二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 青の祓魔師 −白光の希望
- 日時: 2011/10/30 12:45
- 名前: 星礼 ◆CnDesqIk/6 (ID: 3/dSGefI)
はい、こんにちは・こんばんわ・おはようございます・はじめまして。
星礼(せら)と申します。以後よしなに。
で、今回は私の大大大好きな青の祓魔師の二次小を書かせていただきたく存じますはい。
じゃ、何個か注意点を。
↓注意 嫌だったらUターン!(・ω・´)↓
・文章力? なにそれおいしいの?
・京都弁ねぇ……。僕関東人だから。
・キャラは原型とどめてないお!
・なんか出てこないキャラいっぱいだお!
・志摩くん中心ね。たぶん恋愛に発展するかなー?
まあ、こんな感じですね。はい。
じゃあ、皆さん逃げた所でボチボチ書いていきますか。
あ、時系列は遊園地前です。
↓目次↓
>>1 オリキャラ
>>2 Prologue1
>>3 prologue2
>>4 episode1
↓お客様↓
・月那様
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- Re: 青の祓魔師 −白光の希望 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/29 14:06
- 名前: 星礼 ◆CnDesqIk/6 (ID: 3/dSGefI)
とりあえず、オリキャラを。
桜乃白月 Siratuki Sakurano ♀
肩書:正十字学園高等部一年・祓魔熟生徒・竜騎士候補生
誕生日:9月9日
好き:イチゴオレ・本・勉強
嫌い:ウザイ人・退屈・面倒なこと
容姿:白髪(銀では無い)に赤目。クセッ毛。
理由があって男装少女。いいか、もう一度言う。オカマではない男装少女だ!
性格:ドライ。ツンデレ。成績優秀。
基本ツッコミ。
- Re: 青の祓魔師 −白光の希望 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/29 14:18
- 名前: 星礼 ◆CnDesqIk/6 (ID: 3/dSGefI)
Prologue1
「………」
俺の現在地、正十字学園祓魔塾前。
代々、桜乃家は神社を継いでいる。
そして、俺の父や母。祖父や祖母もこの祓魔塾に通っていたらしい。
「……にしても」
面倒なことにならなければいいのだが……。
あ、俺実は女です。
桜乃白月って言います。
で、なんで男装なんざしてるかっつーと…、
桜乃家はもののけ(つか悪魔)にころされる率が女の方が高いやらなんら…。
で、物心ついた時には男として生きてきた。って訳だ。
成人までは男でいることが桜乃家の鉄の掟らしい。
だから、スカートはもちろん女物の服なんざ着たことない。うん。
しばらくボーッとしていると…
「わっ!?」
開いたドアに激突。くっ、ドアから離れていればよかった…!
「あ、すまんすまん…ってあれ」
痛む鼻を押さえながら(幸い血は出なかった)起き上がった先に居たのは、ピンクの髪をした男子だった。
「見いひん顔やなぁ…。あ、もしかして奥村先生が言うてた新入生か?」
「ったく、初対面から暴行か…っ」
俺の言葉に、ピンクの奴はにへらっと笑って誤魔化す。
「男なのにえらい美人さんやなぁ。名前はなんて言うん?」
「人に名前を聞く時は、先に自分が名乗るのが常識だろう」
「せやな。俺は志摩廉造や!」
「俺は桜乃白月」
「白月、な。ほなよろしゅうな!」
俺は志摩廉造とやらの差し出して来た手を振り払った。
「誰がお前なんかと仲良くするか。この暴行ピンク男め」
そのまま俺はスタスタと教室に入った。
「あちゃー、ちょっと手厳しい奴やなぁ」
そう言って笑う声が、後ろから聞こえたような気がした。
- Re: 青の祓魔師 −白光の希望 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/29 14:44
- 名前: 星礼 ◆CnDesqIk/6 (ID: 3/dSGefI)
Prologue 2
室内に入って、ぐるりと塾のメンバーを見回す。
ガラ悪そうなのが2名、メガネが1名、まろまゆ1名、和服1名。
いわゆる、カオスのかたまりだな。
俺は一番後ろの席に腰かけた。
「あ、あの!」
後ろから和服の女子に話しかけられ、俺は仕方なく振り返る。
「何?」
「わ、私、杜山しえみと言います! よろしくお願いします!」
「桜乃白月、だ。……何故和服なんだ?」
赤面症と思われる彼女は、所々つかえながら喋っており、聞き取りづらいことこの上ない。
「私、生まれてから着物しか来たことなくて…。変、ですか?」
「いや別に…。あと敬語じゃなくていいから」
「あ、うん! よろしくね、白月君」
「ああ」
杜山、とやらは普通に可愛いと思う。
そして、この塾は男女比率がおかしいと思う。
俺は一応男子として、女子2名男子5名?
あと、今存在に気付いたが、隣の机にフードを被った男子が居た。男子6名だ。
「あ、杜山」
「何? 私にできることがあれば、なんでも言って!」
「うん。この塾の人紹介してくれないか?」
「いいよ! えっと、じゃあ…」
杜山が教室をぐるりと見回す。
「しえみー? お前誰と喋ってんだ?」
「あ、この人が奥村燐。燐、こっちが桜乃白月君だよ!」
「は? ああ、よろしく」
「奥村…?」
なんか聞いたことあるような…。
あ。さっきのピンクもとい志摩とやらが確か『奥村先生』と言っていたような気が……。
「燐の弟の雪ちゃんは先生なの! ね、燐」
「お、おう!」
一目でわかる。奥村(兄)は杜山のことが好きなのであろう。
「で、何してんだ?」
「白月君にここの人達紹介してるの」
「志摩とやらは先ほど会った」
俺は、あいつのツラを見たくないがためにそう伝えた。
「ん…? なんかお前、声高くねぇ?」
奥村がそう言う。こいつ、異常に鋭いな。
「ま、まだ声変わりしてねぇだけだ」
「ふぅん…。何か女みてぇな声だな」
「な…っ!?」
失礼な。これでも最大限トーンを下げているのだ。
それなのにこいつときたら俺の努力も知らずに……
まあ、実は女だという事実がバレていないだけよしとしよう。
「ふん。んなこと言ったら奥村だって声高いじゃねぇか。…女みてぇだな」
「っんだと!? てめぇ、俺に勝てると思ってんのかっ!」
「当たり前だ。それと、俺の名前は『てめぇ』じゃない。桜乃白月だ」
俺と奥村の今にも殴り合いに発展しそうな口喧嘩に、杜山はただオロオロする。
「坊、缶ジュース買うて来たで!」
入り口から入って来たのは、あのピンク頭…志摩だった。
「ありゃ、白月。入塾初日から喧嘩か?」
ニコニコしながら志摩が近付いてくる。
「はい、白月にも買うて来たで。さっきは悪いことしたなぁ、まだ痛むん?」
「いや、先程はドアの前に立っていたのが悪い。痛みは引いたから心配するな」
「そか。あ、さっき白月のニックネーム思いついたんやけど、言ってもええ?」
「……?」
嫌な予感がする。今すぐに逃げ出したい程に。
「しらつん、ゆうんやけど…。それで読んでもええか?」
予感的中。俺は声を張り上げる。
「いい訳ねぇだろ、このピンクッッッッ!!!!」
嗚呼、俺は無事祓魔師になれるのだろうか。
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