二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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 終焉×エレジー.( 稲妻11 )
日時: 2011/07/10 11:41
名前: ゆう@元憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: kVdvMbwW)

 どうも、元「憐卯」です。性懲りも無く新たな小説に手を出そうとしています、馬鹿です。おりきゃらさんが変わりません、亜美のままでいきます。取りあえず成り行きで名前が変わりました。ゆうって響き可愛いじゃんか!
 と、おふざけは此処までにしてこれは中短編どちらも混じっています、つまりどちらも書くと。「好きが伝わらなくて」のネタバレなどは一切ありませんつまり完全おりじなる、です。
 面倒なんで亜美しか出しませんだって面倒なんだも……ごめんなさい、本編の方も亜美が主人公なんですうわあああん。彩音ちゃんよりも亜美がお気に入りなんですy← お友達に貰ったんだもの。

( お客様 )
・伊莉寿さま
・刹那さま


( めにゅー、! )

さようならを言えるほど、>>1 /吹雪士郎
縋らないで、苦しくなる >>7 /基山ヒロト
永遠に片想い      >>11 /ミストレーネ・カルス
笑顔の裏にあるものは >>14 /亜美と彩音

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縋らないで、苦しくなる【基山×亜美】 ( No.7 )
日時: 2011/07/09 11:51
名前: ゆう@元憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: kVdvMbwW)


 いたい。
 胸が、傷が。彼等と共に、いたい。
 自ら手放した存在が愛しくて、恋しくて堪らなくなった。馬鹿だなあ、私。と自分自身を罵ってから、自嘲気味の笑みを浮かべた。こんなの、ずっとずっと前から分かってた気がする。
 きゅう、と締め付けられる胸に手を当てて小さく息を吐き出した。苦しい、痛い。まだ、体中は悲鳴を上げている。私のこころも、限界だった。

「おはよう、目覚めはどう?」

 さいあく。
 驚くほど冷めた言葉が飛び出した。ずっと昔までは彼を見るたびにきゅんきゅんしていたのに、今では何の反応も示さない。宇宙人ごっこの所為、か。
 父さんの考えていることはよく分からない、分かろうとも思わない。こんな狂った計画で、ヒロトさんが喜ぶはずがない。サッカーを何故壊そうとするのだろう。自分の大切なヒロトさんが愛したサッカーを守り抜こうという思考は無いのだろうか。と、頭の中でぐるぐると考えてみる。何だかこめかみ辺りがずきずきとしてきた。もうやめよう。
 そっと伏せた瞳から雫が落ちた。いたい、と口から言葉が零れ落ちた。

「安静にしてないと体に響くよ」
「あんたの所為だろ、……グラン」
「やだなあ、今はヒロト、なんだよ?」

 その性格の悪さはヒロトであろうとグランであろうと変わらないのか、と睨んでみたら肩を竦めて笑われた。どうしてこうも宇宙人とやらはむかつくのだろう。

「守と一緒に居たかった?」
「気安く呼び捨てにするな……!」

 私のキャプテンを、あんたみたいな人間が呼び捨てにするな。
 苛立ちが収まらない。こいつといる限り私はいらいらしっ放しなのだろう、何処かに行ってしまえばいいのに、ばか。
 有りっ丈の言葉をぶつければ、私の気持ちも収まるのに何故か言葉が引っ掛かって出てこない。別に、こいつに未練とかそういうのがあるわけなんかじゃないのに。

「ごめんね、父さんからの命令なんだ」

 たすけて、と。
 ヒロトが言っているように見えた。どうして、こんな奴に可哀相だという同情の気持ちが現れるのだろう。嘘、そんな、認めない。
 縋るようなヒロトの目から逃げるように、視線を虚空に彷徨わせた。





***
シリアスって書いてて楽しいと思いませんか、(
亜美はヒロトが嫌いだったり。

Re:  終焉×エレジー.( 稲妻11 ) ( No.8 )
日時: 2011/07/09 11:55
名前: ゆう@元憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: kVdvMbwW)

>>伊莉寿

いや寧ろエレジーを入れたかっただけ、というね←
カードゲーム……デュエマ以外あんま知らない(ぉ

不抜きくんww
亜美「白い恋人食べたい」
関係無いでしょ……

亜美「こっちの本編では吹雪くん、よく分からないかな☆」
彩音「∑ひど、」
亜美「てへぺろー☆」


こんな亜美たちですがこれからも付き合ってやって下さい!
こめんと有難うございました!

Re:  終焉×エレジー.( 稲妻11 ) ( No.9 )
日時: 2011/07/09 12:27
名前: 刹那 (ID: IlzFUJT4)
参照: http://ncode.syosetu.com./n4959t/

おぉっ!!吹雪の次はヒロトかぁ〜!!私、さっき小説書いてたんだけど、ちょっと用事が有って出かけたの。まぁ、ちょっと位だからスリープで良いかと思って、スリープ状態にして家に帰って来たら… シャットダウンされちゃってました(T_T)

イナイレ見ながら頑張って書いてたのに〜…(T_T)

ラティア「人様のコメで愚痴言ってんじゃないわよ。」

酷いっ!!少し位励ましてくれても良いじゃん!!

ティアラ「五月蝿いなぁ、少し黙れば?」

…うん、傷口に塩を塗るって此の事だよね。


でも、亜美様みたら立ち直った!!今から又、アニメ見ながら頑張るぜ☆

ラティア「結局何しに来たのかしら…(呆)」

んじゃ\(^o^)/

Re:  終焉×エレジー.( 稲妻11 ) ( No.10 )
日時: 2011/07/09 17:50
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: kVdvMbwW)

>>刹那

ヒロトの夢を書くといつもシリアスになる←
か、可哀相に……!!頑張って!!

亜美「頑張ってね、応援してるから!」

ティアラ姫とラティア姫……怖い←

彩音「案外怖かったんだね」
亜美「っていうか本編も更新しようよ」

スランプなのさ((

亜美「じゃあ短編書くな」


こめんと有難うございましたあ!!

永遠に片想い【バダップ×亜美←ミストレ】 ( No.11 )
日時: 2011/07/09 19:25
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: kVdvMbwW)


 好きだよ。
 ——どうしても、好きだった。まさかバダップと亜美がくっつくとは思っても無かった。諦めきれなかった。ずっと想ってたのに、手に収まらなかった。昔は、ミストレミストレとオレのことを追いかけてきていたのに。
 ぎゅ、と彼女に縋るように抱き着けば抱き返された。でも、オレを見る瞳はまるで親友に向ける友情みたいだった。結局はオレの一方通行な恋慕なのだ。亜美を好いていても、亜美はバダップが好き。恋にまっすぐな亜美としてはもう変わらないのだろう。オレだってバダップと亜美を応援していないわけじゃ、無い。

「……亜美、」

 オレらしくない弱々しい声が出た。思わず自分でもぽかん、と口を開けて驚いてしまう。先程まで傍に居た彼女は居なかった。嗚呼、オレ、寝てしまったのか。
 自室の机の上にメモがひらり。バダップの所へ行ってきます、なんて。
 亜美はきっとオレの想いを知っている。それでもバダップが好きなんだ。オレは潔く諦めるべきなんだと思う。だけど、オレは亜美が好き。諦めきれないくらい、好き。
 伝えることのできない想いが浮かんでは消えていく。嗚呼、どうして好きになってしまったんだろう。


( これからも永遠に片想う )

****

 ミストレは、私のことが好きなんだと思う。自惚れでは無い。ただ、私もミストレに惹かれていたから、そう思っただけ。だけど、何故かバダップを好きになってしまった。ミストレのことも、好き。今でも好きだと感じている。
 でもね。
 ——ミストレと一緒に居られない。親衛隊の女の子を見る度に私、嫉妬しそうだから。そんなんじゃ、好きという気持ちは伝わらないんだと思う。
 だから同じくらい好きだったバダップに告白した。そうしたら、返事はokだった。それだけ。

「亜美、」
「バ、ダップ、?」
「泣くな、亜美。……俺は分かっている、」

 つう、とバダップが私の頬を伝う雫を指で拭う。
 バダップは真っ直ぐに此方を見据えて、全てを知っていると言った。嗚呼、この人を選んで良かったなあと私は改めて思う。伏せた瞳から、とめどなく涙が溢れた。


( 全てを知った上で、私は彼を選んだ )





***
バダアミ(→)←ミス。
全てを知る亜美。


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