二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡
日時: 2013/04/02 09:54
名前: 蒼聖 (ID: ULeWPiDO)

短編募集中!>>2参照

こんにちは、こちらに登場するの初めてです・・・
ハリポタの二次が書きたい!
というわけで、ハリーの息子さん、アルバス・ポッターの物語を書きたいと思います・・・
本編にないのであんまり自信ない(殴

色々設定ごちゃ混ぜです。勝手に作った物や人もあります…
こんな調子ですが宜しくお願します。



【目次】

登場人物紹介>>1(>>90にネタバレありの登場人物紹介)
オリキャラ募集(現在〆>>2
短編募集>>2

[アルバス・ポッターと真実の鏡]
第一章 ホグワーツ
>>3 2>>8 3>>10 4>>11 5>>20 6>>25 7>>33 8>>39 9>>47 10>>51
第二章 闇の魔術に対する防衛術教師
>>52 2>>55 3>>66 4>>87 5>>93 6>>97 7>>98
第三章 舞台裏は暗闇
>>101 2>>106 3>>112 4>>114 5>>118 6>>121 7>>122
第四章 クィディッチ
>>127 2>>140 3>>150 4>>151


[シリーズ化しちゃったよ!]
・参照1300突破記念小説『現代日本学校パロ・歩具和ー津(ほぐわーつ)!其の壱』>>107
・参照3000突破記念小説『現代日本学校パロ・歩具和ー津(ほぐわーつ)!其の弐』>>145

[短編置き場]
・ナイフ突き刺し事件とその後 >>75 (ネタはnoeru様より>>72
・夏だ!海だ!悪戯グッズを使おう☆の巻き>>80(ネタは北大路様より>>78
・命を削る!ラシュカvsアルバス本気チェスバトル>>136(ネタは藤桜様より>>128

[記念物]
・参照300記念短編小説>>43
・参照1000突破!記念フリートーク>>94
・参照2000突破記念小説『魔法使いはデッキブラシで空を飛ぶ。』>>123

[ホグワーツ一年生生徒名簿]
蒼聖:アルバス達メイン>>1(>>90ネタバレ有) 勇騎那様より:カトレア>>4>>7>>15
ショコラ様より:リィール、クルーラ>>5 ゆりかん様より:メアリリーン>>18
ファイ様より:アルカディア>>23>>28 noeru様より:マキア>>26>>37>>56
北大路様より:時雨>>35 黒簾香菜様より:セルヴィア>>59
更紗蓮華様より:シャーロット>>64 藤桜様より:ミラン、ラシュカ>>68

[来て下さったお客様方]
勇騎那様、ショコラ様、北大路様、ゆりかん様、ファイ様、noeru様、黒簾香菜様、更紗蓮華様、藤桜様、鈴奈様

開始日:4/25
参照1000突破!:8/10
返信100突破!:8/25

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Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.97 )
日時: 2012/08/23 10:10
名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)



「昔々の御伽噺——。一人の皇子が、深い森の中の城に住んでいました」
聞こえるのは、少し低めの少年の声。
その他は、物音一つしないグリフィンドール塔の寝室・・・

「ある日、滅多に客が訪れないお城に、一人の客がやってきました。その名は、〝滅〟といいました。
その滅は、願いを叶えて欲しいと言い、やってきました。
私の願いをかなえてくれたら、貴方の望みも叶えましょうと・・・」

「ねぇちょっと・・・アルバス、やめよう、ね?」
沈黙を、まだ高い少年の声が遮った。

「えー、俺続き聞きたーい」
「だってぇっ、夜寝れない・・・」
「ビビリッ、お前は幼児かよ」

日曜日の夜。グリフィンドール塔、アルバスたちの寝室である。
ルームメイトは、アルバス、ライク、ネビルの息子であるカウィル、ディーンの息子であるリィーン、妹のシスコンであるミラン。

ハローウィーンが、明日だった。
そのせいで、(アルバスを除く)ライクたち少年4人が明日のハローウィーンの話で盛り上がっていると、いつの間にか時刻は深夜11時。
興奮していたせいか、4人とも布団に入ったが中々眠れない。

一方、一人3時間前に眠りについているアルバス。
目覚ましを朝5時にセットしており、4人は羨ましげに眺めた。

そして、次の日に日付は変わり——深夜1時。
「だああああ眠れねぇぇぇっ!!」
「叫ぶな馬鹿ッ、アルバスが起きるだろっ、彼は寝起きの機嫌すっごい悪いんだよ」
叫んだリィーンをライクが止める。
少年4人——、は、一人も眠れていなかった。

ライクの一言でばっとアルバスを見やると、

「・・・起きてるよ。ベットの軋みがすごくて眠れないし、君達がずーっと騒いでるから」
——起きていた。
一同、ぽかーん・・・状態である。

ライクの言ったとおり・・・寝起きの機嫌は最悪だった。


『一回起きたらもう眠れない』とか言い出し、突然勉強を始めた彼にリィーンが必死に誤りこんで——
「・・・寝るのに・・・御伽噺を、か・・・そうしたら静かにしてくれるか?
・・・眠れなくても知らないからな。一回だけだ」

御伽噺などを聞いていると自然に眠くなる——
そう考えたリィーンは目の覚めているアルバスに頼んでみる。

そして、今に至る。
「ひぃぃ、怖いよ・・・こう、明るい御伽噺はないの?」
このビビリ・・・カウィルが言っても、アルバスは気にせず読む。

「皇子は願いを聞いてみることにしました。
滅は言いました。死後に、貴方の魂を私にくださいと。
皇子は戸惑いましたが、その報酬は、自分の願いがかなえてもらえるのです。
皇子は、『真実の鏡』が欲しいといいました」



*

「真実の鏡・・・そうか・・・!」
だんっ、と机の上のものが跳ねた。
「この手紙は———」

ハリーはアルバスから貰った例の手紙をじっと見つめた。
「ハローウィン・・・・今日か・・・」

〝ハローウィンの日
          一つの災い
一人の生徒が消え〟

紅いインクのその字を、じっと見つめた。
そして、すぐに校長室を出て行く。

——ふっ、と、蝋燭の火が消えた。

Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.98 )
日時: 2012/08/24 09:02
名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
参照: 英語…きっと間違いがぁぁ



「♪ black a rose of undeetaker moth,〜」
「おはようございます」
「こんにちは、校長先生」

——ホグワーツの入り口、AM6:30。
草木が風に揺れ、朝露が落ちていく。
今日は、10月末、ハローウィンだった。・・・のだが。

ハリーがホグワーツに呼んだのは、オーストケラでも、飾り付け係でもなく——

通称・黒い薔薇の葬儀屋。

銀色の長髪に、紅い目。その髪を束ねているのが薔薇と、その薔薇の黒茨。服装にも黒い薔薇とその薔薇の黒茨が多く着いていて、更にまた葬儀屋という仕事をしているため、黒い薔薇の葬儀屋と呼ばれている。


この人物自体はハローウィンには全然関係なく(オーストケラなどはしっかり呼んであった)、呼んだ理由は、全く別の方向にあった。

「そっかそっか〜お前さんが校長先生だもんねぇ。若いのは羨ましいよ〜」
「貴方だって十分、姿は若いじゃありませんか・・・いつまでも子供呼びするのはやめてください」
「我からみたらお前さんはいつまでも子供さぁ。ホラホラ、中まで案内しておくれ。真実の鏡のことだろう〜?」
「それです」
「にしてもお前さんの息子は冷たいねぇ〜、お前さんの小さい頃はまだ可愛げがあったのに〜」

クスクスと葬儀屋は笑った。
この葬儀屋、年齢はなんと・・軽く300歳を超える。容姿はとても若々しく、20代にしか見えない。
何故なのかは誰も教えてもらえていないが、この葬儀屋——
『真実の鏡』の管理者。

「・・・ハァ。この学園はよく事件が起こるねェ」
「はは・・・」
校庭を横切り、二人は校内へ入っていった。


*


「誰だあいつ・・・」
テルアスがスリザリン寮の寝室から望遠鏡で校庭を見た。
「な、面白いものが見えたよな?」
隣に立っているのは、レバヴェス。

「黒い薔薇の葬儀屋・・・奴を呼んだのは、絶対理由がある」
「葬儀屋(アンダーテイカー)?」テルアスが問う。
「そうだよ・・・夜が楽しみだなぁ・・・そうだ、テルアス、手伝って欲しいんだけど」

*

その頃、グリフィンドール塔、寝室。
「起きろ!6時半だ!」
「眠い・・・後5分・・・」
「さっきからそれの繰り返しだ。もう1時間たった。ほら、起きろ!」

スリザリン寮と打って変わり、アルバスが皆を叩き起こしていた。
これも、昨夜(といっても深夜)頼まれたことである。

自然と、これは毎朝の光景になるだろうが・・・

「だって・・・俺・・・寝付き悪いから・・・」
ふあああ、と大欠伸するライク。
「これは僕の言われたことだ。起き上がって、服着るまで起こせって、言ったじゃないか」

まだ、夜に起こることを知らない。





☆余談
一番上の「♪ black a rose of undeetaker moth,〜」は鼻歌です(え
なんて言っているかというと・・・
「♪ 黒い(black) 薔薇(rose) の(of) 葬儀屋(undeetajer) が(woth)、〜」
多分これであってると思います!

Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.99 )
日時: 2012/08/24 17:48
名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: CXVRcwYu)


ついに・・・レバヴェスが動きましたね!!
アルバスの頭痛も増す事でしょう!!←

かなりwktkですw

Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.100 )
日時: 2012/08/25 09:47
名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)

北大路様^^
ついにレバヴェス動きました!
遅かったです(笑)
頭痛・・・あ゛・・・忘れ・・・・・・・・て・・・・・t(殴
更新できるだけ頑張りまっす!
蒼聖のやる気が1万上がった!▽
・・・・w
ありがとうございました(´∀`*)

Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.101 )
日時: 2012/08/25 10:07
名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)

第三章 舞台裏は暗闇



ハローウィン。
ホグワーツの外では雷、大雨だというのに、校内は夜の事で生徒たちが賑やかだった。

「次は・・・あの駄目先生かぁ・・・俺あの授業根本的に向いてねぇ」
「ねぇ・・・前の方が絶対よかったわ・・・」
アルバスが本を読みながら先頭を突っ切る中、ライク&レイアーはぼやいていた。

「すごいハローウィンって感じの天気ね・・・お母さんに聞いたけど、お母さん達が1年生のときのハローウィン、トロールが入れられたんだって」とレイアー。
「あ、それ聞いた!すごいよねっ」面白そうに言うライク。「僕らの前にも出てきたら面白いのにー」

すると、バサバサッと音が。
その方向へ向くと、アルバスと一人の少女がいて、アルバスのほうは資料の紙や本に埋もれていた。

「っちょ、どうしたの!?」二人は駆け寄る。
「・・・・ぶつかった」
資料と本を集めながら、アルバスが呟く。

そして資料を集め終わると、その資料の束を少女に渡した。
「・・・・はい」
「どうも」
少女が薄く微笑む。
長い金茶の髪に浅瀬の瞳の華奢な体つきの少女で——

「ラシュカさん・・・」
「よく知ってるわね」
ラシュカ・アルコヴィッチ。ミランを兄として持つ少女である。

アルバスが突き出した資料の束を受け取るとき、小さい声で呟いた。


「ハリー・ポッターの息子…ね、私と仲良くとか思わない方がいいよ」


そしてすぐに反対方向の廊下へといってしまう。
「・・・何アレ。優しい言葉はかけられないのかな?」
「僕がよそ見していてぶつかった。それだけの話だ。だから僕が悪い」

しゃがんで、本を拾い上げた。


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