二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 『星のカービィ』 短編集 (三嫁終わったのサ!)
- 日時: 2011/08/13 18:29
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
- 参照: 元 ★アディア☆!彌浪は「みらん」と読む。
その名の通り、カービィの短編集です。
※注意!:
・基本的に一話ずつ話は違います。…つまり、一話構成です。
え?しょっぱなから上下(正確には前後だが)に別れてるけど!?ってのは気にしないでくださいw
…ということなので、時々(時々じゃないよ)二話、三話構成になる事も有ります。
・ハッピーエンドやシリアス、勿論、戦い物などなどと、バリエーションは様々(シリアス多めだけど)です。
・書いた短編小説は、下の目次に入れておきます。
種類(終わらせ方。上のバリエーション)、題名は書いておきます。
・このスレッドではリクエストは受け付けておりません。
ですが、もしかしたらリクエスト専用のスレッドを立てるかもしれません。
その時は、上のURLなどにはり、お知らせいたします。
・多分、私のことなので、好きなキャラばっかが結構出る事になってしまうと思います。
「俺は主人公やメインのキャラ、誰々を出してほしぃんだぁっ!」
…という人は、うーんどうしようかなぁ……。
まぁ、できるだけ沢山のキャラを出して行こうと思います。
では、楽しんでってくださいっ!
読者の皆さんに楽しんでもらえるとすっごく喜びますのでw私がw
…あ、目次ぃっ!
【目次】
・私の好きなキャラ、用語などについて >>1
・「星の戦士の影」 前編 >>4 後編 >>8
シリアス、笑いありw
・「狂気の魂」 前編 >>14 中編 >>17 後編 >>18
超シリアス
・「星の戦士の影・裏」 >>25
シリアス。笑いも少しはあるはずなのにこの短編の主人公のせいでなくなった((
【その日にあったこのスレの色んな事を書いてくとこ。】(題名なげぇよ
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【このスレ作った日】
2011 5/9
でゎでゎぁ……っ、本当に楽しんでってください!
- Re: 『星のカービィ』 短編集 (マルク編うp中!) ( No.18 )
- 日時: 2011/07/17 02:01
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
「狂気の魂」後編
たらぁ——
目から涙が流れ……
浮いている——。
“ぽつり”ともいわず。
ただ、宇宙空間“そら”に。
四粒の、涙が——
それは、とある星の戦士と、
とある道化師が両目から流した涙だった——
********************************
僕がマルクの身体に近寄って……触ろうとした時。
それは彼の手によって遮られた。
星達の放つ光と共に。
バシィ——ッ!
力強く、まさかだとは思うけど、帽子で手をたたかれた。
毒々しいピンクと紫の間のような色をした羽は、えぐいほどに、血まみれだったから。動かなかったのだろう。
「……おせっかいは止めろよ?無駄な、サ」
「マルク……マルクだね!」
理性を取り戻したらしい。身体は、魂のままだが。
「——に——よ」
「え?」
「君には……負けた……よ」
「違う!僕らの戦いは互角だった……」
「いや……ボクは復讐を果たせなかった。たとえ互角だとしても、君はそれを止めた。だから君の勝ちサ。そして……君の方が、早く目覚めた——完敗だ」
「……」
これに、抗議は出来なかった。
だって……マルクの言うことは……決して間違っていなかったから。
「完敗サ。終わりだ、ボクはもうじき限界が来て、——死ぬだろう」
「そっ……そんなぁっ!だ……めだ、せっか……く、分かり合えるか……もしれない、って……のに……!」
僕は、泣きそうなのを、必死でこらえて言った。
——だって……一番泣きたいのは、マルク本人だから!!!
「結局、お互い何も分かってなかったんだよ……ボク達はサ」
「何……で!何で……っそう思うの!?」
「だって……何も変わってないじゃないか!」
「いや……違うっ!」
「何!?」
「“何も”変わってないんじゃない……」
「何が変わったというんだ!」
「じゃあ……マルクは……マルクの心は、一瞬も!一揺らぎも!変わっていないの?そして……世界も……、風の流れさえ、木の葉の色さえ、人々の姿さえ……変わって、いない……のっ!?」
「……お前、馬鹿馬鹿しい事、言ってんじゃねぇよ」
「……へ?」
思わず素っ頓狂な声をあげる。
「一瞬も変わっていない?一揺らぎも変わっていない?幼稚園児が言うようなこと言ってんじゃないのサ……お前、戦士様だろ?」
「……でも、君の心は変わっていないの?君は僕とであって何を思ったの?ねぇ、心を開いて……マルク!」
マルクは静かにこう言った。
「ボクは君と出会ってこう思った。——邪魔な奴だと」
「……!」
「でも今は違う。ボクは君が、友達として好きだ。何故なら……君は、心から他人(ひと)を愛す。ボクと……ち……がっ…………」
「て——」
一人の道化師は、最後の言葉をその口から発するとともに……
——その両目を閉じた。
閉じた目からは、涙がつぅ——と、流れた。
マルクの、最期だった。
「マルク!?ねぇ!マルク!!」
『君は、心からボクを友達を思っていた!そうでしょ!?』
届くはずのない事を、生きていないものに言う。
でも——もし——この声が、一瞬でも——届くのならば……!
「ねぇ……マルク——」
ボクも、開いたままの目に涙を浮かべていた。
「マルクぅぅぅぅぅぅぅぅ——っ!」
僕はマルクの身体を揺さぶり、ありったけの声を出して叫んだ。
——彼の名を。友の名を。
僕の目と彼の目からは……涙が……
計四粒、流れて……浮かんでいる。
宇宙には、声になっていない叫びが波となって行き渡る。
そして、宇宙の何処かに……
四粒の涙と、一人の戦士と、一つの死骸が——浮いていた。
ただ……沈黙の中。
—終—
- Re: 『星のカービィ』 短編集 (マルク編うp中!) ( No.19 )
- 日時: 2011/07/17 02:07
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
これ書いてる間に気付いたんだが…
宇宙空間って真空で空気がないから声通らないよね!?
でもカービィとマルクとノヴァとメタ様……普通に話してたよねw
ま、いっか♪
二次元の世界だしw
だから読者様方!
そこら辺は気にしないで下さいな!
- Re: 『星のカービィ』 短編集 (マルク編完結したのサ!) ( No.20 )
- 日時: 2011/07/17 02:21
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
あとは……誰かあるかな………
グリルか。あと一応ダメタ様目線のもやんなきゃならんかな。
ちなみにきらきずとかさっぱり分からん♪
どぉーしましょか。
ダメタ様のをシャドー編のと同じ話にしてみるか。
ま、いつかかこーっと。
- Re: 『星のカービィ』 短編集 (マルク編完結したのサ!) ( No.21 )
- 日時: 2011/07/17 10:21
- 名前: 満月の瞳 (ID: A2bmpvWQ)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
マルク編まじ感動したわwww
カービィたちは宇宙でもきっと息ができるんだよwww
- Re: 『星のカービィ』 短編集 (マルク編完結したのサ!) ( No.22 )
- 日時: 2011/07/21 17:32
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
うそぉ!?感動した?え?まじっすか!?
スゲーッマジで感謝!
うん、そーゆーことにしとくww
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