二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夏目友人帳 不思議な少女
日時: 2012/03/24 22:46
名前: 浅香 (ID: ia9Umcvq)

初めまして、浅香(あさか)と申します。

小説を書くなんて初めてなんで、どうなるか予測がつきませんが、よろしくお願いします。


注意
・荒しはやめてください。
・駄文です。
・更新のスピードが遅いです。
・内容がちょくちょく変わって行くかも・・。
・オリキャラ目線です。

よろしくお願いします。

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Re: 夏目友人帳 不思議な少女 ( No.1 )
日時: 2012/12/30 16:22
名前: 浅香 (ID: ia9Umcvq)

《オリキャラ》

名前:七色(ひちしき)
性別:女・妖怪
年齢:見た目は夏目と変わらない。斑と同い年。
髪型:腰まである銀色の髪をしている。
服装:桜色の巫女服。
本来の姿:銀色の毛並みを持つ、狐。
性格:人間に関心がなく、逆に嫌っている。
    夏目の事は人間だが気にいってるらしい。
一人称:俺
能力:風・水・炎・土・雷・幻覚・言霊が使える。

見た目は人間と見間違えるほどだが、狐の耳と尻尾を持っている。
斑の妹的な存在で、斑の言う事なら何でも聞く。
七色の潜在能力は斑を上回る力だが、まだ自覚していない。
レイコに名を渡してから、本来の姿に戻る事が出来なくなったが、本人はあまり気にしていない。
人間に化けることもできる。

Re: 夏目友人帳 不思議な少女 ( No.2 )
日時: 2012/12/30 16:25
名前: 浅香 (ID: ia9Umcvq)

第一話

今、夏目の家の前に異様な恰好をした少女が立っていた。
時刻は夕方なので、ここら辺は高校生などが通る道だが、誰もその少女を見ようとはしない。
まるで、見えていないかのように。

 “ここから、兄さんの匂いがする・・”
夏「あの〜・・」

学校から帰って来た夏目が、少女の後に立っていた。
少女は振り返り、夏目・・・ではなく、その肩に乗っている猫を見て目を見開いた。

 「兄さん!!」
夏「え?」
塔「あら、貴志くん。お帰りなさい。」
夏「あ・・ただいま帰りました。」
塔「ちょっと買い物に行ってくるから、お留守番、よろしくね。」
夏「はい。」

塔子さんは、少女が見えないようで声もかけずに通り過ぎて行った。
夏目はその容姿から、その少女が〝人間ではない〟事は分かっていた。

夏「えっと・・ついてきて。」
 「・・・・」

少女はめちゃくちゃ、夏目に警戒しながらついて行った。
夏目は自分の部屋に連れて行き、友人帳を取り出した。

夏「君、名前は?」
 「七色。」
夏「聞いた事ない名前だな。」
ニャ「おー!やはり七色だったのか。元気にしてるようだな。」
七「兄さん、何でそんな姿になってるの?封印されてるって聞いていたけど・・・」
ニャ「まあ、いろいろあってな。今はこ奴の用心棒をしておるのだ。」
七「ふ〜ん。」
夏「七色、君も名前を取られたのか?」

七色が猫の姿をしている斑とじゃれていると、夏目が真剣な顔で言ってきた。
七色は真顔で答える。

七「ああ。」
夏「じゃあ、返すよ。」
七「その必要はない。俺はレイコと約束したのだ。〝俺が死ぬまで、友人帳を受け継ぐ者を守り続ける〟と。名前はその約束の証として渡した。返す必要はない。」
夏「え?でも・・」
ニャ「返さなくてもよいと言っておるのだ。そのままにして置け。」

ニャンコ先生は、七色の尻尾でじゃれながら夏目に言った。
夏目は困った顔をしていたが、友人帳をしまった。

ニャ「そういや—お前、そんな事を言う為に来たのか?」
七「うん。後、兄さんに会いに。」
ニャ「今までどこに居った?」
七「人間に化けて各地を旅してた。あ!そうだ、忘れてた。」

七色はどうやって入れていたのか、懐からお酒を取り出した。

七「はい、お土産。」
ニャ「酒じゃー!!」
夏「おい、よくこんな酒が買えたな。」
七「買ってない。貰った。」
夏「何処で?」
七「確か・・四国の方だったかな?お土産買おうとして立ち寄ったお店の人がさ、「これ持っていきな。」って言ってもらった。」
ニャ「七色は美しい妖だからな。人間になってもそれは変わらんからくれたんだろ。」

ニャンコ先生は瓶ごと酒を飲みながら言った。
七色は顔をほんの少し赤く染めて笑った。

Re: 夏目友人帳 不思議な少女 ( No.3 )
日時: 2012/12/31 13:39
名前: 浅香 (ID: ia9Umcvq)

七「俺よりも、兄さんの方がずっと綺麗だよ。もうあの姿にはなれないの?」
ニャ「そんなことはない。まだ封印が溶けてないとはいえ、私の力をもってすれば元に戻るのはたやすい。」
七「じゃあ・・」
ニャ「用心棒をしとるときはこっちの方が何かと便利なんだよ。」
七「ふ〜ん。」

ニャンコ先生は酒を飲み干した後、七色の尻尾で遊び始めた。
七色も尻尾を動かし、笑いながら遊び相手になってる。
夏目はというと、一人机に向かって宿題をやっていた。

七「おい、夏目。」
夏「ん?何だい?」

七色が無言で指を差しを窓には、かなりでかい妖怪が夏目のことを見ていた。
名前を返してもらいに来た妖だ。

夏「ったく、しょうがないな。」
七「悪意を感じる。開けない方が良いかもしれんぞ。」
夏「え?うわぁ!!」

七色の忠告も虚しく、反射的に窓を開けてしまった夏目は外にいた妖に捕まってしまった。
どうやらこの妖は、名前を返してもらいに来たわけではなく、友人帳欲しさにやってきたらしい。

 「友人帳を寄越せぇ!!」
夏「う・・ぐっ・・・」
七「何だお前、そんなのも倒せんのか。」
ニャ「こいつは恐ろしく弱いからの。」
夏「見てないで助けろよ!!」
七「ったく。」

七色はため息をつきながらその妖に近づき、冷たい目で言い放った。

七「消えろ。」

その瞬間、夏目を掴んでいた妖が消えた。
畳の上に落ちた夏目は、お尻を撫でながら七色を見上げた。

夏「いったぁ・・あれ?今の妖怪は?」
七「消した。」
夏「けっ消した!?殺したのか!?」
七「住処に戻した・・と行ったほうが良かったか?」
夏「なんだそうだったのか。てか、なんだよ今の。」
ニャ「言霊だな。」
夏「言霊?」
七「声で相手の潜在意識に働きかけ、言葉の持つ意味を相手に強制させる能力。催眠術みたいなものだ。」

七色は何も知らない夏目のために、かなりハショりながらも教えてあげた。
夏目はほかにも能力があるのか聞いたが、七色は答えてくれなかった。

Re: 夏目友人帳 不思議な少女 ( No.4 )
日時: 2014/10/04 17:01
名前: ユッピー (ID: CQQxIRdY)

とっても面白かったです!
また書いてください。


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