二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ワンピース】-喘ぐサファイア
- 日時: 2012/08/25 18:18
- 名前: 優騎那 (ID: .Sn.90J4)
〜プロローグ〜
知らなくていい
人魚がそう言う
愛を知らぬ無垢なルビー
輝きの裏に激しさを秘めるサファイア
これほど美しい2人は何を望む?
一つも完結させてない駄作者優騎那でございます。
このお話は原作の魚人島編沿いで、オリキャラたちの物語です。
無理だと思った方はゴムゴムのロケットでビューンと飛んで行ってください。
意味不明、ぐだぐだ、お目汚しにしかならないこんな小説にコメをしてくださると、スレ主は奇声を上げて喜びます。
スレ主はワンピのほかにNARUTOが大好きなので、NARUTOの要素が入ります。
無理な方は私を斬ってくだs((斬byゴドリック
☆駄スレに来て下さった神(エネル)様☆
サリー様 『嵐×ワンピース-おれらは海賊です』
ワンピ小説中で、嵐とワンピのコラボ小説書いてます!!
ゾロが好き、嵐が好き、ワンピが好き、とにかく趣味が合うんです!!
レッド様 『バン×ヒロと過去の追憶』
数少ないダン戦好きの友達!!ハルとナオがかわいすぎるんです><
今度お持ち帰りしますn((「海賊らしく誘拐してやれ」byフォークス
主人公 >>15
サブ主人公 >>24
もう一人 >>27
さらに >>119
超突発的企画 >>81>>82>>83
第一章 サファイアの化身と氷のルビー
>>05>>08>>12>>16>>25>>28>>32>>37>>38>>39
第二章 裏切り者
>>44>>49>>57>>63>>68>>76>>77>>84>>88>>89>>93>>94>>97>>99
第三章 レクイエム〜再生〜
>>101>>108>>109>>110>>112
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- Re: 【ワンピース】-喘ぐサファイア ( No.106 )
- 日時: 2012/08/12 10:46
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
- 参照: http://www3.atpaint.jp/kakiko/src/1343975795960.jpg/img/
まじで!
ありがとな〜
arsのスレにゴドリックだしていい?
- Re: 【ワンピース】-喘ぐサファイア ( No.107 )
- 日時: 2012/08/12 10:59
- 名前: 優騎那 (ID: 1JT7H2ne)
OKよ☆
でも、ゴドリックは常にフォークスと行動してるから、フォークスも出してくr((殴byフォークス「ウスラバカが」
- Re: 【ワンピース】-喘ぐサファイア ( No.108 )
- 日時: 2012/08/12 12:41
- 名前: 優騎那 (ID: 1JT7H2ne)
「うっ……!!」
気を失っていたゴドリックの眉根が寄った。
「目ェ覚めたか?」
フォークスはゴドリックの頬を弱く引っ張った。
「ほはようほひゃいまひゅ(おはようございます)」
「おはよう。おはようって時間でもねェけどな」
フォークスはゴドリックの頬から手を放した。
「ルフィ〜〜〜〜〜〜!!!」
水の道を通って波がこちらに手を振っているのが見えた。
「お!!ナミ〜〜〜〜宴始まったか〜〜〜〜〜!!?」
「んナ〜〜ミさ〜〜〜〜〜〜ん」
————————————————————————————————
「事実かそれは!!ホーディの奴が!!?」
知らせを受けていなかったジンべえとルフィは状況を把握しようと必死だ。
「ゾロ達はどうなったんだ!?」
「竜宮城にうちのカイルを置いてきた。あいつ、"麦わら"の仲間に劣らず相当な手練れだから安心してくれて構わねェ」
しらほしは「お父様が捕まったなんてそんなこと信じられません!」と泣き出した。
「すまん。早くもお前さん達を巻き込んでしまったか………!!
事を急ぐが、2年前…ルフィ君と出会った時は今以上にこの話ができる状況ではなかった。
"東の海"—イーストブルー—にて…アーロン一味の暴走を食い止めてくれた者達に対して…わしは深く感謝しておった………!!!
お前さんらなんじゃろ?——ありがとう…………!!!
同時に謝罪もさせてほしい」
「ジンベエさん」
「船長……」
ハチは名前で呼び、フォークスが船長と呼ぶそのジンベエザメの魚人は自分の胸に刻まれたタイヨウの烙印を見せた。
「11年前…アーロンの奴を"東の海"—イーストブルー—へ解き放った張本人は…」
わしなんじゃ
- Re: 【ワンピース】-喘ぐサファイア ( No.109 )
- 日時: 2012/08/12 20:42
- 名前: 優騎那 (ID: 1JT7H2ne)
「ジンベエさん、どういう事?」
ナミの確認から話は始まった。
「あんたがアーロンを"東の海"—イーストブルー—へ解き放った張本人って…」
「おれもそう聞いてるぞ!!」
サンジがビッとジンベエを指差した。
「昔……おれとルフィが初めて"七武海"のジンベエって名を聞いたときも、ヨサクの野郎にそう説明された………。
2年前新聞でお前とジンベエが一緒にいるってのを知って、オレの頭にゃクエスチョンマークが躍ったよ…」
腕を組み、サンジはジンベエを影を落とした目でにらんだ。
「ジンベエって奴は、アーロンの黒幕のような存在だと思ってたからな。
おいジンベエ、何か言い訳してェってんなら聞くが、言葉にゃ気をつけろよ………!!
何を隠そうここにいる麗しき航海士ナミさんの故郷こそ、アーロンに支配された島」
「!!」
ジンベエは青ざめ、ナミを見る。
「彼女自身耐え難い苦汁を嘗めてきた一人だ…!!
話し次第じゃお前を…おれはゆるさねェ!!!」
ナミの脳内によぎるのは思い出したくもない忌まわしき過去。
ある日突然、アーロン一味は島に現れた。
「ノジコ!ナミ!大好き」
目の前で最愛の母が撃たれた。
そこから先は村を救うために8年間戦い続けた記憶だけ。
「バカか"黒足"」
冷酷に振る舞うフォークスは狂おしくも麗しい。
「テメェ!!もう一度言ってみやがれ……!?」
女という存在を本気で愛しているサンジはフォークスを見るや、石化してしまった。
「「「石化した————!!!?」」」
「クソ野郎!!」
「「「復活早!!!」」」
「お前は女という存在、生き物を愛している。それが災いして物事を片方からしか見れない」
「何だと!!?」
サンジは影を落とした目で睨むが、フォークスの視線に気圧されそうだった。
「たった一人の女を命がけで愛したこともないくせに…よくそんなことが言えるよな」
恋を知らねェジャイアントベイビーちゃん……!!
- Re: 【ワンピース】-喘ぐサファイア ( No.110 )
- 日時: 2012/08/13 22:35
- 名前: 優騎那 (ID: 1JT7H2ne)
「それくらいにせいフォークス」
ジンベエがフォークスをいさめた。
フォークスは、ため息をついて肩をすくめた。
「…………ずいぶんヒドイめにあわされた様じゃな」
「何を貴様人ごとの様にィ!!!」
因縁を思い出し、震えたナミは顔を上げて行った。
「ええ。何があっても今更アーロンを不憫だなんて思うつもりはない……。だけど、私は2年前シャボンディ諸島に着くまで、あんなに強い魚人達が人間から迫害を受けてたなんて知らなかった。
ケイミーが人攫いに捕まって……それを追ってた時……私は目を疑った。
目の前に広がる[シャボンディパーク]が…アーロンの建てた[アーロンパーク]にそっくりだったから!!」
「…ニュ〜〜〜…憧れてたんだ…」
ハチが口を動かした。
「許して欲しくて言うんじゃねェぞ…ナミ…!!アーロンさんは人間が大嫌いで人間を恨み、おれたちはやりすぎた。……でも、ガキの頃から人間たちの住む世界にあこがれを持ってたのは事実だ」
「200年前まで魚人と人魚は"魚類"に、オレと同じ水中人—マーピープル—は"両生類"に分類されてたそうだ……」
フォークスは地面にふんぞり返り、赤いハイヒールを履いた足を組んだ。
「200年前に竜宮王国は世界政府に加盟して"世界会議"—レヴェリー—への参加も許された。でも、人間は魚人族を嫌い続けた。
一番ひどかったのは大海賊時代の始まり。人間の海賊たちがこの島で暴れ回り、多くの魚人族が売り飛ばされた」
「———そこを救ってくれたのが………今は亡き"白ひげ"のオヤジさんじゃ……!!」
今から24年前、"海賊王"ゴールド・ロジャーが処刑の際に放った一言から大海賊時代は始まった。
多くの猛者たちが海へと繰り出した中で、多くの魚人族がオークションにかけられた。
そこへ、白ひげがある日魚人島に現れ、こう言った。
『この島はおれのナワバリにする!!!』
「島に平和が戻った。
しかし、人間達の魚人嫌いが止むわけじゃない……!!
お前さんらもシャボンディ諸島で見たはずじゃ…現実をな。
おかしな話……一度権力を手に入れた者ほど変化を恐れるもの。
魚人と人間の交友を決めた"政府の中枢"に近づくほどに差別体質は深く根付いて変わることはなかった…!!
そんな折、魚人島ではこの腐った歴史を変えようと2人の人物が立ち上がり、人間も1人立ち上がったんじゃ………。
一人は[オトヒメ王妃]……。
人間と"共に暮らす"事を島民に説き続けたしらほし姫の母上じゃ。
二人目は奴隷解放の英雄[フィッシャー・タイガー]
人間との"決別"を叫び……世界の禁止事項を犯し…たった一人で聖地マリージョアを襲撃……!!
奴隷たちを救った。
そのあとに元奴隷の魚人達を連れ…[タイヨウの海賊団]を結成する男じゃ…!!!
もう一人は[元赤髪海賊団副船長プリンセス・アマンダ]
彼女もタイのお頭と同じく、二度に渡り奴隷たちを解放した……。
今はどこでどうしておるかもわかっておらん。
わしもアーロンもフォークスも、当然ハチも…その[タイヨウの海賊団]に所属することになる…!!
しかし政府に激しく盾ついた[魚人海賊団]が海にいることは……同時に人間との交友を実現しようとするオトヒメ王妃の首をしめる結果となった……。
今を耐え忍び未来を変えようとするオトヒメ王妃に対し……未来を捨てて…今苦しむ同族の奴隷達を救い出したフィッシャー・タイガー…。
苦しむ者、虐げる者の声に耳を傾けて力の限り暴れたプリンセス・アマンダ…。
誰が正しいかなど…とても決められん。
じゃが、わしは…」
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