二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 〔テニプリ〕林檎の花
- 日時: 2012/03/02 21:44
- 名前: ぜつ ( もずく・ ) (ID: vj3b3W/M)
□■林檎の花■□
青学から立海に転入した主人公の波乱な話。
[登場人物]>>01
1章 \ 出会いと別れの季節 /
000*>>02
001*>>06 別れを告げる。
槙原敬之さんの「林檎の花」をお借りしました。
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- Re: 〔テニプリ〕林檎の花 ( No.2 )
- 日時: 2012/02/29 17:04
- 名前: ぜつ ( もずく・ ) (ID: vj3b3W/M)
約束はいつも指きりげんまん。
遠回りしたって、
少しお互いが分かり合えなくたって
あの日した約束はもう消えないでしょ?
嘘ついたら針千本のーます、
指きった。
- Re: 〔テニプリ〕林檎の花 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/29 23:32
- 名前: 羽野 ミハ (ID: ecbw2xWt)
こんばんは、もずく・さん♪
明日香さん、何をしちゃうのでしょう??
気になります☆
丸井 ブン太、いいですよね〜♪
では、応援してます!!更新がんばってくださいね。
- 羽野ミハさま・ ( No.4 )
- 日時: 2012/03/02 21:19
- 名前: ぜつ ( もずく・ ) (ID: vj3b3W/M)
来てくださりありがとうございます!
ブンちゃん可愛いですw
更新頑張りますね。
- Re: 〔テニプリ〕林檎の花 ( No.5 )
- 日時: 2012/03/02 21:29
- 名前: 永夢 雪華 (ID: miQtePmu)
あ、もずくさん!!
来ました〜テニスの王子さまですか? 知りません((
ですが、おもしろそうなのでたまに見に来ますね(^^♪
更新がんばってください!!
では失礼します。
- 001*別れを告げる。 ( No.6 )
- 日時: 2012/03/02 21:43
- 名前: ぜつ ( もずく・ ) (ID: vj3b3W/M)
「じゃ…次会うときは敵かもしれないけど…」
駅前にみんなが集まって私を見るなんて不思議な感じ。
そう遠くなんかなくて、電車ですぐ行けるような所なのに
もう永遠の別れみたいに私のことを悲しそうに見る。
「香川、お前がそっちへ行って敵になろうと、俺たちは全力でいく。」
手塚は最後まで厳しいことをいうね。
まあ、それが手塚らしいけど。
「だが、お前がマネージャーから抜けた今後の穴はお前でしか埋められない。」
私のことを真っ直ぐと見て、手塚は一息おくと
「いつでも帰って来い。」
そう告げた。
いつでも、私が青学に戻って今まで通りにマネージャーをやってもいいの?
突然でもいいっていうの?
みんなと一緒に、笑って過ごしてもいいっていうの?
「あり…がと、う」
涙がとめどなく溢れた。
「明日香先輩、これみんなで作ったんスよ」
越前くんの手にぶら下る紙袋を受け取る。
見てみなよ、と大石に言われて紙袋の中から出したものは
「アルバム…」
ヘタクソな飾りつけがたくさんしてあった。
中を見ると、みんなの練習風景の写真がたくさん貼られていて。
十ページ目を開くとき、写真は文字へと移り変わり
一人一人部員の寄せ書きが書かれていた。
最後のページには、全員の集合写真がでかでかと貼られ、隅に書かれた大人っぽい字
『油断せずに行こう』
気が付けばもうどうにも止まりそうにない嗚咽と涙。
青学のテニス部が大好きだった。
離れたくは、ない。
「明日香」
武が呼ぶ。
「明日香先輩」
越前くん
「あーすか!」
菊丸
「明日香ちゃん」
不二
「香川さん」
「乾!ちゃんと空気よめよーっ!」
菊丸に怒られる乾
「はは…こりゃ大変…明日香、ちゃん」
大石
「明日香ちゃん!」
河村
「…明日香先輩」
海堂
「明日香」
手塚
「明日香」
竜崎先生。
あくまでもマネージャーでしかなかった私を、みんな本当の仲間のように思ってくれていた。
ありがとう
さようなら、
またいつか
次はいつ?
『 ------- 神奈川行き、間もなく電車が参ります』
私はそっと小指を立ててみんなを見る。
「次は全国で会おう。」
手塚が、菊丸が、大石が、不二が、河村が、
武が、海堂が、越前くんが、私の小指に指を絡ませ
「ゆーびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます」
私の声にあわせて
「ゆーびきった!」
大きく叫んだ。
( 別れを告げる。 )
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