二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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シャイニングカービィ 1
日時: 2012/05/14 01:34
名前: ザクッとダンシュ! (ID: ???)  

★第一章 神話★

昔、月の神、海の神、緑の神、太陽の神、空の神、雨の神が、それぞれの役を果たしながら、世界の天地を守っていました。月の神、ツクヨミは、暗い夜の世界を、白い月の光で照らす。海の神、イザナミとイザナギは、水をいつも清らかにする。緑の神、ネイラは、自然豊かな大地を造りあげる。太陽の神、アマテラスは、地上に暖かな太陽を照らす。空の神、キィは、美しい青空を見せる。雨の神、デュボは、乾いた地を、雨で潤していた。
でも、デュボは、地に住む生き物が嫌いだった。だから、時々デュボは、雨を降らさなかったり代わりに嵐を起こさせ、作物を駄目にしたりなど人々を困らせました。それを見ていたアマテラス達は、怒って彼を巨大な岩の下敷きにして封印しました。それから、嵐が来ることは無くなり、人々に平和が戻りました。
しかし、ここで重要な問題が出来てしまいました。雨を降らす神がいなくなってしまったので、地上に雨を降らすことが出来なくなってしまったのです。困ったアマテラスは、考えました。考えて考えて考えて…ついに思いつきました。

そうだ。スサノオにやらせよう。

スサノオは、アマテラスの息子で水と雲を使った魔法が得意でした。アマテラスは、スサノオに雨の神としての役目を託し、スサノオは、すぐに雨を操る魔法を勉強した。実際に、雨を降らさせてみると、見事に成功し乾ききった大地を湿らす事が出来た。それからは、雨の神はスサノオとなり、世界の天地をアマテラス、キィ、イザナギ イザナミ、ネイラ、ツクヨミで守っていきました。
それから数年、平和な中 暇なスサノオは、岩山に遊びに行きました。すると、巨大な岩を見つけて 岩の下から何か聴こえてきました。

ここから出してくれ。

スサノオは、慌て岩をどかしました。しかし、スサノオは知りませんでした。その岩の下にいたのが、アマテラス達が封印したデュボだということが。デュボは、封印が解かれた瞬間スサノオを殺し、真っ先にアマテラス達がいる所に向かいました。怒りと憎しみに満ちたデュボは、前より強力な力になっており、アマテラスを簡単に殺してしまいました。他の神達は、恐れをなしたのか、何処かに消えてしまいました。デュボは、全ての地上の空を力強い嵐に変えてしまい、天地を支配しました。彼を止めらる者は、いないのか?人々は、抵抗が出来ない代わりに、行方を眩ました神や死んでしまったアマテラスやスサノオの魂に祈り続けた。だが、どれだけ祈っても助けがくる気配は無く、人々は、ただ激しい嵐に耐えるしかなかった。
そんな状態が、数年続き、今でも嵐は暴れている。
本当に、デュボを止められない者はいないのだろうか。

…第二章に続く★

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