二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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氷と杏(BLEACH小説)
日時: 2011/04/27 21:52
名前: まろんけーき (ID: KrNEmkft)

 クリック有難う御座いますッ!!

…私の小説を読みたければ、百万円払ってもらいましょうかぁ?(黒ニパ

 ・・・・・・。(沈黙)

 Σあっ!
  帰んないでください、冗談です冗談。

 『戻る』なんて悲しいものは押ーさーなーいーでーー!!(ウザ

 ふぅ…。

 それでは改めまして…

 クリック感謝です(ニパ/オイ。

 いきなりこんな冗談ブチかました私のスレに留まって頂き、有難う御座います。

 えー、このスレはBLEACHの夢小説的なものなのですが、オリキャラが出てきます。

 つーか、オリキャラ×日番谷です。

 私は恋次が一番好きなんですけど、なぜか日番谷。

 まぁ、時間があったら恋次のも創ってみたいと思います。

 それでは、どうぞ(^∀^)/~~~


******************************

 オリキャラ設定

 >>1
 
 第一章『出会い』

 第一節 >>2>>3>>6

 第二節 >>16>>17

 第三節 >>18>>20

◆訪問者サマ◆

・くろねこ。s
 
・圭s

・ユウs

・來夢s

・風s

・菫s

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Re: 氷と杏(BLEACH小説) ( No.1 )
日時: 2011/04/06 17:25
名前: まろんけーき (ID: s32F0pf/)

今作登場のオリキャラ紹介です。
ネタバレになると悪いんで、ちょくちょく新作出すと同時に更新していきます。

名前:魁里 杏(カイザト アンズ)
性別:女
容姿:黒一色の艶やかな長髪を無造作にたらしている。
   目の色は紫。
   見た目15,6くらいだけど、何年生きてるのかねぇ・・・(黒ニパ/オイ
性格:何事にも一直線。
   明るく、元気。
   普段ははっちゃけている様に見えるが、やるときは人一倍やる奴。
   人を見る目に長けている。
概要:人一倍よく食べる。
   腹の中にブラックホールあるんじゃね?位。
愛刀:雹楼丸ヒョウロウマル

Re: 氷と杏(BLEACH小説) ( No.2 )
日時: 2011/04/06 20:27
名前: まろんけーき (ID: ez4qQ6a7)

第一章

第一節

『出会い』(1)

 時は隊長格三名の反逆から三十年前・・・。
 現在護廷十三隊十番隊隊長、日番谷冬獅郎の隊長就任前の事項である。


 ここは、尸魂界。
 
 現世で死んだ者の魂が肉体から離れて辿り着く、いわば魂の故郷である。

 尸魂界へと送られた魂は、流魂街という街へと自動的に転送され、現世への転生許可が出る六十年程後まで、そこで暮らすこととなる。

 その中からも、微量ながら死神は選出されるらしいが、それは霊力を持つごく僅かな者のみである。

 これは、その流魂街に住まう、死神となるものの物語…。






 風が、静かに流れていった。

 草の匂いが、鼻を擽った。

 横たわった土の冷たさが、静かに身に染みた。

 「……い。」

 擦れた誰かの声が聞こえる。

 地べたに仰向けに倒れていた少女がそれに気づき、薄目を開く。
 …と、彼女の目の前に顔を近づけている、少年の姿が目に入った。

 「…おいっ!」

 さっきよりも、揺さぶりが強くなった。声も鮮明に聞こえてくる。
 それとともに冷たさを増していく風に、わずかに身震いする。

 少女は、いきなり目を開いた。

 「ふぇあっっくしょいっっ!!」

 くしゃみの反動で起き上がる。

 ガスッッッ!!と音がして、額が痛んだ。

 「痛ったぁ〜!!」

 額を押さえる。
 
 (あっちゃぁ〜。ぶっかっちゃったのかなぁ…?)
 
 口をへの字に曲げ、空を仰ぐ。
 その頬に、ふわり、と白い粒が舞い落ちる。
 どうやら、雪が降っているようだった。
 座り込んだまま辺りを見回すと、辺り一面は雪に覆われ、近くを流れる川は、浅く凍り付いていた。
 
 360度見回していると、雪が降り積もり、氷原と化した場所にその少年が仰向けに倒れているのが見えた。 

「大丈夫〜…?」

 恐る恐る声をかけてみる。
 少年は、ゆっくりと起き上がった。

 「っ痛ぅ…。」

 彼も同じように額を押さえていた。

 寒風にさわさわと揺れる、雪のような白銀の髪。
 顔にかぶせた手の隙間から少し覗いている、翡翠のように輝くエメラルドグリーンの瞳。
 遠い異国を思わせるその姿に、少女は遺憾の念を抱いた。

 「おい…。」

 彼女の視線が自分にきていることに気づき、少年が少し、物憂げに睨んだ。
 
 まるで、自分の容姿を嫌うかのように…。

 「あ…。ごめんね。ぶっかっちゃったみたいで…。」

 「いや、別にいいんだ…。」

 ぶつかってしまったことを怒っていると思われていると気づき、言葉を濁す。

 「お前、こんなとこで寝てて、死ぬ気か?」

 「あ、いやー…。ちょっと…ね。」

 「…?立てるか?」

 逆に言葉を濁され、不信感を抱きながらも、立ち上がり、少女に手を差し伸べる。

 「あ、ありがと…」

 照れながらもその手を握り、立ち上がる。
 照れくささに少年は、彼女が立ち上がったのを見届けてから手を離し、後ろを向いた。
 

 「お前、どこに住んで…」
 
 再び、後ろを向く。

 と、その目の前に少女の姿は無く、また地面に倒れているのが目に入った。

 「お、おいっ!」

 驚き、揺さぶるが、今度こそ本当に反応が無い。

 揺さぶってるうちに、近くに黒い鞘の刀が落ちているのに気がつく。

 「何だ、これ?こいつの持ち物…?」

 不思議そうにしばらく見つめていたが、そんなことしている暇はないと我に返る。
 家に連れて行こうと、自分より体躯の大きな彼女を背負った。
 刀は一応、持って帰った。

Re: 氷と杏(BLEACH小説) ( No.3 )
日時: 2011/04/06 20:27
名前: まろんけーき (ID: ez4qQ6a7)


第一章

第一節

『出会い』(2)

 「どうだ?ばあちゃん…。」

 少年と血のつながりのないばあちゃんが、その少女を診ていた。

 心配そうに言うと、ばあちゃんが振り返る。

 「軽い凍傷と栄養失調だねぇ。」

 「凍傷…。雪が降ってる中倒れてたんだから、しょうがねぇか。」

 「雪の中!?そりゃぁ寒いよ…。」

 彼の幼馴染である、雛森桃がひどく辛そうに言う。
 さっきはそれ程でもなかったが、今、外は猛吹雪だ。

 「栄養失調ってことは、こいつも…。」

 霊力を持ってる…ってことか。

 霊力を持たないものは、腹が減らない。
 栄養失調…即ち、物を食べないといけないということは、霊力を持っている印なのである。

 「じゃあ、私お粥作ってくるね!」
 
 彼と同じことを悟ってか、桃が寝床を飛び出す。
 ばあちゃんもそれに次いで部屋を出て行った。

 はぁ…とため息を一つつき、自分も部屋を出ようとすると、ばあちゃんが襖から顔だけを出して見せた。

 「冬獅朗は、その子を見てておくれ。」

 「え…。ちょっ待っっ……。」

 反論を期す前に、ばあちゃんが襖の前から消える。

 冬獅朗は、再び大きなため息をついた。

 あたりに沈黙が訪れる。
 冬獅朗の目は、自然と少女に向いた。

 すやすやとなんとも気持ちよさげな寝息をたてて眠る女。 
 
 「呑気な奴だ…。」

 眉を下げ、笑む。
 そっと、少女の額に手をやった。


Re: 氷と杏(BLEACH小説) ( No.4 )
日時: 2011/04/06 16:15
名前: くろねこ。 (ID: 7ZyC4zhZ)


しにきてやったぞ(`-ω-´)w
宗次郎くん出してあげてね☆笑←

そんじゃ、期待してまっせ!

Re: 氷と杏(BLEACH小説) ( No.5 )
日時: 2011/04/06 16:27
名前: まろんけーき (ID: s32F0pf/)


Re:くろねこ。

 草冠くんを出せと!?
 んな無茶苦茶な!!

 ・・・しょうがない。一瞬だけなら可能かもしれないから、極力努力します。
 回想シーンのみだと思うけどネ!


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