二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!脚の絆と馬鹿者
- 日時: 2012/04/26 21:34
- 名前: 甘楽 (ID: UrB7UrBs)
初めての方は初めまして。そうでない方はこんにちは!甘楽です。
色々、書いてます。また新しいのですwwwwwじゃ、唐突に
オリキャラ紹介!
名前・天原艶(あまのはら・えん)
歳・25歳
性格・クールだけど、思いやりがある。おとなしいけど、喧嘩を
売られたらキレる。嬉しい事があると照れる。どんな事にも
負けない性格。
設定・喧嘩が強く、負けたことが無い。その所為で嫌がられる。
高校時代に壮絶な過去を持っている。ある事件で脚に怪我を
した。臨也とは深い過去がある。静雄や新羅、セルティや
門田達も大切な親友。火を操る能力を持っている。
容姿・黒い髪にふんわりとウエーブが掛かってる。ウエーブは
天然。超美女なのだが、身体に生傷が絶えない。服装は
「八面六臂臨也」の格好に黒のスカート。タイツとか、
タイツと同じ素材の靴下とか履いてる。靴はブーツとか
臨也の履いてるような靴。
サンプルボイス
「あの・・・私に何の用ですか?」
「私に喧嘩売ったって事は死んじゃっても良いって事
だな?」
「ごめん、『 』絶対私が————」
「ハハハッ!変わった子だね。『 』は」
こんな主人公です・・・ハハハ、相変わらずの中二病設定ッスけど
どうか可愛がってやってください!ハッ!後、女装あるけど、
ok?大丈夫な方はどうぞ!
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- Re: デュラララ!!脚の絆と馬鹿者 ( No.1 )
- 日時: 2012/04/26 21:56
- 名前: 甘楽 (ID: UrB7UrBs)
【昔の記憶〜臨也目線〜】
パソコンのマウスを押す。カチッと心地良い音が無音の空間に響く。
すると、パッと細長い画面が瞬時に現れる。そこには少量の文字が
並んでいた。
最後には『保存しますか?』と疑問文があり、その下には『はい』
『いいえ』の二択が表示してあった。俺は迷わずに
『はい』をダブルクリックする。
すると、瞬時に小さな画面が現れメーターが徐々に黄緑色に染まって
いく。メーターが黄緑一色に染まると『保存されました』と出ると
画面から姿を消す。俺は椅子に背中を預けて息をつく。
俺はキッチンに居るであろう助手に声を掛ける。
「おーい!波江—、波江さぁーん。コーヒー飲みたーい」
返事は返ってこなかった。だが、すぐに答えは返ってきた。扉が
開く。軋んだ音が響く。純白のカップが二つ乗ったお盆を片手で
持った少年が入ってきた。
扉を左手で器用に閉じて俺の傍に近寄ると、机にコーヒーを置く。
コツンと軽快な音が鳴る。
「どーも♪正臣君ッ☆波江はー?」
「波江さんは弟に会いに池袋に行って来るからって言って出て行き
ました。上司ならそれくらいの事知っててください」
少女のように整った顔立ちと茶髪が印象的な少年、紀田正臣は
部屋のソファに腰を下ろして、淹れたコーヒーを口元に運ぶ。俺は
口の端を吊り上げて笑みを浮かべると、ワントーン高い声で
口を開く。
「え〜波江何も言ってくれなかったんだもん!俺だって
分かんないよ!」
「・・・・・歪み無く気持ち悪いです臨也さん」
眉根を寄せて、醜い物を見るように顔を顰めて想像通りの返答が
返ってくる。
俺は正臣君の表情を眺め、苦笑し肩を竦める。だが、相変わらずの
毒舌には感服してしまう。
「ひっどいなぁ〜・・・」
「帝人の毒舌よりマシですよ」
俺は「帝人」という単語で、脳味噌の片隅に閉まっていた記憶が
掘り返される。
あまりにも凄惨な記憶であり、思わず額を親指と人差し指で押さえ
る。すると、正臣君が不審な顔をして聞いてきた。
「どうしたんすか?臨也さん」
俺はその言葉で、意識が現実に戻る。俺は通常通り、
二コリと無理に笑いを浮かべる。
しかし、切なさが胸を満たし、悲観的な笑みになってしまった
ようで、正臣君が心配そうな顔をする。俺は独り言のように正臣君に
言う。
「ねぇ。正臣君。———『いじめ』は・・・良くないよね」
「え?・・・そうですね。でも、急にどうして?」
俺は忘れもしない、『あの日』の事が頭の中で何度も再生される。
俺はそれを考えないように目を腕で覆い隠す。そのまま質問に
答える。
「昔ね・・・高校時代の頃を思い出したんだ。その頃に・・・
いや、今話すのは止めよう・・・聞きたくなったら、教えて
あげるよ。いつでも、聞きにおいで・・・」
目から腕を放すと、正臣君は心配そうに眉が下がっている。
そんな表情のまま「はい」と一言呟く。俺はキャスター椅子
から降りると、彼を元気付けるように頭をワシワシと乱暴に
撫でて活発な声で言う。
「そんな顔しないの!もう随分昔の事だ。今でも辛い事だけど
あんまり気にしないようにしてる!だから、君が気に病む
んじゃないよ!さぁ元気をだすんだ正臣君!」
「ウワァ〜!!ちょ、ちょっと止めてください!髪が乱れます!
ていうかウザイです!!」
正臣君は羞恥で顔が赤くなっていた。君に教えるのはまだ先だよ。
あの時、俺の犯した過ちを・・・ね。
続きます!
- Re: デュラララ!!脚の絆と馬鹿者 ( No.2 )
- 日時: 2012/04/26 21:57
- 名前: 甘楽 (ID: UrB7UrBs)
【アルバムが始まり〜臨也目線・正臣目線〜】
「ゴメン、ゴメン!いやぁ〜・・・それにしても正臣君は女の子みた
いな顔してるよね〜!」
「な、何ですって!失礼な!!!俺は列記とした男ですよ!」
正臣君は驚愕の表情で怒号を放つ。俺はそんな正臣君の表情を眺めな
がら、ニコニコと笑い続ける。すると正臣君は項垂れた顔をして溜息
をつく。
「も〜・・・・臨也さんの間抜けな笑顔を見ていると怒る気力が失せ
ます・・・」
「お褒めの言葉をどーもっ!☆^^」
「褒めてねぇーッスよ!ったく、俺は仕事しますからね!臨也さんも
波江さんや俺ばっかにやらせてないで少しは自分でやったらどう
ですか?!」
「え〜メンドイからパァ〜〜ス」
「(小声)コイツって奴はぁ〜〜・・・・!」
俺は正臣君の怨念の籠もった言葉が聞こえながらも無視してパソコン
の画面に表示される個人情報を暗記中〜☆
♂♀ ——正臣目線——
俺はクソ上司に頼まれた仕事をしている。相変わらず人使いが荒い。
波江さんは俺と同じ情報整理などの仕事をしているのだが、臨也さん
は波江さんに俺の倍以上に荒い人使いをする。俺よりも明らかに多い
量の仕事を一度に内容を言うのだが、波江さんは仕事内容をより効率
の良いやり方で、完璧にこなす。尊敬に値する。部屋の左側にある棚
に有るファイルに人差し指を引っ掛ける。俺は嫌々仕事を続ける。
ファイルの袋に個人情報などが書き記された書類を袋に滑り込ませ
る。黙々と作業を続けていると、ふと目に留まった物があった。その
物の背表紙にはこう書かれていた。
『来神高校卒業アルバム』
俺は迷わずその分厚いアルバムを手にした。アルバムの表紙には堂々と
金色の字で背表紙と同じ題名が施されていた。その下には思った
通り、「3年A組 折原臨也」と記されていた。俺は書類を脇に抱え
アルバムの表紙を捲ると女子や男子が混合で楽しそうに笑う写真やク
ラスの集合写真なども掲載されている。少しの間眺めていると声が
掛かる。
「ちょっとー正臣くーん。助手の分際でサボリ〜?生意気だね〜。
給料下げちゃうぞ〜?」
振り向くと、傲慢そうに脚を組み、キャスター椅子に腰を掛けながら
不機嫌そうに眉根を寄せながらコーヒーをに飲むアルバムの持ち主。
アンタこそ上司の分際でサボリか。つーかアンタに生意気とか言われ
たくない。黙れ、死ね。 文句を喉の奥に押し込み、別の言葉を口に
する。
「うるさい死ね。これ、臨也さんのですか?ていうかそうですよね。
どうしてとっておいてあるんですか?」
「うるさい・・・死ねって・・・酷い・・・」
臨也さんは苦々しい顔をしてカップを机に置き、肘置きに肘を乗せ
る。眉根を寄せ、怒りの籠もった目で俺を睨みつけながらも笑みを
湛えた表情で答える。
「まぁいいよ。心の広い俺だから答えてあげる。俺は情報屋だからね
そういう昔の物も捨てずにとっておいてあるわけ」
「ふぅん・・・そうなんですか・・・」
何だ、期待したほど面白い情報は聞けなかった。あんまり期待してい
た訳ではないが、ここまでつまらないとは思っていなかった。どこに
でも有りそうな答えだ。俺は無関心そうな返事を返しながらアルバム
を流すようにパラパラと捲りながら載っている写真を見る。すると、
その行動を遮る言葉が耳に届く。
「———何てね・・・そんな理由でそんな物とっておいてる訳ない
じゃん?」
「は・・・・・・・?」
続きます!
- Re: デュラララ!!脚の絆と馬鹿者 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/30 21:03
- 名前: 甘楽(霧拉々木) (ID: E8T1E3Rb)
同じ名前の人が出てきましたので名前変えました!
甘楽(霧拉々木)になりました!
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