二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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星の彼方
日時: 2011/03/08 19:08
名前: 龍夜 (ID: RjGXEztJ)

シリアスです

主人公

柳蓮香
yanagi renka

立海大附属中学校3年B組

容姿→茶髪のロングヘアーで大和撫子

性格→沈着冷静

柳蓮二の双子の姉で結構似ている

原因不明の病を患っている

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Re: 星の彼方 ( No.1 )
日時: 2011/03/08 19:12
名前: 龍夜 (ID: RjGXEztJ)

ある日の朝

柳「起きろ・・・寝坊するぞ?」
「んぅ・・分かった」

少年の声でベットから出てくる少女

「今日は朝練ないの?」
柳「あぁ・・今日はない」
「そうか・・・」
柳「一緒に行くか?」
「あぁ・・・」

今思えば蓮二と登校するのは小学校以来だな

フッと蓮二を見ると黙々と朝飯を食べている

柳「俺の顔に何か付いているのか?」
「いやっ・・・」
柳「そうか・・・」

Re: 星の彼方 ( No.2 )
日時: 2011/03/12 21:19
名前: 龍夜 (ID: RjGXEztJ)

柳「行くぞ?」
「あぁ・・・」

2人は仲良く家を出る

柳「今日は女子もないのか?」
「えぇ・・・」
柳「そうか・・・」
「幸村さんが決めたの?」
柳「あぁ・・・俺達は監督より精市を信頼しているからな」
「あの監督は放任主義だからな」
柳「そう言えばそうだったな・・・」
「細かい事は気にしない方が良い・・・」
柳「そうだな」
??「フフ・・・今日は2人で登校かい?」
「幸村さん」
幸村「精市で良いって言ったよね?」
「あっ・・・」
柳「蓮香がすっかり忘れて居た確率・・・99%」
幸村「ほぼ100%だね(ニコニコ」
「ごめんなさい」
幸村「フフ・・今回は見逃してあげるよ」
柳「そう言えば弦一郎の姿が見えないな・・」
幸村「あぁ・・・真田なら委員会だから先に行ったよ?」
柳「そうか・・・」

Re: 星の彼方 ( No.3 )
日時: 2011/03/13 11:55
名前: 龍夜 (ID: RjGXEztJ)

「精市は何時も真田さんと来てるの?」
幸村「たいていはね」
柳「蓮香・・・」
「何?」
柳「部活が終わったら部室の前に来てくれないか?」
「良いよ」
幸村「フフ・・仲が良いんだね(ニコニコ」
柳「まぁな」
「じゃあ私はここで・・・」

蓮香は教室に入って行く

美香「おっはよー☆」
「おはよう」

朝からテンションが高いのは結城美香

私の親友だ

美香「あのさ〜」
「宿題なら自分でやりなよ?」
美香「なっなんで分かったの!?」
「大抵、美香が言い寄って来る時は昼飯を忘れたか宿題を忘れた時だからな」
美香「うっ・・・」
「図星の様ね」
美香「蓮香〜一生のお願いだから!!」
「その言葉、もう200回は聞いてるよ」

涙目で美香が蓮香を見つめる

美香「蓮香の意地悪〜!!」
「宿題をやらないのがいけないんでしょ?」
美香「うぅ(泣)」
「・・・今回だけだからね?」
美香「やったぁ!!」

美香の涙目には勝てないんだよね(笑)

Re: 星の彼方 ( No.4 )
日時: 2011/07/19 15:59
名前: 龍夜 (ID: RjGXEztJ)

そして放課後

美香「蓮香〜!一緒に帰ろう♪」
「すまない・・・今日は蓮二の部活の見学に行くんだ」
美香「そうなの?じゃあ、また明日ね☆」
「あぁ・・・また明日」

美香はスキップで帰って行った

「くっ・・・」

突然の胸の痛みに胸元を掴む

「あっ・・・かはっ・・・」

苦しそうにその場に蹲り吐血をしてしまった

苦しい・・・

何故、こんな目に合わなければならないんだ?

神様は意地悪だ


蓮香の悲しみに答えるかの様に雨が降って来た

蓮香は大雨の中、胸元を掴んだまま意識を手放した

Re: 星の彼方 ( No.5 )
日時: 2011/07/19 16:19
名前: 龍夜 (ID: RjGXEztJ)

柳生「困りましたね・・・」

紫色の髪の青年が降りしきる土砂降りの雨を眺めながら呟く

青年は思ったより長引いてしまった委員会の集まりが終わると昇降口へと急いだ

しかし

ザァァァァァァァァァ

突然、雨が降って来たのだ

柳生「ハァ・・・今日はミーティングですかね・・・」

昇降口からそっと顔を出す

柳生「今のうちに部室に向かいますかね・・・」

雨が弱まった時を狙い紫色の髪の青年は外へ飛び出した

柳生は雨の中部室へと走った

数分後

柳生は部室の前に着いた

部室に入ろうとした瞬間

柳生は驚いた

部室の脇で誰かが倒れていた

柳生「!?」

柳生は慌てて倒れている人へ駆け寄った

柳生「大丈夫ですか!?」
「・・・・・・」

返事がない

柳生はこれはヤバいと察してその少女を姫抱きにして部室に駆け込んだ

バターン

ドアを蹴って開けた

真田「静かに開けんか!!」

真田がすかさず怒鳴る

柳生「それ所じゃないんです!!」

負けじと大声を出す

幸村「何かあったのかい?」
仁王「誰じゃ?その女」

仁王は柳生が姫抱きにしている少女を指差す

柳生「部室の脇で倒れていたんです!」
仁王「この雨の中でかのぅ?」
柳生「はい」
幸村「・・・・」

幸村はじっと少女を見る

幸村「蓮香?」
柳生「幸村くんの知り合いですか?」
幸村「とにかく、蓮香を温めるよ!丸井!ロッカーからタオル出して!それと赤也!蓮二を呼んできてくれないか?」

丸井「おぅ!」
切原「ハイっす!」

幸村が的確に指示を出す


そして赤也は雨の中、部室を飛び出して行った

丸井「タオル持って来たぜぃ!」
幸村「ありがとう」

丸井が持ってきたタオルで蓮香を包む

仁王「濡れたままの服を着たままじゃったら冷えてしまうぜよ」
幸村「仁王・・・蓮香を着替えさせてくれないか?」
仁王「プリ」
幸村「変な事はするなよ?」
仁王「当たり前じゃ」

仁王は蓮香の服を脱がし始める

仁王「!」

蓮香の背中には無数の傷があったのだ

幸村「仁王?」
仁王「何でもなか・・・ジャージは俺の貸せばよか?」
幸村「頼む」

仁王はささっと蓮香を着替えさせる


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