二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園ヘタリア
日時: 2011/07/14 17:25
名前: 毬恵 (ID: uepMa0k9)

 くりっく有難う御座います^^
 初めまして、毬恵(まりえ)です。

 ヘタリアの学園モノを書かせていただきます。
 よろしくお願いします。


 ※注意!

 ・荒らしは禁止です
 ・中傷的なコメントも禁止です
 ・タメでも構いません^^
 ・キャラは全員人名になっています
 ・実際の人物、団体、原作様とは関係がありません

 以上のことを気をつけて楽しんでください^^

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Re: 学園ヘタリア ( No.1 )
日時: 2011/07/14 17:24
名前: 毬恵 (ID: uepMa0k9)


 「下記の者の本校入学を認める。
リエッタ・ハンズ 一学年転入許可」

 とある学園に転入申請を出した3週間後、そんな手紙が届いた。
 差出人はもちろん転入先の学校からだ。

 そしてリエッタ・ハンズは私の名前だ。

 一週間後には、そちらの学校へと転入しなくてはならないため、私はその間に転入の準備や手続きに追われていた。

 しかし本音を言うと、ぶっちゃけ、高校なんてどうでもいい。あまり気乗りはしなかった。




 少女まんがのような展開は一切起こる事もなく、無事学校に入ることができてしまった。
 職員室を尋ねて聞くも、まんがチックな展開は起こらず、先生と教室へ向かうことになった。

 さらに先生は20代のイケメン、なんてことはなく、30そこそこの男の先生だ。


 教室に先生と入ると、どよめきの声が上がる。
 それも想定内のことなので別に驚きもしない。

 「女の子だー♪」
 「はいはい、静かにー」

 先生は小さな咳払いをすると話を始めた。

 「えー、皆には前もって教えていたと思うが、よかったな野朗共!残念でした女子のみなさん。転入生のリエッタ・ハンズさんです」

 先生は私に一言話すように促した。
 先生と位置を交代し、一歩前に出る。

 「初めまして、リエッタ・ハンズです。よろしくお願いします」 

 と、まぁ普通のあいさつをして、指定された席に座る。

 隣は同じ茶髪の男の子だった。見た目からして、たぶん地毛。

 「俺はフェリシアーノ・ヴァルカス。よろしくねー」
 「あ、よろしく・・・」

 先生は私が席についたことを確認すると、手を叩いて、

 「一時間目は自習にしてリエッタに質問タイムにするか!」

 先生の提案に男女共に、歓声があがる。

 「まずお前らから自己紹介しろよー」

 最後に先生はそういった。

Re: 学園ヘタリア ( No.2 )
日時: 2011/07/15 16:32
名前: 毬恵 (ID: 7jcCv.R/)


 いろいろな質問を受け、休み時間には解放された。

 際どい質問やマニアックな質問などなど・・・・個性的な質問ばかりだった。

 「正直言って濃いなぁ・・・」

 「え?」

 「あ、なんでもない」

 フェリシアーノはリエッタの独り言に反応して、聞き返すがごまかした。
 このクラスになじめるか不安である。

 「ねーねー、そういえば部活はどうするのー?」

 「部活〜? 部活ねぇ・・・」


 運動部のハードな練習は疲れてしまうだろうし、文化部ののんびりなのも性に合わないし・・・・。

 「帰宅部でいいよ」

 結局、投げやりに答えてしまった。

 せっかくフェリシアーノが声をかけてくれたのに・・・。

 「帰宅・・部? そんなのあったっけ・・? ルート、菊〜」

 彼は友達2人を呼んだ。
 もしかして帰宅部を知らないのか・・?

 背が高い真面目そうな印象の人がルート。
 物静かな(質問で漫画やアニメが好きか聞いた)人が本田菊だった。

 「フェリシアーノ君、帰宅部というのは部活をせず家に帰る人たちの事ですよ。でも、ここは全寮制ですので帰宅部というよりは帰寮部と言った方が正しいのでは?」

 「ヴェ〜、そうなんだ〜。あ、でもリエッタ部活は楽しいよ!俺、美術部に入ってるんだー」

 菊が納得の説明を終えると、部活の良さを説明し始めた。
 それでも意思は変わらない。

 「ならばぜひ漫画研究同好会へ来ま」
 「丁重にお断りさせて頂きます」

 部活の勧誘を断って再び机に伏せた。
 温かい光のせいでどうも眠くなる。

 睡魔には勝てず、そのまま寝てしまった。


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