二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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青空[悪ノ召使その後]
日時: 2011/01/25 16:26
名前: 黒猫 (ID: Ih1KNt1L)

はいはい。
うん。初めましての方は初めまして。
元カッチャンです。

黒猫という名前で
また小説書き始めます。
よろしくです。


詳細はまた後程伝えていきます。
であノシ

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Re: 青空[悪ノ召使その後] ( No.1 )
日時: 2011/01/25 16:29
名前: 黒猫 (ID: Ih1KNt1L)

   
     プロローグ


「リン・・・。」


懐かしい声…

私の愛しい兄弟…




今はもういない…








 「レン…。」


あの時、


最後に言った


言葉が…頭から離れない…。





帰ってこない。兄弟。



   
                  end

Re: 青空[悪ノ召使その後] ( No.2 )
日時: 2011/01/27 17:58
名前: 黒猫 (ID: x6z9HA8r)


第一話
      【  さようなら。  】


 「あら、おやつの時間だわ。」


 処刑台での彼の最後の言葉。

 私の口癖だった言葉。

 

 ああ・・・
 今日も空が青い。


 あの時も、そうだった。

 青く澄み渡った綺麗な空。

 あの時彼は、微笑んでいた。


 私は泣いていた。

 彼と別れたくなくて。
 最期を告げたくなくて。
 さようならなんて、悲しい言葉…



  言いたくなくて・・・・・。
  思いたくなくて・・・・。



 「さようなら、私の愛しい兄弟。」

そういった瞬間。
涙があふれて・・・


一人港で・・・




             泣いていた。

                    end
 

Re: 青空[悪ノ召使その後] ( No.3 )
日時: 2011/03/25 18:44
名前: 黒猫 (ID: o6.7IlxV)



第2話 
   【 たたずむ少女 白き女 】


また今日も、ここに来てしまう。。。

 「レン・・・・。」

戻るはずもない、私の大切な愛おしい弟…レン。
悪逆非道の王国の頂点に君臨していた私の召使だった。。。


私の代わりに処刑された・・・弟。




 『また、来てたの?』

 「え。」

ふと振り返ると、気弱そうな顔をした白き髪の女性。。。
とても、優しい声。

 「えぇ・・・弟を思い出していたの。」

待って…



私は確か死んでいることになっている…。


ここにいる人間なら、声も体も知っているはず…


どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう・・・・



       バタッ・・・


 「えっ、ちょっと。。。。ど、どうしよう。とっ、取りあえず、うちに。。。。」








殺されてしまう。。。。レン。。。。レン。。。。。





助けてよ。。。。。死にたくないよぉ。。。。





 「どうしよう。。。いきなり倒れちゃうんだもん。。。。」




                      end
     


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