二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.Gray-man 真赤な薔薇
日時: 2013/05/01 18:25
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=23199

前作品「寄生された右目」上のURLからどうぞ。
無事、本編は完結いたしましたっ!

はい。初めましての方は初めまして。
会ったことがある人は、今回もよろしくお願いしますw

目次
オリジナル人物紹介1 >>1
第1話 >>2
第2話 >>3 >>11 >>21
第3話 >>26 >>29 >>35-36 >>39
第4話 >>45-46 >>49
第5話 >>53 >>56 >>59 >>62 >>71
オリジナル人物紹介2 >>60
第6話 >>76 >>82 >>87-88
第7話 >>93-94 >>97-98
第8話 >>106-107
第9話 >>108-110 >>114-115
第10話 >>116-117 >>121-122
第11話 >>123-125
第12話 >>128

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Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.124 )
日時: 2013/04/14 22:25
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)
参照: 無計画にレイルのイノセンス破壊




「やめろっ」
強く捕まれた腕は離されることなくブレスレットははずされ強い光とともに破壊された
何日も流していない涙が頬をぬらす
駄目だ、もう片方も壊されたら本当にお仕舞いだ……
なんとかしなきゃ、僕が………自分で……



“ライル兄………っ!”



ライルside
「レイルーッ!!」
竹やぶの中で腕を強引に捕まれぐったりしている“レイル”とティキを見つけた
そこに乱入してナイフでティキの腕を傷つける
切断とまではいかなかったがティキはすぐにレイルから離れた
「聞こえたぜ、テメェの声」
しかしレイルは完全に気を失っている
守るようにして前に立つ
「レイルに何をした」
「おー、怖いねー。まだイノセンスを壊しただけだって」
後ろを見るとレイルのブレスレットは片方だけ確かに壊されていた
大丈夫だ、まだレイルのイノセンスは生きている
可能性はまだある
「残念だったな、完全に壊せてなくて」
「そうだな。でもオレの本来の目的は果たせたし十分だろ。」
本来の目的………?
周りを見渡すと近くにアレンまでもが倒れていた
イノセンスはすでに壊されている
「そうか、本来の目的ってのはアレンのことか」
ティキの方へ向きなおるがそこには誰もいなかった
一気に緊張が解けてその場に座り込む
なんとか間に合った
レイルを仰向けに寝かせアレンの様子を見に行く
周りには西洋カルタがバラまかれていた
これはもう……駄目か。レイルのところへ戻り持ち上げる
さて、アレンはどうするか……
そう考えている内に段々と霧が濃くなってきちまった

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.125 )
日時: 2013/04/19 18:57
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)

sideなし

誰もいない竹やぶの中、ラビとリナリーはティムの映像記録メモリーを頼りにアレン達を探しに出ていた
そこに、アレンとスマイルはいなくただ血の跡が残っているだけ
しかもライルでさえどこかへ行ったきり戻ってきていなかった
『聞こえるかラビ』
「…何?」
『港へ戻れ、使者が来た』
「使者?」
ラビのゴーレムがそう知らせ、一度港へと戻る
そこには、アジア支部員のウォンが伝言を伝える為に来ていた
「こちらの部隊のアレン・ウォーカー、スマイル・リーは我らが発見し引き取らせて頂きました」
「ライルくんは……?」
「ライル・メアルスは教団本部からの命令でこちらで一時、預かってもらっています」
さっきまで暗かったリナリーの顔が一瞬だけ明るくなる
「じゃあ……」
「あなた方は今すぐ出航なさってください。お二人とは中国ここでお別れです」
再びリナリーに絶望の色が見られる
しかし、出航する為にもう1人連れてきたミランダの力で船を治し出航する



レイルside
滅多に見たことのないライル兄の眼鏡姿
意外に似合うんだよなぁ……こいつ
「ほらほらー、手が止まってんぞレイル」
「うっせーよっ!」
僕はまた目の前にある片方しかなくなってしまったブレスレットを見る
今、やるべきことはこのブレスレットの改良
半分になってしまった僕のイノセンスはシンクロ率が低いようで上手く操ることが出来なかった
ライル兄は言う。今のこの形は僕に合った形ではない、と
イノセンスを壊され夢を見た。遠い過去の夢
忘れさられた“ライル兄”の夢、教団に入る前の強制的に捕まってしまった前の記憶
それでもまだ全てよみがえる事はない
戻って来たのは楽しかった時間だけで。
頭痛とともに思い出すノアに関しての記憶はなかった
何故、イノセンスが壊れ思い出せたんだろう
僕はまだ知らなかった。ライル兄もまだ知らない。
「ブレスレットの形が一番馴染んでるからな。また形を変えるとなると難しいか」
そう言ったライル兄の顔を見た。
他人の事なのに何故か僕のことだけにはこんなに一生懸命になってくれる
その気持ちも今なら分かるような気がした

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.126 )
日時: 2013/04/22 19:11
名前: 遥香 (ID: pt4UZong)

なに荷物運びをサボっているのだ(´・ω・`)
イノセンス・・・片方だけ残ってて良かった・・・(´;ω;`)
二人とお別れか・・・。嫌だなあ(´・ω・`)
あ、快李だよ(´・ω・`)←遅
今から新しい紙ほかのスレッドで、D灰の小説をまた作るのだ(´・ω・`)
良かったら見に来てね〜

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.127 )
日時: 2013/05/01 17:42
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)

お別れだね。でもちゃんとにアジア支部で活躍するよっw

おー、見に行くわーw

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.128 )
日時: 2013/05/01 18:24
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)

第12話 仲間の目覚め

無駄もなくペンをコツコツと机に音をたてていると急に廊下から大声が聞こえた
「ウォーカーくんっ!!」
「ウォンさんの声だ」
何かあったのかな。アレンが起きたのか…?
「もしかすっとアレンが目覚めたのかもな。いってみるか」
ライルがそういったからペンを机に置いて部屋を出てウォンさんの声が聞こえる方へと歩き出す
付いた場所はフォーが守っている扉の前だった
そこになんだか賑やかそうなバクさん達
もちろんそこにアレンも元気そうに笑ってた
「アレンッ」
名前を呼ぶとこちらを向く
「スマイルも無事だったんですね!」
「イノセンスは半分破壊されたけどな」
話は進み、アレンのイノセンスについて話を聞きながらある部屋へと向かった
僕も“完全には壊されていない”という事しか分からない
その部屋の扉を開けて中に入るとそこには霧みたいなものがただよっていた
これがアレンのイノセンスだと言う。
この粒子化してしまったイノセンスを再び武器化出来れば戦場に戻れる
それを聞いたアレンがイノセンスを発動しようとシンクロを始める
しかし、上手くいかずに結局は粒子に戻ってしまった
その後何度やっても同じことの繰り返し。
バクさん達は、仕事があるのか部屋を出て行った
「レイルのイノセンスと少し似てるな」
「………」
何が似てるっていうんだよ
ライル兄の方を見るとまだ眼鏡をはずしていなかったらしい。
つけたままで真剣な顔をして粒子化したイノセンスを見ていた
「……あの、“レイル”って…」
「ん?あー、すまん。なんでもねーよ」
その態度を見て、そうやら双子だということは最後まで隠しとおす気らしい。
まあ別に対したことじゃないだろう
「そういえばスマイルもイノセンス、壊されたって…」
「半分な。ほら、僕って両腕にブレスレットつけて2つで1つ状態だったじゃん?」
「そのうち1つが壊れたって事ですか?」
さすが、物分かりが早いな。アレンの方を見て頷いた
「それって治るんですか?」
「ライルが言うには治るらしい」
「そうそう。治るんだよなー。そこで、まぁいろいろあってオレがいなきゃレイr………スマイルのイノセンスは治せないんだよ。だからオレがここにいるわけ。」
危なかったな、ライル兄。
僕は別にどっちでもいいが隠しとおしたいならしっかりしろよ?
「ライルさんがいなきゃ治せないってどうゆうことですか?」
そこらへんは僕にもよく分からねーんだよな…
別にデザインを変えるだけなら1人でも出来る。
「んー、まぁ色々あるんだよ」
ライル兄は笑ってごまかした。


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