二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- セブンズコード!【犬夜叉】
- 日時: 2011/12/19 20:09
- 名前: 夏雲あざみ ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
どうもはじめまして。初めましてじゃない方はこんにちは。
夏雲あざみ(なつぐもあざみ)と申します。
今回は更新を停止、凍結してしまった小説を復活しました。
トリップ小説です。ある日目覚めたら漫画の世界でしたっていうアレです。ギャグをメインにヒロインの成長的な部分に触れていきたいと思ってます。
文章力?そんなの気にしない進行なので気になる人は見ない事をお勧めします。
尚メインの長編は連載しながらだらだらとやって行きますが、広い心(とてつもなく広大な)で見て下さい。
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[>しょちゅーい
◆そもそも原作知らんし、え、何意味わかんね。
◇夢小説、またはトリップ小説とかふざけんな☆
◆お前の性格が気持ち悪いわ!!
◇更新遅いとか信じられん・・・・・・馬鹿なの?死ぬの?
以上の項目に当てはまる方は速やかにお戻り下さい。
ではどうぞ。
言っておきますがこの小説は2次元創作です。観覧は自己責任で。
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[>きゃらくたー >>1
[>めいん
01 Do not joke! >>2
02 茜色Evening glow >>3 >>4
03 いぬのおまわりさん >>5 >>6
04 てのひらのあたたかみ >>7 >>8
05 カルチャーショック >>9
05 にんじん+じゃがいも=アート >>10 >>11
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[>さいどすとーりー
「わたしのせかいのおわり」 如月まどか
>>35 12話へ続きます。
「わたしのせかいのはじまり」如月まどか
更新前
「例えばあの日の続きがあるなら」鹿屋凛
>>62
本編14話以降くらいに読んで貰えれば良いかと思われます。
「償い」井上玲奈
更新前
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[>いろいろそのた
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お気軽にどうぞ。「え、身バレすんの恥ずかしいわ!」ってな方は匿名でもぜんっぜん大丈夫です。
リクエストはこちら
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[>じみにこーしんりれき
11/20 連載開始
- Re: セブンズコード!【犬夜叉】 ( No.8 )
- 日時: 2011/12/19 19:56
- 名前: 夏雲あざみ ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
珊瑚ちゃんとか犬夜叉とか桔梗とか色々どんだけツンデレ多いの?って話だよね。(桔梗はヤンデレっぽい気もするが初期のアレはギャルゲレベルのきゅんきゅんツンデレ)
ツンデレ最高だから読んでみなって満面の笑みで言ってきた少し腐寄りの友人の気持ちも分かった筈だった。
しかしこれはツン属性強すぎではなかろうか。ツン9デレ1くらいしか無いよ?犬夜叉君。
その後は散々な放置プレイだった。昼には戻るとか言った、らしい癖に戻ってこない。
まあ夕方までには戻るんじゃない、らしい癖に戻らん。そろそろ帰りたいんですけど。
やっと帰ってきたと聞いたのは真夜中の事だった。うとうとして視界がボヤけ始めた時、かごめちゃんに起こされた。
えーじゃあちょっと話したいんですけど…とか呟いたらかごめちゃんはどっか行ってしまった。もうすぐ此処に来るから!とかいう謎のメッセージを残していった。
つまりアレなの?通訳的な役割は果たしてくれないのかかごめちゃん。
その考えで行くと今から私犬夜叉君と対面するワケだ。ヤバイ緊張してきた。
出入り口を開閉する音が聞こえた。
「ヒィ!あ、ああああえーと……犬夜叉君?え、…とお茶どどどうぞ。」
何か意味の分からない言葉を口走ってしまった。
えーなんなのしっかりしろもう一人の私!やばい思考回路まで可笑しくなってきた。
お茶を注ごうとして茶瓶に手を伸ばす。
挙動不審ながらもこちらをずっと睨んでくる犬夜叉君が怖い。なんか私この前見た大型犬にビビりながら歩道の脇を通って行ったおっさんみたいになってるかもしんない。
茶瓶を傾ける。そっと手を止めて前方を見る。視線を逸らす。また見る。2度見し過ぎだ。
「うあっちぃ!」
手元不注意で熱湯が湯呑みからずれた。
「……お前って馬鹿なの?って言うか前ん時もなんか変な奴だとは思ってたけど。」
「え、何第一声ソレ?!人が火傷して痛みにのた打ち回ってる時に言うセリフ!?」
「のた打ち回ってるは言いすぎだろ!其処まで重症じゃねぇよ!馬鹿なのか怪しいのかわかんねぇけど誰だよ!」
「はいぃぃ?あのねぇ相手に名を訊く前に自分から名乗るのが礼儀ってもんでしょーが!もうなんかイメージ崩れたわ!」
「イメージとか何だよ勝手に付けんな馬鹿!……名前?、俺は犬夜叉…だけど。」
「声が小さいッ!全くあれだよ最近の若者は!そんなんで面接通ると思ってんの?!あと馬鹿って言う方が馬鹿なの!」
「いきなり話飛躍する奴に言われたかねーよ!」
……ごもっとも。返す言葉が無いです。
幼稚園児みたいな喧嘩だった。自分でも思う。
でも人の性格って中々変わらないよね。自分の短気さは生まれながらの性格だと思う。…きっと一生変わんないんだろうな。
きーきー言ってるおばあちゃんになるのはさすがに嫌だけど。
黙りこくった後に口を開いたのは私。
「凛。鹿屋凛。呼び方なんでもいいよ。」
ぴくりと動いた耳。
あ、ちょっと嬉しいかも。
「かごめと同じ現代の奴?」
「そうだけど。」
よく気づけたな。泥だらけなんだけど。
「ぽてとちっぷす持ってる?」
「ポテ……ちょい待って持ってる。」
鞄の中のお菓子ボックスを探る。これは私が常時身に着けている。というかこのボックスがなければ生きていけない。
さっきから質問責めなんだけどこれは少しは心を開いてくれたって事でいいのかな?
チョコレートにぽた〇た焼き、えびせんべいにじゃ〇りこ。出るわ出るわのお菓子の大群。
「あった!……もしかしてコレ好き?」
「なっ、好きとかそーいうんじゃなくて、うめぇ干し芋だなって思っただけで。別に気に入ったとかじゃねぇからな。」
「なんだじゃあ要らないんだね。」
「……。」
「嘘嘘ごめんって。やーツンデレだねー。犬夜叉は。」
思わずニヤけた。だってかわいーんだもーん!
この調子で行くとデレは3分の1の確率で来る気がするー。
「はあ?何言ってんだ頭大丈夫かお前。つんでれって何だ?」
前言撤回。10分の1だやっぱ。
その後、ポテトチップスはちゃーんと仲良く(時折袋を奪い戦闘しながら)完食しましたとさ。めでたしめでたし。
- Re: セブンズコード!【犬夜叉】 ( No.9 )
- 日時: 2011/12/19 19:58
- 名前: 夏雲あざみ ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
05 カルチャーショック
「えーとつまりまあそーいう感じです。」
「適当に言うなよ。ワケ分からん。」
「だってほんの1日ちょっとぐらいの事だよ?私だってワケ分からん。」
「いやだってどう考えても帰れそうに無いだろ。井戸は多分無理。お前なんて言うか全然妖怪とか四魂の玉だとかやけに色々知ってるけど直接関係無いし。接点無い。」
「マジで?ちょっと困るんですけど。」
「どっちかって言うとてめーの事なんて知ったっこっちゃ無い。勝手にしとけ。」
「わー酷い凛ちゃんかなしーい。でもさ、私1人だと凍死するとか妖怪とかに襲われるとか空腹でのたれ死ぬなんてのの可能性が大いにあるんだ。ぶっちゃけ道分からんし3日以内に死にそう。」
「現実的に行くとそうなる。」
「ってゆーかかごめちゃん何処行ったあ!かーごーめーちゃああああん!」
「開き直るな!かごめはさっき寝るとかなんとか言ってたぞ。」
緊張しまくりビビりまくりの初対面の後は完全に溶け込んでいた。
しかしかごめちゃん、や、眠いのは分かるよ。何でこんなよく知らない馬鹿っぽい奴の付き添いをずっとしてやらなきゃならん?っていうのもまあ分かる。・・・・・・ちょっと悲しい。
雑談をしていると入り口の隙間から薄い光が差し込んでいるのに気付いた。
1番最初会ったのがが多分1時過ぎぐらい。ちなみに体内時計で眠くなるのが12時。
そんでテンション上がってきて喋りまくった後に犬夜叉がどっか行っちゃって。勝ち逃げとは卑怯なあ!という確実に去り際の悪役の台詞を叫んだ気がする。
それからうつろうつろとし始めて。寝ようと思ったんだけど布団無いし寒いし火消えちゃうかもだしだから懸命に起きてた。
多分この時点で4時くらいかな。本気で眠くて死ぬかと思った。
帰ってきてまた口論の続きをしてまあ色々。
結局約5時間もくっちゃべってた事になる。友達と電話で3時間ほど話しててそれを5日連続ぶっ続けにやった時みたいな感じだ。電話料金票見たときの親の顔といったら。思い出しただけで笑ってしまう。
まあその後こっぴどく叱られた。家の電話が使用禁止になってしまった。
ついでに私が電話を1ヶ月禁止されていた時の料金だが、5分の1程に金額が減っていたらしい。
ふと自分の汚れた制服が目に付く。早めに洗わないと泥が取れそうに無い。
それに、髪も洗いたい。
「ねえ、この辺に温泉とかある?」
「温泉ーはねえな。まあ川と泉だったらある。」
「・・・・・・そっかあ。いやはや現代の便利さが身にしみる。」
原作にあったように水浴びの運命か。
んーかごめちゃんが起きたら案内して貰おう。
- Re: セブンズコード!【犬夜叉】 ( No.10 )
- 日時: 2011/12/19 20:01
- 名前: 夏雲あざみ ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
06 にんじん+じゃがいも=アート
昔から、いや、幼稚園の頃から言われ続けていたことがある。
それが発覚したのは5歳の「せんせいといっしょにシチューをつくろう」なんてののイベントだった。
そもそもシチューなんて物はシチュー屋が作れば良いと思う。
だから一般人が無理して作らなくて良いんだ。
て言うかさ、幼稚園の料理なんて大体先生がしてくれるし、する事っていや混ぜたり子供用の安全な包丁で切ったりするだけでしょ?それでもあんなのが作れるってある意味凄い。外観だけで食べれない事が明白だったし。
当時仲が良かった男子のK君がそれを口にして倒れた。次の日にアイツ(私)は毒物を作る天才だと噂されたものである。
その時撮った写真を持って帰ると母に「粘土細工でも遊んだの?凛ちゃんはこの写真からしてアートの才能あるかもねー。」と言われた。
この文章から察しれる事は何か?無論お分かりでしょう。
そう、私鹿屋凛は、殺人的に料理が下手だ。
「う、うふふふふふ。かごめちゃんアーンド楓さん。」
「何ー?ってうわっ。凛ちゃんどしたの?!」
私の記憶だとじゃがいもとにんじんの皮むきを命じられたような気がする。
やってしまった。これはやってしまった。
まずじゃがいも。
芽が取れてない。むしろ無理矢理取ろうとして苦労した後が伺えた。芽の中心から真っ二つになっているのもある。
皮も完全に取れてない。1センチ程の分厚い皮の切れがそこらじゅうに転がっていた。
にんじんはとても悲惨だった。ちゃんとしたにんじんの形を成した物が一つも無い。全て折れていた。
そして左手はぱっくり。本来傷付かない筈の右手まで。血まみれだがそんなに傷は浅くなかった。
これは漫画に良くある「えへ☆ちょっと失敗したけど頑張って作ったよ☆」みたいなのではなく、ホラー映画を想像して貰えると分かり易い。
「大丈夫?!とりあえず水場行こう。」
「ぎゃー!わ、ちょっと手!手!気付かんかった!」
かごめちゃんに肩を引っ張られて連れて行かれる。耐えろ私の両腕!
- Re: セブンズコード!【犬夜叉】 ( No.11 )
- 日時: 2011/12/19 20:02
- 名前: 夏雲あざみ ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
傷だらけの手を洗い流して、かごめちゃん持参の絆創膏を貼って貰う。
事の始まりは今朝の事。とりあえず楓さんちに頭下げて泊めてもらって一泊したすぐだった。
かごめちゃんが料理するとか言っててなんか食材と道具を現代から持って来たらしい。
なんなら私も手伝います。タダで泊めて貰ってるって言うのもあるんで。なんて言ったのが間違いだった。
「にしても、凛ちゃん。」
「どうしてこうなった。」
「・・・・・・・・・。」
「まーそれは結果論なんだけどさ。いや分かってたよ。けど忘れてたのがちょっとアブなかったんだ。私料理作っちゃいけないんだった。」
「いや、そんな事は無いんじゃないかな?と、思うよ。練習すれば大丈夫。前向きに行こう。」
疑問系な上に思うを付け足される。でも気遣い有難うかごめちゃん。
確かに私は下手と言うよりもう終わっている感じだし。
「そうかな。うーんよっぽど胃が強い人しか食えそうに無い。」
「深刻?」
「かなり。殺人出来そうなレベルまで達してる気がする。ごめんね。その、食料無駄にしちゃって。」
「気にしなくていいよ。とりあえず帰ろうか。凛ちゃんが剥いたやつは私が剥き直してくるよ。」
かごめちゃんの優しい心遣いのお陰で、昼には美味しい肉じゃがが出来上がる事が出来ました。好評だったようですが私は塩を振っただけでした。
- Re: セブンズコード!【犬夜叉】 ( No.12 )
- 日時: 2011/12/19 22:26
- 名前: 月那 (ID: EsPIP2Jr)
はじめまして月那です!
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