二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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  色ハ匂ヘど散りぬルヲ  ——銀魂——
日時: 2011/08/25 11:59
名前: 葉月 ◆Zw.kQ0gAt2 (ID: 4NzAaWKB)

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・ご挨拶


 葉月と申します、
 gdgdやらせていただきますが宜しくお願いします。
 

・注意


 +)銀魂何ソレ美味しいの?
 +)銀魂きらーい、葉月きらーい
 +)二次小説とか馬鹿じゃねーの?
 +)荒らしにきましたっす
 
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・お客様
・最終更新……8月25日



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Re:   色ハ匂ヘど散りぬルヲ  ——銀魂—— ( No.1 )
日時: 2011/08/25 12:13
名前: 葉月 ◆Zw.kQ0gAt2 (ID: 4NzAaWKB)

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籠に閉じ込められし哀れな鳥
どれ程もがくとも逃げられぬ鳥



朧月夜に天に咲く流星群に
幾ら願ひをかけようとも



永遠に出られぬ籠の鳥



自由が欲しひと願いしも
誰も叶へてはくれぬのに



それでも願ひ続けるたわけな鳥



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Re:   色ハ匂ヘど散りぬルヲ  ——銀魂—— ( No.2 )
日時: 2011/08/26 08:19
名前: 葉月 ◆Zw.kQ0gAt2 (ID: 4NzAaWKB)

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名前:朧月 茜(oboroduki sen)
性別:女
年齢:17歳
一人称:僕
二人称:きみ
三人称:きみ達
立場:真選組一番隊副隊長

性格:お気楽で無鉄砲。常に無表情だが笑うと笑い上戸である。
実は朧月グループの跡取り娘だからかそれなりの礼儀は備わっている。
しかし、毒舌で常識がないのでよく意味のわからないことをする。
好きな食べ物はキシリトール(本人曰くキシリトールが入っていなければいけないらしい)ガムで、よく食べ過ぎて腹を壊す。
サボり癖がありよく沖田とサボる。そして土方に怒られる。
世界で一番嫌いなものは、虫類とオバケ類とマヨネーズ。

容姿:肩くらいの長さの漆黒の髪。中性的な顔立ちで整った顔をしている。つまり美人さん。目の色は普通に黒。
しかし胸はまな板状態で本人は特には気にしていない。
(つまりはキュッキュッボンッッて感じである)
真選組の隊服上に下にショートパンツを履いている。
普段は膝上の緑メノウ色の着物を着ている。

備考:朧月家跡取娘で、許嫁がいる。今まで籠の鳥状態だったが逃げ出して迷子になったところを近藤が保護、今に至る。
剣の腕は素晴らしく、沖田にも遅れをとらないほど。
刀の名前は「朧巴(オボロドモエ)」

サンプルボイス;
「はいはーい、僕は朧月茜。適当に呼んでよ」
「死にたいなら殺してあげるけど?覚悟はいーい?」
「土方さん、マヨネーズ臭いから僕に近づかないでよ」




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Re:   色ハ匂ヘど散りぬルヲ  ——銀魂—— ( No.3 )
日時: 2011/10/17 12:48
名前: 葉月 ◆Zw.kQ0gAt2 (ID: w0.JbTZT)

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「くっ……、貴様は誰だ!よくも俺達の仲間を……!」


地べたに寝そべりながら言う男のまわりには血の海が広がっていた。
それをただ冷酷に見つめながら、刀を持った女は笑う。
男は、虫の息でもうその命は弱まりつつあった。


「はいはーい、僕は朧月茜。適当に呼んでよ」


おちゃらけた様子で軽快に笑う女に男はぴき、と額に青筋を立てた。
女の手にもった刀は、だらんと下に降りている。
男は、——今だ——、と思った。
そして、まだ隠してあった銃を自分の懐から取り出した。


「物騒なもんもってるじゃん。だけどね……」


女は一度言葉を切り、それと同時に刀を振り上げた。

ザシュッ、
そんな音と共に男は呻き声をあげて、だらりと銃を持った手を下げた。
もう、男の心臓は動いていなかった。
女はさらに笑みを深めると、言葉の続きを呟いた。


「僕は、真選組一番隊副隊長だよ。」


女は屍に背を向けて、コツコツと足音を鳴らしながら去っていった…。





 第一訓 「問題を起こす奴は大抵デキる奴」








「こんの……糞茜んんんん!!」
「煩いよ、マヨネーズ伯爵。」



 土方十四郎は、怒っていた。
 最初の一声からわかることだろうが、怒っているのだ。
 理由は勿論茜と呼ばれた女——朧月茜にあった。

 机の上には領収書やら被害届やらがあり、それは土方の手によってぐしゃぐしゃの塵屑になっていた。
茜は心のなかで「ナーム」と唱えると怒鳴り散らすマヨ臭い男に目を向けた。



「何のこと?僕なーんにもしてないんだけど……」
「よく「してない」だなんて言えたな。尊敬するぜ。」
「褒められると照れちゃうよ、土方さん」

「褒めてねえよ!」



—……と、少しばかりコントを繰り返して、土方は咳払いをした。
その顔は険しく、あまりよい内容では無いのが窺えた。



「お前、昨日攘夷志士倒してきただろ?」
「…そうだけど……もしかして生き残りがいたの?」
「そうじゃねえ。お前の任務は完璧に遂行されていた。だがな…」



 土方はぐしゃぐしゃになった紙を、茜の目の前に押しつけた。
 そこには達筆な字で「建物破壊総合賠償1億円を払っていただきたい」と書かれていた。
他の紙には「家を破壊された」、「家が消えた」「店が爆発した」などと被害届の内容が書かれていた。



「……てめええええ!どうしてくれんだよ!
 1億円なんてはらえねえよ!
 しかも真選組の信用もがた落ちだ!」
「なんだ、そんなことか。」
「そんな事じゃねえだろおおおお!」



土方は瞳孔を開いて……否、何時も以上に開いて茜に詰め寄った。
茜は「マヨくさい」と鼻をつまんでいる。
それがさらに癇に障ったのか、土方はギラリと目を光らせた。



「仕方ないじゃんか。攘夷志士が暴れたんだから。僕は悪く無いですぅ!」




 土方は口角をひくひくと震わせながら茜を睨み付けた。まったく、呆れるものだ。茜の言い訳には——。
 土方が反論をしようと口を開けようとすると、襖がぴしゃりと乾いた音を立てて開く音がした。
茜と土方は同時に襖のほうへ目を向ける。





「まあ、そこまでにしといてやってくだせェ、」

「沖田隊長っ!」





 亜麻色の髪に、蘇芳色の澄んだ瞳。
女よりも可愛いベビーフェイス——……。
 我らが一番隊隊長、沖田総悟だ。





「元はと言えば襲い掛かってきた攘夷志士どもがいけねーんでィ。茜は悪くないですぜ土方コノヤロー」
「さっすが沖田隊長っ!土方コノヤローとはわけが違います」





 沖田はさも茜が悪くないと言う様に述べるとついでに土方に暴言を吐き捨てる。
 土方はさらに額に青筋を浮かべながら総悟と茜を本当に殺してしまおうか、と考えた。





「あ、土方さんが青筋浮かべて僕達を殺そうとしてます隊長ッ!」
「うわっ、怖い顔が余計怖くなってまさァ。此れだから土方さんは何時までたってもちんかすなんでさァ」

「てめっ、どういう意味だ!」

「「きゃーこわーい」」





 声を荒げた土方に、沖田と茜は抱き付き合いながら脅えるフリをする。
そして一言こう言った。





「「死ねよ土方ァ」」





屯所から叫び声と爆発音が響いた。
灰色の江戸の空へ。




(ざまーみろ、土方)




gdgdすみませぬ、



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