二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!! の二次創作♪
- 日時: 2011/07/05 06:47
- 名前: 唯柚 ◆0Tihdxj/C6 (ID: 8HTDhaI.)
どうも、名前を変えました、唯柚です。
前から二次創作の方でも小説を書いていましたが、続けられなくなったので心機一転、頑張りたいと思います。今まで書いていた小説は、黒歴史としてもう手はつけないかと……すいません。
・荒らし
・唯柚が気に入らない方
・デュラララ!! を知らない方
上の方はスクロールせずにお帰り下さい。
では、宜しくお願いします。
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- Re: デュラララ!! の二次創作♪ ( No.1 )
- 日時: 2011/07/05 17:41
- 名前: 唯柚 ◆0Tihdxj/C6 (ID: 8HTDhaI.)
序章
「ふむむ、兄さんは相変わらずなようで……静雄さんはまた仕事が無くなったと。これで記録更新だね〜。ん、黄巾族復活……?」
薄暗い中に声が響く。
その声はまるで、綺麗な花が春風に吹かれて揺れるような……そんな情景を思わせる声だった。
「まあ、私が楽しめるんだったら何でもいいんだけど……」
薄暗い部屋の唯一の光源である、デスクトップのパソコンの画面を見ながら声の主が呟いた。
伸びをしながら綺麗に片付いたアパートの一室で寛ぐのは、実に可愛い顔をした美少女だった。
パッと見れば子供の様な可愛さだが、比較的大人しい凛とした顔つきをしており、容姿端麗という言葉を見事に具現化したような存在だった。子供の様な無邪気な微笑みを浮かべているが、何かを企てているような瞳をしている。服装は紺のTシャツにデニム地のミニスカートという、特に特徴がある訳でもない格好だった。
少女——折原月姫(おりはらるな)は、昼間にも係わらず遮光カーテンを閉め切り、パソコンの画面に映る文字の列を目で追いながら呟いた。
「ふふふ、みんな昔っから変わんないなぁ……兄さんを除いて」
懐かしそうに眼を細める。が、それも一瞬、すぐに元の表情に戻りまた文字を目で追っていく。
- Re: デュラララ!! の二次創作♪ ( No.2 )
- 日時: 2011/07/06 21:23
- 名前: 唯柚 ◆0Tihdxj/C6 (ID: 8HTDhaI.)
と、その時、パソコンの横に置かれた携帯電話がヴー、ヴー、と音を立てて震えた。
それを横目で名前を確認すると、手に取って開き、通話ボタンを押して耳に当てる。聞こえてきたのは昔は毎日聞いていた、最近は滅多に聞けなかった青空のような美声だった。
「もしもし、生きてた?」
「死ぬわけ無いしっ! つーか声聞くのは久し振りだね〜」
「用も無いの話さないからね……で、この前の事なんだけど、このウイルス何処から持って来た」
「へ? 自作だけど。面白いでしょ? 時間差で特定のファイルだけ消去していくウイルス。作ってみれば出来るもんだね」
初めて作った料理を褒めてもらったような顔で言う月姫。
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