二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- Dグレーマン
- 日時: 2011/03/09 22:03
- 名前: 風虚(ふうか) ◆NV4MCN.rn. (ID: KE0ZVzN7)
dグレの小説 第3弾です!!ではどーぞ
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- Re: Dグレーマン ( No.1 )
- 日時: 2011/03/13 18:36
- 名前: 風虚(ふうか) ◆NV4MCN.rn. (ID: hH8V8uWJ)
名前【ウル】本名不明。
年齢【年齢不詳。見た目からして16〜18歳ほど。】
性別【女】
血液型、国籍【不詳。】
家族構成【不明】
【容姿】
髪に関して【色は薄い水色。髪型はみつあみ。前髪が鬱陶しい感じ。長さはまあまあ長い程度。】
その他【瞳の色は透き通った緑色。無表情。肌が白く病弱に見える。】
性格【冷静沈着。物静か。無口。】
サンプルボイス【・・・。】無口なのでない。
イノセンス【寄生型、影の操り】
発動の方法?【指を動かしてたり、口でもごもご言ったりする。】
能力【影を使って、相手をその場から動かなくさせる。など…】
技【不明】
- Re: Dグレーマン ( No.2 )
- 日時: 2011/03/13 17:20
- 名前: 風虚(ふうか) ◆NV4MCN.rn. (ID: hH8V8uWJ)
プロローグ
そう、少女が現れたのは——こんな満月の夜だった—
誰も疑わず。誰もがいつも通りだったあの夜。突如少女は現れ告げた——。
- Re: Dグレーマン ( No.3 )
- 日時: 2011/03/13 18:10
- 名前: 風虚(ふうか) ◆NV4MCN.rn. (ID: hH8V8uWJ)
1話
「…。」
ガタン
汽車が揺れる。
「…。」
そして無言。
「(アレン…なんなんさこの子!?)」
「(えっラビ知らないんですか!!?)」
「(何がさ?)」
「(ええー…まあ説明します…。)」
「おっおう…。」
声に出してしまった。
「っ!!」
「…?どうしました…?」
冷たい声。
「いっいや別になんでもないさ〜」
「そうですか。」
会話が切れる。
「(で、なんさ?)」
「(えっとーこの子は【ウル】って名前の子なんですけど…Level3を1人で倒した最強な子なんですよー…)」
「ハア!!?それどういうことさ!!?Level3を一人で!!?」
…。また声に出してしまったラビ。
「…。私の噂ですか。構いませんどうぞ二人とも続けてください。」
自分の悪口を言われているかもしれないのに冷静なウル。
「(…。そっそうなんさ!!?)」
「(はい…。てか声に出さないでくださいよ…。)」
「(わっ悪いさぁ…。ていうかウルって冷静さねー…心がないっていうか…なんて言うか…)」
「(あっそうですよ、ウルは確か…親をAKUMAに殺されたんです。それで心を閉ざしたそうですよ)」
「(えっ…でも心を閉ざしたって…どうやって分かったさ?)」
「(あー…知りません。)」
きっぱり言います
「(そうかさぁ…笑)」
PRURURURURURURU————
「あっ着いたさね、行こうさー」
「はい。」
「はい行きましょう」
汽車から出たとたん。そこは暗く、夜のようだった——
「「え」」
アレンとラビがハモッた。が、ウルは何も言わず考え込んでいた。
そして—
「向こうに行きましょう。私の予想では向こうにバインダーいると思われます。」
ウルはさっさとその指を指した方向に行ってしまった。
「なぁアレン、ウルは…何のイノセンスの持ち主さ?」
「えっ知りませんよ。コムイさんが行ってみればわかるって言ってましたし…」
「そうかさー…。」
ウルは指差した方に到着した。
そして—
「…。エクソシストです。」
そう告げる。誰もいないところで。
「…。アレン何言ってるさ?誰もいないところでウルは」
「さあ?」
アレンは冷たいなあ…と思うラビであった。
〜ウル視点〜
「…。エクソシストです。応答がないのならば、影で首を絞めます。」
応答なしですか、こういうのが一番厄介ですね。
「本当によろしいのですね」
私は本当に馬鹿だ。自分をエクソシストと言って最初っからバラしてどうする。
「いいんですか。AKUMA?」
〜ラビ視点〜
「なーアレン」
「はい?なんですか?」
「ウルはそこにバインダーがいる、とか言ってたけど誰もいないさよ?」
「あーそう言われてみればそうですね…ちょっとダッシュして行きましょう」
「ああ」
ていうかウルって何者何さ?ホント謎さね…
っっ!!?
「アレン!!」
「ええ…」
「ウルそこで何をしているんですか?」
〜視点なし?〜
「いえ、何も、バインダーがいると思ったのでここで探していただけです。」
「(本当さ!!?)」
「(分かりませんよそんなこと!)」
「ウル、この血…」
「ああ、これは私がケガをして出た血ですので。」
- Re: Dグレーマン ( No.4 )
- 日時: 2011/03/13 18:33
- 名前: 風虚(ふうか) ◆NV4MCN.rn. (ID: hH8V8uWJ)
2話
〜ウル視点〜
嘘。嘘。なぜこんな嘘をつかなければいけないのでしょうか?
私は疑問を作ってしまった。
それは決して許されない事であった。
疑問を持つと答えが欲しくなる。
だから疑問を作ったりしてはいけないのだ。
と、誰かに教えてもらった。
そう—誰かに——
「…—ru…ウル—?」
「は…い。」
「大丈夫ですか?」
「はい…。大丈夫です。」
「顔色が悪いさー」
「だ…いじょうぶです。」
「本当かさ?」
「はい。大丈夫と言っているでしょう。早く行きましょう。」
心配された——なんで私なんかが心配されるんでしょう?
また疑問。
遠い記憶が——甦る。
「——っ!!」
頭を抱え込むウル。
「だいい丈夫ですか!!?」
「どこか痛いんさ!!?」
「——〜〜ッ!!!!?」
思い出す——しかし頭が割れそうになる。
「ぃぁぃっっ…!!!!」
言葉を発するが2人に届いているか分からない。
そして—
「大丈夫ですか!!?だいzyo…—」
意識をなくした——
- Re: Dグレーマン ( No.5 )
- 日時: 2011/03/18 17:16
- 名前: 風虚(ふうか) ◆NV4MCN.rn. (ID: WdWwmA38)
3話
「———んっ……。」
そこは病室らしき場所であった。
「(私は———)」
とウルは状況を整理し始める。
すると—
「あっウル!起きたさ?」
とラビの声。
うるさいな、と思うが心配してくれたのはうれしいと思った。
そう…うれしい—と。少女は決して創りだしてはならない感情を創りだしてしまった—
「っ??!」
頭痛。
「ウル!?」
記憶が途切れる。
そして—少女は思い出す
”それは仕込まれたものだった”ということを
ずっと昔から—すっと—ずっと昔から知っていた—と。
少女は5歳ぐらいから前の記憶がなかった。
しかし誰に聞いても名前しか教えてくれない。皆「知らない」と答えるか「名前だけなら知っている」など、それに似た事しか言わなかった。
そして私は”自分探し”を始めた——
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