二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 魔法少女リリカルなのはSEED
- 日時: 2011/02/14 21:26
- 名前: 泉 海斗 (ID: TPJwhnvu)
こんばんは、泉海斗です。
今作品はひぐらしと平行して書いていくことになった作品です。
魔法少女リリカルなのはとガンダムSEEDとデスティニーのコラボです。
まだまだ勉強中ですが、楽しんでもらえる作品にできればいいと思っています。
原作沿いにオリジナルを混ぜていく形になります。
色々キャラ設定の変更やご都合主義もあるかもしれませんがご了承ください。
第1章の主人公はいわずと知れたキラ・ヤマトです。ヒロインは誰がいいでしょうか??それともハーレムか??
ご要望がありましたら、書き込んでください。登場人物たちの技名も常時待っています。
頑張って週一ペースで書いていきたいです。
それでは、今年泉海斗が書きます新しい作品魔法少女リリカルなのはSEEDをよろしくお願いします。
- Re: 魔法少女リリカルなのはSEED ( No.7 )
- 日時: 2011/04/14 05:35
- 名前: 泉 海斗 (ID: 1/l8DPvU)
前書き
朝から余震があるなどまだまだ気の抜けないこの状況・・・。
第4話 別れと始まり
それから数日後。
研究所内にはアラートが鳴り響いていた。
「ブルーコスモスです!!今すぐ培養器から救出し、退避しろ!!」
研究員たちが慌ててデータとともにコーディネーターたちをつれて逃げ惑う。
研究所内に入ってくるは魔導師たち。
ブルーコスモスと名乗る魔導師たちであった。
『退避してください退避してください退避してください』
機械音が鳴り響く。
研究者たちは悲鳴を上げて逃げ惑う。
「我々ナチュラルの生活の平和を脅かす虫どもめ」
「ここですべてを終わらせてやる」
「貴様さえいなければ、我々の平穏は脅かされずに済んだのだ」
魔導師たちはあたりに向かって魔力弾を放ったり、剣型のデバイスであちらこちらを切り刻んだり、杖から砲撃を放ったりして研究所内はパニックに陥っていた。
「我々は・・・」
「神に背きし貴様らに・・・」
「神に変わって粛清を行う・・・」
次々に破壊行動に走るブルーコスモス。
彼らの言う神の粛清・・・これは一方的な蹂躙劇である。
ただ彼らはナチュラル、コーディネーター関係なく友好な関係を築きたかっただけなのに・・・。
一方的に攻撃してくるのはナチュラルなのである。
正面から戦えば一方的にやられることは目に見えているために、彼らは裏工作をして奇襲をかけたり、わなに陥れたりとコーディネーターたちの思考を惑わせながらの粛清活動を続けた。
場所は変わって脱出ポットのある部屋。
ここに来ていた一般人や、この世界に住んでいる人々が避難していた。
ブルーコスモスはこの世界に住んでいる者たちも無差別に攻撃しているのだった。
それは彼らに恨みを募らせるだけだということをまったく理解していない。
ここにはヤマト夫妻とウィアの姿があった。
そしてウィアの腕の中にはタオルに包まれた生まれたばかりの赤ん坊の姿があった。
ウィアの息子であり、双子の弟のキラである。
ウィアはまだカガリを里親に渡さなければならないということもあり、一緒にいけないという。
「ごめんなさい・・・、私も一緒に行きたいのだけれど・・・」
「仕方ないさ・・・、それもカガリちゃんのためなんだから」
「そうよ、でも決して死なないで・・・」
「うん、分かってる」
そう言ってウィアとヤマト夫妻は 別れた。
彼らの腕の中ですやすや眠る赤ん坊・・・キラ・ヤマト。
彼がこの世にもたらすのは希望か・・・それとも絶望か・・・。
それを知るのは神のみぞである・・・。
あとがき
もう少しで原作入りかな??
- Re: 魔法少女リリカルなのはSEED ( No.8 )
- 日時: 2011/04/15 07:24
- 名前: 泉 海斗 (ID: 1/l8DPvU)
第5話 親友
「はい、これ・・・」
「アスラン・・・」
目の前にいる少年から手渡されたのは鳥型のロボットであるトリィ。
目の前の少年・・・アスラン・ザラはキラ・ヤマトの幼年学校からの幼馴染である。
お互いがコーディネーターとして魔法について学んでいた。
St(ザンクト)ヒルデ魔法学院の初等部・中等部をお互いが主席で卒業し、それぞれの道を歩もうとしていた。
「戦争は間違っている・・・。コーディネーターとかナチュラルとか・・・」
「アスラン・・・」
アスランの悲しそうな表情を見てキラはいたたまれない気持ちになる。
彼の母親は自分たちがまだ赤ん坊のときにとある事件で亡き人となってしまったのだから。
彼がナチュラルを怨んでいないはずはない。
それでも彼は双方の和解ができると思っている。
自分もそうだとキラは思っている。
お互いがそれぞれの道を歩む、いつかまた会えることを確信して。
「キラは今後の進路どうするんだっけ??」
「僕は一度父さんたちの故郷の管理外世界・・・地球って所の高校って言う中等部の次の学校に行こうと思っているよ」
「キラなら普通に主席じゃないか??」
「あんまりおだてないでよ、アスラン」
「そうは言ってもお前は俺よりもいい成績残してるんだから」
「まあ、表向きはね・・・」
お互いに学院では無類の強さを発揮していた。
学院では差別はないために良かったのだが・・・。
お互いに管理局に入ることはしないらしい。
いつ命を落とすか分かったものではないからだ。
キラに関しては魔導師でありながら、普通の人間として生きていくようだ。
「それで入学試験とかはどうだったんだ??」
「うん??そんなに難しくなかったよ」
まあ、当然だろうとアスランは思う。
試験時はものの10分で終わらせ後は別のことに物思いにふけっていたキラ。
自身がオールパーフェクトで合格したことをまだ知らない。
『トリィー、トリィー』
パタパタと飛んでキラの頭の上に乗る。
機械であっても頭の感触が気に入ったようだ。
思わず二人に笑みがこぼれる。
この世界に・・・時空間に戦争という名の争いなどなくしてやろう・・・そう思う二人であった。
- Re: 魔法少女リリカルなのはSEED ( No.9 )
- 日時: 2011/04/16 06:17
- 名前: 泉 海斗 (ID: 1/l8DPvU)
第6話 魔法少女との出会い
少年は暗い夜道を歩いていた。
どこかの高校の制服を着ていて、かばんを片手に歩いていた。
「やっと終わった・・・」
少年は疲れたようにため息をつく。
彼の名前はキラ・ヤマト、 聖洋大学付属高校の1年生だ。
彼がこの時間帯まで学校にいたのには理由があった。
彼はプログラミングが大の得意であるためにさまざまなOSの書き換えや、まとめなどを大学側の教授から回されることが多々あった。
今日がそのうちのひとつの締切日であったために死に物狂いでやっていたのだ。
それでも残っているものがまだあるためにうんざりしている。
ニコニコ顔で受け取っていた教授を最初はふっ飛ばしてやろうかとも思ったがやめておいた。
キラがここにきてまだ半年が経ったくらいである。
しかし思うことはただひとつ。
「平和だな・・・」
時空世界で起きている二つの人種による争い。
ナチュラルとかコーディネーターとか関係なく暮らしているここはまるであの世界のように思えた。
魔法文化がないことも平和なひとつの要因かもしれない。
学校の校門を出る。
ポツリポツリと外灯が明かりを照らしている。
そんな明かりは自分がいた世界と似ていると思った。
暗い闇の中をわずかな力で明るく光で照らす。
闇がすべて悪いわけではない。
光がすべてよいわけではない。
闇が強ければ光は輝き、光が強ければ闇は深くなる。
『マイスター??お疲れのようですね』
デバイスのストライクがつかれきった様子のキラを慰める。
彼は一人ではない。
学校には友達もいるし、家の周りには近所の人もいる。
人当たりがよいことから近所では有名だ。
そして家の中でもキラにはストライクがいる。
扱わなくとも色々と昔話を聞かせてくれる。
ふと付属病院の近くによるとものすごい魔力を感じ取った。
ストライクが警戒するように言う。
そこには真っ黒い怪物がいて、その向こうにはなにやら動物とともにいる女の子が一人いた。
そしてなにやら詠唱すると女の子は光に包まれ、そこにはバリアジャケットを展開した先ほどの女の子がいたのだ。
あとがき
感想もらえると嬉しいです。
- Re: 魔法少女リリカルなのはSEED ( No.10 )
- 日時: 2011/04/17 19:11
- 名前: 泉 海斗 (ID: 1/l8DPvU)
第7話 魔法少女誕生
高町なのはは就寝しているところに朝方聞いた声を聞いて家をこっそりと抜け出していた。
本当は家族に心配をかけるためにやりたくはないのだが、それでもこの聞こえる声が気になって仕方がなかった。
誰かが自分を呼んでいる。
そう思って走っていた。
行き先は分からない、それでも声のするほうへと必死に耳をそばだてて走っていた。
ぽつぽつと外灯の明かりが闇を照らす。
まるで先の見えない延々の道を走っているようだ。
その先にきっと助けを待っている人がいる。
そう思うと自然と走っているのが苦にならなかった。
しばらくするとついたところは。
「病院??」
夕方塾へといく途中にフェレットを発見し、運んだ病院だった。
そっと中へと進入する。
すると突然爆発音が聞こえた。
「なに??」
なのはは驚きを隠せないまま奥へと進む。
するとそこには黒い化け物と退治する夕方に助けたフェレットがいた。
フェレットは攻撃してきた化け物をかわし、化け物は木にぶつかって動かない。
「僕の声が聞こえて、きてくれたんですね」
「フェレットがしゃべった!!」
フェレットはなのはが来てくれた事に喜んでいて、なのはは動物がしゃべったことに驚いていた。
そんなことをしているときにか怪物は再び立ち上がり、なのはとフェレットに向かってきた。
「逃げて!!」
なのははフェレットを抱えながら走り出す。
怪物もなのはとそのフェレットを追いかけてくる。
道を走っているとフェレットが話しかけてきた。
「君には素質がある」
「素質??一体何の??」
「魔法の素質だよ」
「魔法!?」
フェレットがしゃべっただけでも驚きなのに、更に魔法といわれるとなのはは頭が混乱した。
「僕は君とは違う世界から来たんだ。でも僕の力ではあれをどうすることもできないんだ。御礼は後で何でもするから君の力を貸してほしい」
「お礼って・・・そんなこといってる暇はないんじゃない!?」
ものすごい速さで追ってくるためになのはも必死で逃げる。
- Re: 魔法少女リリカルなのはSEED ( No.11 )
- 日時: 2011/04/19 09:48
- 名前: 泉 海斗 (ID: 1/l8DPvU)
第9話 最初の封印
大きな爆発音が響いていた。
美しい青色の砲撃が怪物を貫いた。
3人の目の前には蒼く美しい宝石があった。
「あれです!!あれがジュエルシードです!!」
「えっと・・・どうすればいいの!?」
「あなただけの魔法があります。それを思い浮かべて!!」
「そんなことをいきなり言われても!?」
そういいながらもなのははゆっくりと眼を閉じる。
真っ暗悩みの先に浮かび上がる彼女だけの魔法の言葉。
(あったの・・・)
そうして眼を開ける。
目の前のキラはただなのはが封印をするのを待っている。
(あの人はあの宝石をほしんじゃないのかな??)
もしそうだとしたら自分はどうしようもないと思った。
魔法を使えるようになったのは分かった。
しかし突然現れたキラの魔法を見て、雲泥の差を感じていた。
「早く!!また暴走します!!」
フェレットがせかすように言う。
「そう、急がなくてもいいよ。また倒すから」
キラはせかすようなことを言わない。
なのははうなずいて、レイジングハートを構える。
「レイジングハート!!」
『イエス、マスター。シーリングモード』
杖が変わる。
「リリカルマジカル!!ジュエルシード、封印!!」
なのはの言葉に呼応するかのように輝きが失われ、レイジングハートの紅いコアの中へと入っていく。
そして周囲には無音が漂う。
お互いにバリアジャケットをはずす。
そこにはフェレットを肩に乗せ、パジャマ姿の高町なのはと、聖洋大学付属高校の男子の制服を着たキラ・ヤマトがいた。
(あ!!この人お姉ちゃんと同じクラスの人だ)
ときどき学校帰りに寄っていく少年だった。
そんなことを考えていると突然向こうからパトカーのうるさいサイレンの音が響いてきた。
どうやら先ほどの爆発音に駆けつけたらしい。
まずいと思ったなのはとキラはフェレットとともに逃げた。
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