二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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バカと文月学園と学園都市
日時: 2012/09/03 18:02
名前: ほーき雲 (ID: l1ZIjquS)

その日は、突然やってきた。


文月学園2−F教室


「ここ文月学園は、学園都市に校舎を移すことになった!」

ホームルームで鉄人がそんなことを言っていた。



学園都市 とある高校 1年のとある教室にて


「学園都市に、文月学園という新しい学校ができます。今までの学校にはないシステムを導入した学校です。先生も、そこへ移ることになりました。興味のある人はぜひどうぞ。」

ホームルームで小萌先生がそんなことを言っていた。


この日、吉井明久など文月学園生の多くが学園都市の学生となり、上条当麻などの学園都市の一部の生徒が試験召喚システムという学園都市にはないシステムを持つ学校へ転校した。

吉井明久と上条当麻、そして最先端科学技術同士が交差する時、物語は始まる。


序章 >>1 >>3 >>4 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>12

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バカと文月学園と学園都市 ( No.4 )
日時: 2012/07/11 17:45
名前: ほーき雲 (ID: d4kY0fEA)

『超能力』を使う街、学園都市、人口のほとんどが学生。

すごく楽しそうな場所だった。しかし・・・。

「きゃっ!?」

前を見ていなかったせいで、人にぶつかってしまった。

「な・・・何?」

「おいおい、俺たちがスキルアウトと知っててぶつかっているのかい?」

それは運悪くスキルアウトだった。

バカと文月学園と学園都市 ( No.5 )
日時: 2012/07/11 18:20
名前: ほーき雲 (ID: d4kY0fEA)

夏音さんへ

コメントありがとうございます。

ちなみにこれは小説家になろうというサイトで書いていたやつのリメイク版です。

バカと文月学園と学園都市 ( No.6 )
日時: 2012/07/12 17:39
名前: ほーき雲 (ID: d4kY0fEA)

どうしよう・・・。

焦る美波。

ドガン!!と大きな音がし、どんどん不安になっていく。

瞬間、美波の前で思いもよらぬ出来事があった。

「なんで・・・。」

目の前の4人のスキルアウトのうち、1人が凍りついたのだった。

「なんだオイ!!」

スキルアウト達が後ろを振り向く。




そこに、氷を操る能力者がいた。

バカと文月学園と学園都市 ( No.7 )
日時: 2012/07/12 18:31
名前: ほーき雲 (ID: d4kY0fEA)

「やあやあ、スキルアウトさん達。今回は君達がターゲットだよ。」

そこに現れたのは、1人の学生だった。

ただ、美波には、彼がただの学生には見えなかった。

「まさか・・・スキルアウト狩りの氷結能力者!?」

「大正解、さっさと凍ってくれないか!!」

そこで、1人のスキルアウトが笑い出した。

「ふんっ。俺たちは能力者を潰すための集団ってことをわすれたのか?単なるお前のターゲットじゃないんだよ!」

「忠告しておく。俺達は能力を暴発させる装置を持っている。ひどい目にあいたくなかったら今すぐ立ち去りな!!」

しかし、その能力者は立ち去る様子はない。

「おいおい、それって・・・・











あの車の中に入ってるぶっ壊れた機械のこと?」

能力者が示す先には、凍りついた機械があった。

「あ・・・あ・・・。」

「なめんじゃねぇよ!考えてなかったとでも思ったのか!?スキルアウトが能力者対策をする。当たり前の行動だ。そうやって裏をかくことができないから、お前たちはバカなんだよ!!」

スキルアウト達は一気に凍りついた。美波はそれをただ呆然と見ているしかなかった。

その時、止みそうにない雨が、何事もなかったかのように止んだ。

バカと文月学園と学園都市 ( No.8 )
日時: 2012/07/19 19:16
名前: ほーき雲 (ID: d4kY0fEA)

高槻野洲は学園都市の街を歩いていた。

彼は、学園都市の頂点と呼ばれるエリート校、長点上機学園から文月学園に転校を決め、明日から文月学園での生活が始まるところである。

彼は、ついさっき出会った文月学園の少女のことが忘れられずにいた。

たまたま出会った少女が自分の転校先である文月学園の生徒であり、しかもけっこう可愛いと思っていたので、考えずにはいられなかった。

そんな中、彼は知り合いに出会う。

「よっ。宮津!」

「なんだ、高槻か。」

知り合いに会ったことで、いったん落ち着けると感じてほっとする。

しかし、そううまくはいかなかった。

「もしかして、好きな人できた?」

「・・・。」

いきなり焦りだす高槻。

「図星だな。」

あっさり言う宮津。

「そんなところだな。」

「まぁ、がんばれよ。」

「お前はどうなんだ?加古川凛のことは思い出さないのか?」

「それはもういいだろ。やっぱり話さなかったほうがよかったかな。」

実は、宮津の方にもちょっとした出来事があったのだった・・・。


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