二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.gray-man -君と私の時間-
- 日時: 2012/09/21 18:30
- 名前: 架夜 (ID: qs8LIt7f)
初めまして、架夜です!!初めての小説なので不安ですが、よろしくお願いします!!
--------- キ ------ リ ------ ト ------ リ -----------------
・荒らしは退出してください...
・はじめての小説なので、駄文です!
・一週間に一回しか来れないので、その時に更新します
・誤字脱字あるかもしれません;;;
では、よろしくお願いします!!
- Re: D.gray-man -君と私の時間- ( No.3 )
- 日時: 2012/10/05 20:51
- 名前: 架夜 (ID: qs8LIt7f)
--------------------------------第一話--------------------------------
あれから一年しかたってない。貴方と居た日々と、今とはとてつもない差がある。こんな人生嫌だ。・・・私弱いからさ、貴方が居ない世界なんて生きられないよ。死んだら天国で会えるかな?神様・・・どうか私をあの子の所へ連れていって。
何度か死のうとした。手首を切ろうとした。でもその度に、近所の人が止めに来る。私に関わらないで。優しくしないで。近づかないで。・・・もう、全てが嫌なんだ。
「ど、う、し、て!!卒業式行かなかったの!!しかも一年と四ヶ月間、ずっと登校してないよ!?」
「・・・嫌だったから」
「もう・・・今日からエクソシストなんだから、シャキッとするんだよ」
「真由の墓はどこ?」
「・・・いいかい。もう彼女の事は忘れるんだ。いいね?」
「・・・」
コムイはズルい。大人はズルい。自分が得する事を最優先する。コムイは仲間より世界を選んだ。妹はあんなに大事にするくせに、仲間なんて・・・まるで眼中にないようじゃないか。どうして・・・真由をこの世界から消そうとするの?
「久しぶり、亜夢。大きくなったわね」
「・・・うん、お陰様で」
「後で食堂行きましょ。ついでに渡すものがあるから」
リナリーも笑ってる。仲間が・・・真由が死んだのに。どうして笑っているの?私にはとても・・・笑えない。泣けない。
「リナリー」
「うん?」
「どうして真由は死んじゃったの?」
「・・・亜夢」
「教えてよ。知る義務くらいあるでしょ!?」
「真由の事は・・・忘れるの。もう二度と、話しちゃ駄目。わかった?」
「リナ・・・リー・・・?」
リナリーも・・・裏切った。リナリーは優しいから。コムイみたいな考え方は知ないと信じてた。いや、信じたかったのかもしれない。なのに・・・期待を裏切られた。リナリーも・・・教団中が、私の敵だ。
「初任務には、ラビと同行してもらうよ」
「よろしくさー」
「今から二人にはアフリカに行ってもらう。エクソシストが行方不明になってるから、行方を追ってね」
「わかった」
初任務に同伴がいるなんて・・・それに無邪気なラビ。有り得ない。もっとマシな人は居なかったのだろうか。せめてリナリーがよかったなぁ。
「亜夢って変わったさね」
「は?」
「前まで明るかったのに、まるで別人さ。・・・・・・そんなに真由が好きだったんさ?」
「お前には関係ないよ」
・・・何がわかるんだろう。他人である君達に・・・私達の何を知っているんだ!!私にとって真由がどれほど大切な存在だったか、どれ程輝いていた光だったか。簡単に真由について話すな・・・。
「結構暑いんだね」
「ブラジルとどっちが暑いんさ?」
「・・・どうだろうね」
ブラジル出身だからって、みんなブラジルについて質問してくる。知らないよ。産まれてまもないときに日本にいったんだから。伯爵の国である日本へ。
「何するんさ!?」
「ラビのイノセンスの能力をコピーしてるだけ。いざというときに発動できなきゃ、このスライム無力だし」
「・・・そうさね・・・・・・」
ラビのイノセンスにスライムをくっつけた。スライムの能力コピーは一時的な物で、別の物をコピーした瞬間、その前の記録はかき消される。もちろん人に付ければ、その人に化けることだって出来る。
「着いたから行くよ」
「ま、待てさー!!」
荷物は全部ラビに任せる。力仕事は男でしょ?車内から出た瞬間、心地よい風が出迎えてくれた。よく真由が行っていた口癖。いつも言ってるから、流石に覚えてしまった。意味深いその言葉を。
「明日は明日の風が吹く」
- Re: D.gray-man -君と私の時間- ( No.4 )
- 日時: 2012/10/11 18:41
- 名前: 架夜 (ID: qs8LIt7f)
--------------------------------第二話--------------------------------
それはどういう意味なんだろう。どんな思いが込められていたのだろう。それを聞く前に真由は死んだ。・・・駄目だ、今は任務に・・・。
「爆発・・・?アクマさ!!」
砂漠のむこうに、爆発音が聞こえた。煙もたっている。そこには多数のアクマが見え、そっちに急ぐ。
そこにいたのは、私達と同じ服を着て、フードを被った子供。身長的に私と同じだ。手には本を持っていて、何かを囁いた。すると、アクマが赤鬼・青鬼・黄鬼・緑鬼に変わっていく。そしてまた囁くと、その子供の後ろに犬、猿、雉が出てきた。そして、この共通点から出てきたのは・・・。
「桃太郎・・・?」
子供はあっという間にアクマを破壊した。近づこうとすると、ラビがまるで幽霊でも見たかのような顔で、私の動きを止めた。
「ひ、引き返すさ。きっとコムイが何かの間違えで・・・」
「あれが行方不明のエクソシストかも知れないでしょ?確かめないと」
「いいから、帰るんさ!!」
「伸!!」
「あ・・・」
荷物を持ってるラビなら追いつけないだろう。倒すにしても、先端部分をあらかじめ土中に埋めておいたため、時間稼ぎにはなる。ついたら縮めればいいだけ。
「ちょっといい?・・・貴方が行方不明のエクソシストですか?」
「違うよ。・・・初めまして、み、な、と、ちゃん」
「・・・何で私の名前を」
「知ってるよ、真由の親友でしょ?」
「え・・・」
私と真由を知っている。この人は誰?人差し指を口にあてて、こっちを見て笑っている。前髪で眼は見えないけど、視線を感じる。誰?この人は・・・。男の人?女の人?声では男女分けられない。高くもないし低くもない、この不気味な声。
「知りたい?真由の最後」
「・・・任務で、アクマにやられて死んだんでしょ?」
「それはちょっと違うな」
「え?」
「真由はやられそうになったリナリーを庇って死んだ」
「庇って・・・?」
「真由にとって、仲間は命を掛けて守れる程大切だったんだ、もちろん湊ちゃんも」
「・・・そんなの・・・」
「じゃあ、僕は行くよ。教団にもどるんだ」
僕・・・男?でも・・・男の雰囲気は感じられない。かといって、女の雰囲気も・・・。
「待って。貴方は男?女?またいつか会える?」
「・・・」
彼は、背中を向けて歩きながらフードを取り、綺麗な漆黒の髪を砂の混じった風にはためかせ、ダイヤモンドのような綺麗な真白の腕を振って叫んだ。
「僕はただの子供だよ」
「・・・髪まで男女紛らわしいじゃん」
「そうだな・・・三年後、わかるときが来るよ」
三年後。それは、私が高校一年生の時だね。「子供」は、右手首にミサンガを付けていた。水色に輝く、小さな糸一本一本で出来たミサンガを。
「ハァ・・・ハァ・・・追いついたさ・・・。あれ?さっきの奴はどこ行ったんさ?」
「砂の中に消えてったよ。あの人って、男なの?女なの?」
「んーと。俺も正直わかんないさ」
「ブックマンなのに記録しなくていいんだね」
「そ・・・その内わかるさ!」
「さ、あっちの村に行こ。無駄な時間だった」
「また行くんさ!?」
流石にヘトヘトだね。でも、持久力くらい付けておかないと。倒れられたら困るけど、その時はその時。取りあえず街を目指そう。
「・・・呑気さね」
「は?」
「な、なんでもないなんでもない。他の事さ」
「・・・・・・そう」
子供を見てから、ラビの様子がおかしかった。あの子にはきっと、何か秘密がある。帰ってから、コムイ・・・いや、リーバー班長とかに聞いてみようかな?・・・答えてくれる・・・かな・・・?
- Re: D.gray-man -君と私の時間- ( No.5 )
- 日時: 2012/10/18 16:36
- 名前: 架夜 (ID: pVoFPF2t)
--------------------------------第三話--------------------------------
町がだんだん見えてきた。気のせいだろうか、「子供」の足跡が街へ向かっていた。そして、その足跡は段々と小さくなり、やがて羊の足跡のような形に変わっている。
何これ。つま先立ち?・・・あ、着いた。
「・・・子供、ここに居るのかな」
「取りあえず、わかれるさ」
「お前あっちね」
「なんで遠い方なんさっ!?」
・・・ここにいるはずだ。まだ聞きたいことは山程・・・。服を掴まれた。小さな小さな女の子が、キョトンとこっちをまっすぐみていた。
「おねえさん・・・。ジョイはドコ?」
「ジョイ・・・?」
「ゼロ、帰るぞ」
「ジョイ・・・。待って」
キョトンとしている顔のまま、ゼロと呼ばれた女の子はジョイという美形の男に向かって歩いていった。そのゼロは右手首につけていた。「水色に輝く、小さな糸一本一本で出来たミサンガ」を。アイツ・・・が「子供」?
「待って!!」
「・・・?誰だ?アンタ」
「そこの子・・・「子供」ですか?」
「子供・・・そりゃ見てわかるだろ」
「違う。その子は私と真由の事を知っていますか?」
「・・・。真由?誰だソイツ」
初対面なのに、ジョイと呼ばれる男は冷たい目付きで、冷たい言葉を投げてくる。見かけは若いし、ゼロの親なんだろうか?いや、それにしては若すぎる。
「もういいか?時間が無いんだ」
「最後に一つだけ。その子は貴方の子供ですか?」
「・・・いいや、俺の姉だ」
・・・そうか、兄弟なら納得出来る。・・・姉・・・?どうみてもゼロの方が若い。言い間違え?でも・・・こんな大胆な間違えをする人なんて・・・。まあいいか。任務だ、任務。
「私達同じ服を着た人を見かけませんでしたか?」
「ああ、黒髪の、肌が真白な子がさっき通ったよ。丁度アンタくらいの背かねぇ」
「あの・・・その人以外は?」
この叔母さんが言ってるのはきっと・・・「子供」だ。他の・・・この服を着た人間は。
「赤髪の眼帯の子もいたねぇ」
「その二人以外でお願いします」
「そうだねぇ・・・。ああ、確か写真があったねぇ。ちょっと待っててね」
・・・なんで写真?エクソシストは気安く写真をオッケーしちゃうもんなの?どんだけ気楽なの、神の使徒。わたしはキリスト教信者としてそれは許せない。
「これだよ。この茶髪のアンタより大きい女の人。一か月前くらいかねぇ?」
「・・・一か月前、その人はどこに行きましたか?」
「はて・・・どこだったかねぇ。ああ、確かあっちの砂漠に行くって」
「砂漠・・・ですか。ありがとうございました」
一人目でこんなに情報が得られるとは思わなかったな。写真ももらっちゃったし・・・ラビを探しに行こうか。・・・時間かかるからやめよう。一人で行って帰ってきたほうが手っ取り早い。
「姉ちゃん、ここから先は行かない方がいいぜぇ」
「はい?」
「一か月前、砂嵐で負傷者や行方不明者が出たんだ。巻き込まれたら跡形もないぞ」
「・・・大丈夫です、いつでも死ぬ覚悟は出来てます」
怖いから、自分からじゃ死ねない。真由がいない世界は楽しくない。生きれない。だからいつ死んでも・・・苦はない。
「す・・・砂嵐だ!!また来たぞ!!」
さっきの叔父さんが、声を張り上げて逃げていく。あんなに巨大な砂嵐、見たことない。というより、砂嵐自体見ることは初めてだった。いくしかない。それが、神が私に与えた試練なのだから。
「イノセンス発動」
スライムを小槌化させ、荒らしの中に突っ込んでいった。砂や石が当たって、頭が居たい。その砂嵐の中には何十人もの人が空を舞っていた。
- Re: D.gray-man -君と私の時間- ( No.6 )
- 日時: 2012/10/26 16:48
- 名前: 架夜 (ID: pVoFPF2t)
--------------------------------第四話--------------------------------
また犠牲者が・・・。と、何処からともなく声が聞こえる。そしてやっと見つけた。探し求めていた、行方不明のエクソシストを。
「貴方がエクソシスト?」
「ねえちゃん、この子の知り合いなのかい。・・・この子は三日前に息を引き取ったぞ」
「え・・・」
死・・・人の死。やめろ、考えちゃダメだ。まだ助かる、まだ助かる。まだ生きてるから。・・・取りあえず脱出しなきゃ。このままじゃ栄養失調で死んじゃう。
「みなさん、この小槌に捕まっていて下さい。ここから出るので」
「やめろ!!・・・そこの子も、同じ事を提案した。下の方を見ろ。そうした結果があれだ」
下の方で、大量の死体が舞っていた。駄目だ、考えちゃいけないんだ。死なんて・・・考えちゃ駄目だ。駄目なんだ・・・。
「もう二度とここから出れない。俺達は終わりなんだ」
「・・・いえ、まだ希望はあります」
「え?」
「イノセンス」
イノセンスを竜巻の外に向かって投げつけた。そのスライムは見事に跳ね返ってきて、手の中に戻ってきてくれた。そう信じていたから。・・・竜巻の力を真似よう。
「今からもう一つの竜巻をつくります。みなさん・・・風に乗って回転力を倍増させてください」
「そりゃあいいが・・・竜巻をどうやって作るんだい?」
「任せてください。ただ風に身を任せていてくれればいい。私が貴方達を助ける」
みんなを寄せ付けて、竜巻を作る。みんなは勢い良く回転してくれて、外側の竜巻が後少しで吹っ切れる。あと・・・もう少し。
「・・・え?」
竜巻の外から、二人の人影が見える。真っ黒な、宙に浮かんでいる影。嘘・・・?あっちにまだ人が?でも、今やめたらせっかくの渦が台無しだ。でも・・・。
影は笑った。不敵な笑みを浮かべた。小さい「子供」がこっちに向かって手を伸ばした瞬間、竜巻が消えた。みんながみるみる地に落ちていって、上を見上げると・・・「ジョイ」と「ゼロ」がホウキに座っていた。こっちを見て、嘲笑う。
「ゼロに感謝しとけよ」
「またね」
・・・アイツ等は何者なんだろうか?砂漠の上に落下すると、もう皆が歓声を上げていた。私は胴上げされて、皆は涙する。・・・助けられた、今度は「たくさん」の命を。
「ラビ・・・」
「ここにいたんさ・・・。・・・コイツが例のエクソシスト?」
「うん。・・・帰ろう」
・・・生きている。そう、コムイに任務報告するまで思っていた。すぐにリーバー班長の所に行って、例の件について聞く。
「何だ?聞きたいことって」
「真由の墓を教えて。場所くらい知ってるでしょ!?」
「え?・・・わからない」
「知ってるでしょ!?」
「いや・・・覚えて・・・ない・・・な」
「嘘!!眼をそらしたでしょ?知ってるんでしょ?教えてよ!」
「・・・悪いな、亜夢。そういう決まりなんだ。」
「・・・嫌だ、教えて。教えてくるまで、任務になんて行かない」
「亜夢。わかってくれ」
「教えてくれるまで、口をきかない」
・・・あれから3時間と経った。まだこりないの?どうしてそこまでして真由の存在を消そうとするの?フザケないでよ・・・。
「真由は・・・」
「え?」
「真由は、幸せそうに眠ってた」
「・・・何が言いたいの?」
「きっと、お前との夢を見てたんだろうな」
「死人は夢なんて見ないよ!!」
「・・・真由は、お前等の思い出の場所ってトコにいる。詳しくはわからない」
「・・・・・・ありがとう」
リーバー班長の事が正しいのかわからない。でも、一歩踏み出せた。やっと、近づけた。憧れ続けていたあなたの存在に。
- Re: D.gray-man -君と私の時間- ( No.7 )
- 日時: 2012/10/30 18:46
- 名前: 架夜 (ID: pVoFPF2t)
--------------------------------ハロウィンイベント--------------------------------
十月三十日・・・。私は、真由が通っている英会話教室のパーティーに招待された。真由は、先生からは将来を期待されていた。よほど英語が上手だったらしい。
「Hello, Ms. Mitsumori」
「Hello, Mayu」
他の生徒は二人で、その二人は友達を誘っていなかった。真由は手作りのケーキを先生に渡した。
最初にお菓子を貰うために、演技をする。真由は自分のマネをすればいいといって、真由は最初に三森先生の元に行った。コンコンと扉を鳴らし、演劇を始める。
「Trick or Treat」
「I'll give you candy」
「Thank you」
予想以上の簡単さでビックリした。そして、真由の発音の良さにも。貰ったお菓子は、うまい棒・チョコレート・キャンディーと様々だった。お菓子を食べる時間、真由と沢山話した。
「うまいわーやっぱ。駈、そのお菓子頂戴」
「無理」
「うまい棒三つと交換」
「うおっしゃ」
真由以外の生徒は、佐藤駈、藤岡直也だった。二人共男で、気まづくないのだろうか?直也とは同級生で、駈は一つ上だった。それでも、幼馴染のように馴染んでる。浮いているのは、私だけ。
「ミチコ、よかったらクリスマスのイベントにも来る?」
三森先生が私に話しかけてきた。この英会話教室はパーティーを開きすぎではないのか?・・・答えは決まっている。
「行きますよ」
例え真由が私から離れようと、例え真由が私を裏切ろうと、嫌おうと、イジメようと、私は真由に付いていくと決めたから。私は、真由の側にいることが一番幸せだった。だから・・・寂しくなんかない。
でも、あなたがこれほど私から離れるなんて・・・裏切るなんて、私より先に行ってしまうなんて、ついていけなくなるなんて、側に居れなくなるなんて思わなかったの。
どうして?私が貴方に心配をかけたから?私が学校に行かなかったから?喧嘩したから?悪口をずっと言い続けていたから?愛想をつかしたから?私は貴方に何かをしましたか?
私は貴方がいなければ生けていけない事くらい知ってるでしょ?ならなんで庇って死んじゃったの?答えて。私はあなたのことが嫌いだと思ってた?お互いが支え合って生きているんだって・・・わかってたじゃん!!
あの日、家に帰って死のうとした。この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。だから、私は一人で死ぬんじゃない、死んでも、誰かと一緒にアソコに行けると思ったから。
でも、別れるときの貴方の笑顔を思い出すと、包丁が握れなかったんだよ?真由の馬鹿。貴方のせいで私は死ねなかった。だって・・・貴方が大好きだったから。私達は二人で一つの存在なのに・・・欠けてしまうなんてありえないよ。だから私は生きた。なのに・・・裏切らないでよ。
きっと・・・私はあなたの墓を見つけ出してみせるから。エクソシストが失格になろうと、神を裏切ろうと、私の存在は貴方だから。君の隣で眠りたい。君のあの大きかった背中の隣に・・・横たわって寝たい。
私の唯一の自慢の貴方。貴方は私の半身。だから・・・貴方の唯一の自慢の私。私は貴方の半身でいい?ワガママばかりでゴメンね。でも貴方はいつでも、私の願いを叶えてくれたから。だから・・・甘えてしまう。
優しくて、可愛くて、かっこよくて、強くて、弱くて、涙もろくて、正義感に溢れてて、誰にでも信頼され、誰からも目標とされ、友達思いで、心強くて、私の自慢の貴方に。
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