二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

夢色パティシエール 〜新たな仲間〜
日時: 2011/01/19 17:15
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

ここは製菓学校の聖マリー学園。ここには中等部で有名な4人が居ます
「ちょっと待ってよー。行き成り特訓ってひどい!」
と怒っているのがいちご。
「仕方ねーだろ。お前が落第点取らなきゃこんなこと・・・」
とぼやいているのが樫野。
「2人とも相変わらずだね。天野さん、頑張ろうよ」
と励ましているのが安堂君。
「僕ならもう少し優しくするけどな」
とナルシストぶりを発揮しているのが花房君。
この4人は今から調理室で特訓をしに行くのです。そこに1人の女の子がやって来ました。転校生のようです。
「ねぇ。どうしたの?」
いちごは声を掛けました。女の子は言いました。
「今日からここに通う事になったんですけど教室が分からなくて」
すると親切ないちごは3人を連れて案内してあげる事に。
「そういえば名前を聞いてなかったね。何て言うの?」
いちごは女の子に聞きました。すると女の子は言いました。
「流星寺ゆりかです」
ゆりかは礼儀正しくお辞儀をしました。
「私は天野いちご。よろしくね」

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 夢色パティシエール 〜新たな仲間〜 ( No.31 )
日時: 2011/02/07 16:47
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

学園に帰ると3人は2人と待ち合わせをしている場所に行きました。そこには心配そうな顔をしたいちごと真が待っていました。
「ゆりかちゃん。大丈夫?」
慌てて駆け寄って来たいちごが聞きました。ゆりかは頷いて言いました。
「ごめんね。心配かけちゃって。大丈夫だから」
するとそこにモンブランがやって来ました。真っ青な顔をしています。
「大丈夫?」
ゆりかは安心させるように頷きました。するとモンブランはほっとしたように言いました。
「それなら平気ね。私ちょっと調べたい事があるの。だからスイーツ王国に帰るわ。すぐに戻って来るから」
そう言うとモンブランは調理室の方へ飛んで行きました。ゆりかは校舎を見つめると4人に言いました。
「じゃあ私も戻るね」
そしてゆりかは寮へ行きました。一方残された4人は・・・。
「嘘だろ・・・」
「それじゃあゆりかは・・・」
いちごと真は病院に行っている間にあった事を話していました。3人が帰って来る数分前にトーヤが姿を現していたのです。そしてゆりかが居ないことを良い事に隠された秘密を少しだけ話して言ったのです。でも2人は信じていませんでした。けれどもしも言っている事が本当なのだとしたら再び追求しなければなりません。それから調理実習中に起こった事が何か大きな力によるものであったら・・・。4人は少しずつではあるものの疑心が生まれていました。

Re: 夢色パティシエール 〜新たな仲間〜 ( No.32 )
日時: 2011/02/07 17:00
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

次の日。ゆりかは校庭を走っていました。体力をつけるためです。小さい頃から幼馴染と遊んでいたので体力には自信がある方なのですが最近はトレーニングをしていなかったので始めたのです。その姿を図書室から見ている人が居ました。なんと幼馴染の3人です。実はゆりかに秘密で3人は滅亡したはずの名家を調べていました。昨日の事を本当だと仮に考えれば当てはまる資料だってあるはずです。
「ふー。これくらいでいいかな?お次は調理室でスイーツ作りの特訓だ!モンブラン、頑張って行くよ」
「おー!」
ゆりかはモンブランと共に調理室へ向かいました。一方で幼馴染の3人はトーヤの言っていた事を証明するような資料を見つけました。3人はそこに書いてあることを読んで驚きました。そこで3人はバラ園に行き電話でいちごを呼び出して話をすることにしたのです。
「なぁ天野。ドリームリボン家と流星寺家はどれくらいの付き合いなのか知ってるか?」
真に聞かれていちごは言いました。
「いろいろ知ってるよ。でも流星寺家には禁断のルールがあってそれを破ると縁を切られてしまうの。だけど3人が知りたいんならその危険を冒してでも教えてあげるよ。のちのち3人には話さなきゃいけないなとは思っていたんだけど。その代わり1つだけ約束して。この話を聞いてもゆりかちゃんを責めたりしないでね」
そう言うといちごはドリームリボン家と流星寺家の隠された真実を話し始めました。

Re: 夢色パティシエール 〜新たな仲間〜 ( No.33 )
日時: 2011/02/07 17:37
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ドリームリボン家と流星寺家は昔から仲の良い家だったの。けれどもある日ドリームリボン家が不思議な事にこだわりだしたの。それは危険なことで流星寺家は必死になって止めたわ。でも止められなくて危険な事が行われるようになってしまった。そんなときに赤ちゃんが生まれたの。それがゆりかちゃんよ。流星寺家はゆりかちゃんを守った。けれどドリームリボン家には対抗出来なくてゆりかちゃんを奪われてしまうのよ。そしてゆりかちゃんは記憶を失った。理由は定かではないけれど原因を作ったのはドリームリボン家だということになってしまった。それからは両家の間に溝が出来てしまった。だから3人のことを覚えているのは新しい記憶として植え付けられているからよ。ゆりかちゃんにしてみれば辛い事でしょうね。お父様もお母様も分からないんだから。でも唯一ゆりかちゃんが心を開いていた人が居たの。それがトーヤって言われているの。トーヤはゆりかちゃんと同じ時に生まれてそのまま流星寺家に引き取られたわ。でも記憶を失ったゆりかちゃんが帰って来た途端にトーヤを追い出してドリームリボン家とは縁を切った。それからは平和な土地で暮らしていたの。私も何度かお邪魔したことがあったわ。あの時はただ時に身を任せているような生活だったの。ゆりかちゃんはお嬢様として育てられていた・・・。あんな事が起こるまではね。ある日ゆりかちゃんはお母様と買い物に出掛けていたの。その時にデパートで行われていたスイーツフェスタにやって来た。ゆりかちゃんはお母様にマカロンを買ってほしいと頼んだそうなの。しかもマロン味のね。でもその日は遅かったからゆりかちゃんは家に執事さんと帰って来たのよ。それからしばらくしてからよね。一本の電話がかかって来たの。しかもドリームリボン総合病院から・・・。ゆりかちゃんはお父様と慌てて病院に向かったわ。けれどお母様を失ってしまったの。それもドリームリボン家の仕業だと言われているわ。もしゆりかちゃんがドリームリボン家を恨んでいるのだとしたら復讐をするつもりかもね・・・」
いちごが話し終わるとしばらく沈黙になりました。幼馴染の3人はまだ知らなかったゆりかの心の闇を知ったのでした。
「それじゃあ・・・」
千乃介は言いました。これでゆりかが何を隠しているのかはっきりしたのです。

Re: 夢色パティシエール 〜新たな仲間〜 ( No.34 )
日時: 2011/02/10 17:27
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ゆりかちゃんの事が心配なのは分かるわ。でも1人で思い詰めているのだとしたら協力してあげたい。3人なら今のゆりかちゃんを救えるわ。ドリームリボン家に戻るように言われているということは再び昔の記憶を思い出させようとしているのかもしれない。それでこそこの前の調理実習の時みたいに力を爆発されても困るわ。こういうときこそ仲間の私たちが助けてあげる番だと思うの。今までだってゆりかちゃんが居なかったらこんなに仲良くなれなかったじゃない。流星寺家になら頼れる人が居るわ。場合によっては両家を対立させることになってしまうかもしれない・・・。それに私が流星寺家とたてた約束を破ってしまうかもしれない。それでもドリームリボン家から守るにはその方法しか無いのよ。3人は幼馴染だから話とかいっぱい聞けるでしょう?トーヤは何か恐ろしいものを持っているわ。仮にドリームリボン家に行かせたところで幸せなんか一切ないような生活になってしまうわ。それでこそ最近は元気が無いし話しかけても答えてくれなくなってしまったの。私には秘密の使命があるから深くは関われない。昔の記憶を思い出させてしまったら流星寺家の力をほとんどゆりかちゃんは受け継いでいるから大変なことになってしまうのよ。3人にはそのうち私の秘密も話しておくわ。そうしないとドリームリボン家に有利な状況になってしまうの。私はそれは避けたいと思っているの。ゆりかちゃんは知らないわ。私には友人であるとともに守っている守護者だなんて。ゆりかちゃんは事故の後から笑顔が少なくなっているの。皆と仲良くなった時はだいたい新しい記憶が出来ていたから表情も硬くなかったのよ。モンブランが部屋によく来るの。また怪しいことを始めているって。それに暗い部屋に一日中閉じこもってはドリームリボン家から届けられる手紙を読んでいるらしいのよ。トーヤには嘘の情報を言ってあるからしばらくはここに来ないと思うわ。それでもドリームリボン家は位置探知の魔法にかけては信じられないくらいにたけているの。そうなるとゆりかちゃんはまだここに残っているってことがばれるのもきっと時間の問題だと思う・・・。だからゆりかちゃんには秘密で作戦を実行しましょう。もう二度と泣かせたくないの。3人にはいろいろな形で協力してもらうことになるわ。安堂君はゆりかちゃんが信用しているから何とかして心の闇を無くしてあげて。私はゆりかちゃんから聞いているの。安堂君はお兄さんみたいで頼りがいがあるって。花房君は得意のデコレーションでケーキを作って気分を明るくさせてね。樫野は私と一緒に行動してほしいの。まずはゆりかちゃんの秘密を知っている私の知り合いを訪ねてみるわ。それでヒントが掴めればドリームリボン家を潰そうと考えられるの。きっと駄目な気もするから駄目だったらアンリ先生に聞いてみるの。ゆりかちゃんがお嬢様として育てられていたときにパティシエとして来ていたから何か知っているかもしれないの。それじゃあゆりかちゃんには知られちゃ駄目よ」
こうして4人はゆりかを守るためにそれぞれ動き始めました。一方のゆりかはというと・・・。
「モンブラン。一緒にパーティーをしましょう」
「賛成!」
と2人でミルクレープパーティーをやっていました。しかしそれを影から見つめる怪しい影がありました。
「いつまで喜んでいられるかな?ゆりか姫」

Re: 夢色パティシエール 〜新たな仲間〜 ( No.35 )
日時: 2011/07/17 14:43
名前: ガキ (ID: JryR3G2V)



ちょwwおまww
これダメだろwwwこれ書いてるやつ絶対友達いねぇwww
かわいそすぎwww人気なさすぎwww


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。