二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鎖の少女〜ホントノ愛ヲクダサイ〜
- 日時: 2012/02/29 21:04
- 名前: mayu (ID: oUAIGTv4)
初音ミクの鎖の少女の二次創作書こうと思います。初めてなんで文章がおかしくなるかもしれませんがそこは温かい目で見守ってやってください。
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- Re: 鎖の少女〜ホントノ愛ヲクダサイ〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/03/02 16:21
- 名前: mayu (ID: s/G6V5Ad)
雨が降る街中。傘もささずにバス停にたたずむ少女がいた。
少女の名前は林 美紅。16歳だ。
キーッ プシュー……
『野辺駅行き』と書かれたバスに乗った美紅は、バスの中でこんなことを考えていた。
(今日も「評価」は変わらないだろう……)
野辺駅に着いたバスから美紅が下りると、雨は止んでいて、同い年くらいの高校生がふざけたり、おしゃべりをしながら改札口の向こうへ抜けて行った。駅のホームで美紅は一人、ポケットに手を突っ込みながら携帯を開いていた。
メールは8件、着信は10件。メールの内容はどれも同じようなもので、
「今は何しているの?」「今はどこにいるの?」「今は誰と話しているの?」
美紅は苛立ちを持ったまま携帯をとじた。その時、花宮駅行きの電車がきた。その電車に乗りこむと、席が一つ空いていたが後ろからきた女子高生に取られてしまった。美紅は、
(これで相島駅まで立ちっぱなしか…)
相島駅ではほとんどの人が降り、美紅もその中に混じって降車した。
駅から徒歩で10分ぐらいのところに、8階建のマンションがあった。
その中に美紅は入っていき、5階の203号室に入っていった。
- Re: 鎖の少女〜ホントノ愛ヲクダサイ〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/02 16:34
- 名前: mayu (ID: s/G6V5Ad)
203号室に入ると、一人の20代後半くらいの男性が出てきた。
「おかえり、美紅。なぜメールも電話も返してくれないんだい?」
「……気付きませんでした。」
「言い訳はやめた方がいい。僕は君のすべてを掌握しているのだから。」
「……」
「美紅、今日も学校内での出来事を【監視】していたよ。君はいつも同じことをするんだね。クラスの誰とも話さない。暇さえあれば本を読んでいるか勉強をしている。僕は何のためにこんなことをしていると思う?君は僕から受けた恩を忘れたのか!」
「すいません……」
「まぁいい。これで【評価】を5点下げるからね。」
美紅は一つのドアを開けた。
ベッド、本棚、机。
余計なものは一切置いていない。もうひとつあるとしたらクローゼットくらいだ。
美紅はベッドの上に倒れこんだ。
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