底知れない怒り、悲しみ、絶望。
……そんな感情知り尽くしているのに、それ以上の深い闇に陥りそうだった…。


『彼女を異世界に送る。私の全身全霊、全ての魔力を使い。
……だが向こうにうつるだけ、彼女を……に変化させ……』



文字が途切れ途切れ、破られていた…。
私……何で読めるの…?
意味分からないし、こんなの…知らない!!


『ただし……の、所有人物現れるとき世界滅びゆく。

その者の名は………』



パタン。
ダメだ、破れてる……。
私は、冷めたココアに…手を伸ばした…。
一口で飲み、机に置く。


ガチャッ。
扉が開く音がして、思わずそっちに振り向く。
白い着物に長い黒髪。


『ヤマトナデシコ………?』

「うふふ、初めまして…。私はジーク様と同じ評議員、ウルティアと申しますわ。
まぁ、ジーク様ってば…襲わないようにご注意くださいませね」


「俺はロリコンじゃないぞ」

「貴方のお名前は?」


白い着物……否、ウルティアさんは…聞いて来てくれた…。
私に、話しかけてくれた…。


『リセと…言います…。』

「……!!そ、そう。いい名前ね」

『ありがとうございます』


ウルティアさんの……顔が一瞬ひきつったのは…。


気のせい、なの…かなぁ…。


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