二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 学園アリス〜絆〜
- 日時: 2010/12/28 12:32
- 名前: リル ◆Z2xPTAHUDY (ID: quLGBrBH)
フェアリーテイルでも、小説を書いている者ですっ。
こ、今回は…学園アリス…です。
そ、それでゎ、prologueをどうぞ><
*prologue*
変わった君 だけど姿はそのままで
ねぇ、どうして?
何もかも、変わってしまえばいいのに。
『…もうとまらない。
運命の歯車は、壊れ出した』
変わった君は、一度俺たちの前から姿を消して
そして現れた。
楽しそうに言う君に
僕らは寒気を覚えてしまう。
『ぐるぐる…ぐるぐると、
憎しみの歯車が回るだけ。
全ては、Zの栄光の為に……』
記憶 愛
仲間との、絆。
それはなくてはならないモノ。
失って初めて重大さに気付くモノ。
なのに———。
『絆……絆なんて、なんて美しくない言葉。
この世界は裏切りで満ち満ちているの。
だぁれも信じちゃあいけないのよ』
君は……本当に、
佐倉蜜柑なの?
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- Re: 学園アリス〜絆〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/12/28 12:49
- 名前: リル ◆Z2xPTAHUDY (ID: quLGBrBH)
*第一幕*壊れ出す、音。
佐倉蜜柑がアリス学園から姿を消してもう1年。
学園の必死の捜索もあえなく失敗している。
そんな昼下がり。
教室が突然、真っ暗闇に包まれた。
「なっ……皆落ちついて!!」
鳴海が必死に呼びかける。
こんな暗闇で落ちつけとは大半が無理だろう。
『…かわいそうな、小鳥さん』
「この声……!?」
『だァれが殺した、小鳥さん…』
コツ……カツッ…。
足音が徐々に近づいてきて、それはぴたりと止まった。
『そォれは私……
私なの……。』
「蜜柑……!!」
黒い闇に、栗色の少女。
微かに見える、憎悪の瞳。
……否、右目には薔薇が埋め込まれている。
よく見ると鮮やかなピンクだ。
『学園の皆さま、落ちついて…?
この闇は制限付きのアリスによるもの、暴れちゃお話ができません』
「蜜柑ちゃん、その服……
Z!!」
『えぇ。私はZの三大幹部の一人、真城優亜(ましろ ゆあ)と言う者です。』
「……真城、優亜?」
『全てはまわりだし、全ては壊れ出しています。
もはや止めるすべはありません、朽ちてはてるのは学園側。
……光り輝くのは、Zなのです』
再び出会ったのに
何故胸が痛い?
『今日はそれだけです。次にお会いするのは……
うふふ…。』
次に会うのは戦うとき?
君とは戦えないのに。
君は僕らと闘えるのか?
『次にお会いする時は、もう少しお強くなっていると光栄ですわ』
もう、トマラナイ———。
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