二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 東方下克上〜反転地異変〜
- 日時: 2012/10/04 20:07
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: 90mHMWes)
※一部のキャラクターの能力は、原作能力をアレンジしたものになっています。
それでもいい人はスクロール。
————
現在の幻想郷に不満をもつものたちよ
我が声に応え、我が元に集え
反魂玉の力にて
幻想郷を変えようぞ
今、下克上の時
今宵丑の刻、妖怪の山の大洞窟にて待つ
————
ある日、幻想郷に住まう全ての従者・弱者に手紙が届けられた。
受け取った者たちは様々な思いを胸に大洞窟に向かった。
ある者は野望。ある者は憎悪。ある者は情欲。ある者は支配欲。ある者は好奇心。ある者は嫉妬。ある者は憤怒。あるいは無関心。
様々な思いを乗せ、大洞窟に幻想郷の従者たちが集う。
反転地。
下克上を求め。
————
北斗七星です。
東方プロジェクトの小説は少ないんですね。意外!
まあ、書くこともないんで。
登場人物をば。
————
『幻想郷を救う為なら、どんな手段だってとる。』
幻想郷の素敵な巫女
博霊 霊夢 —Hakurei reimu
あらゆる物から浮く程度の能力
————
『私が言うのもなんだが、正々堂々勝負しろ!』
普通の魔法使い
霧雨 魔理沙 —Kirisame Marisa
魔砲を扱う程度の能力
————
主にこの二人ですかね。
それではどうぞ。
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- Re: 東方下克上〜反転地異変〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/10/04 22:15
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: 90mHMWes)
東方下克上 序章
—紅魔館の場合
登場人物
————
『悪魔を追っかけると、悪運まで憑いて来るわよ?』
永遠に紅い幼き月
レミリア・スカーレット
運命を操る程度の能力
————
『また来たのね〜、この黒白ー!』
動かない大図書館
パチュリー・ノーレッジ
七曜を操る程度の能力
————
『お姉さまの敵は私の敵。…潰すよ』
悪魔の妹
フランドール・スカーレット
•ありとあらゆるものを破壊する程度の能力
————
『お嬢様、何故逃げるんです?』
完全で瀟洒な従者
十六夜 咲夜 —Izayi Sakuya
時間を操る程度の能力
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『私は悪魔です。契約なんて守りません』
図書館の司書
小悪魔 —Koakuma
契約をする程度の能力
————
『無礼千万百も承知! されど、我にも野望あり!
下克上目指し、紅美鈴推して参る!! お嬢様、後覚悟を!』
紅魔館の門番
紅美鈴 —Hon Meirin
「気」を使う程度の能力
————
紅魔館編 第壱話
反乱
「一体どうなってるのよ、パチェ」
「一体どうなってるのかしらね?レミィ」
紅魔館、大廊下。
そこに、二人の少女があたりを警戒するように佇んでいた。
二人の名は…まあ上の紹介を見れば分かるであろう。
今彼女らが警戒しているもの、それは…
「お嬢様、大人しく止まってください。
折角のお洋服、汚れてしまうではありませんか」
「パチュリー様、私と契約しましょうよ。ふふふ」
「誰があんたなんかに…!死になさい!
—『神槍 スピア・ザ・グングニル』」
「レミィに同じく!裏切り者とは契約は交わせないわね!
—『日符 ロイヤルフレア』」
神槍 スピア・ザ・グングニルとは、北欧神話にも登場した、
かつての神の槍である。
その槍からは神々しくもある悪魔の波動が感じられる。
そして、ロイヤルフレア。
これを解説する前に、パチュリーの能力について解説する必要がある。
七曜とは、火から始まる火水木金土日月の事である。
曜日のそれとは違い、魔法の属性を意味する。
パチュリーは、これらの属性魔法をすべて扱える魔女なのだ。
そして、日符「ロイヤルフレア」とは、読んで字の如く。日属性の魔法である。
「ただ槍を投げるだけでは勝てませんよ、お嬢様。
—『幻幽 ジャック・ザ・ルドビレ』」
十六夜咲夜は、主にナイフを使って弾幕を広げる。
…残念ながら、筆者はこのスペルを見たことがない。
ので、紹介は残念ながら止めさせていただく。
「そうですよ。日なんか撃ったら本燃えちゃいますよ。
—『魔符 ナイトデーモン』」
小悪魔のスペル。魔符ナイトデーモン。
これは、悪魔の翼の形状の弾を360度に撃つ弾。
回りの景色と同化して見えなくなる様は、さながら夜の悪魔。
「貴方達…!」
「相手をどうこう言っても仕方ないわ、逃げるわよレミィ」
「そうね。都合のいいことに今日は絶好の散歩日和。ちょうど真っ赤なジュースも手元にあるしね」
「ええ、とっても深い曇り空。レミィからしてみれば私達の言う快晴ね」
————
レミリア達は地下へ隠れた。
紅魔館地下には、霧の湖への入り口がある。
彼女らはそこを目指しているようだ。
「お姉さま!」
「レミリア、パチュリー!どうなってんだ、まったく!」
「あら、黒白にフランじゃない。無事だったのね!」
「無事な訳ないだろ!?相手はあのメイド長だぞ」
「まあ、そりゃそうよねぇ」
「博霊の巫女もいないみたいだし、どうなってんだ!」
「…奴らがまたきたわ。行きましょう」
「お嬢様、そうはさせません」
「私も合流したからには、貴方達を逃がすことは出来ませんよ!」
廊下の向こうに見えたのは、咲夜。
そしてもう一人。紅魔館の門番だった。
「無礼千万百も承知! されど、我にも野望あり!
下克上目指し、紅美鈴推して参る!! お嬢様、後覚悟を!」
「別に雑魚が一人増えたところで変わらないぜ?
フラン、薙ぎ払え」
「ええ、そうね。あいつら、もう殺して良いわよ。信じてたのになー。」
「随分な反応だなそれは」
「裏切り者には、死、あるのみ。それが殆どの組織の鉄則でしょ?」
「いつから紅魔館はテロリストグループになったんだ」
「——お話はお終いでしょうか?それではお嬢様、お覚悟を。
美鈴、できればお嬢様は無傷で捕まえたかったけど、こうなったら仕方ないわ。やっちゃいなさい」
「ええ、我々の指名は、あの方曰く『従者の主をすべて捕まえよ』でしたね」
「こっちを忘れてもらっちゃ困るよ!美鈴、咲夜!
—『禁忌 レーヴァテイン』!!」
「あら、そちらからは隠れて見えませんでしたか?こちらには妖精メイドが全ているんですよ。いくら妹様でも、それは(ドォォォォォン
フランが出した炎の槍。それは一振りしただけで大変なことになる槍だった。
今、フランは咲夜にぎりぎり当たらないところにレーヴァテインを振り下ろした。
「…『神槍 スピア・ザ・グングニル』」
レミリアも場を察したのか、レーヴァテインとついになる存在、グングニルを生み出した。詳しくは前述。
「「咲夜」」
「…なんでしょうか、お嬢様、妹様」
「「次は当てる。今更謝罪なんて聞かない。死ね。」」
「残念ながら、無理な要求でございます」
「ならば殺すまでだ!」
「お姉さま、こいつぶっ壊して良いかな?」
「好きになさい。それ、貴方にあげるわ。」
「かつての従者を妹に渡す…ん?小悪魔とパチュリーが…いない!?」
「「え!?」」
「今だぁぁぁぁぁ!」
姉妹が余所見をした隙に、美鈴が強烈なキックを繰り出した。
美鈴の能力を説明しておこう。
気を使う能力というのは、ご老人に席を譲るとかではない。
武術における「気」だ。
「…っと!」
レミリアはとっさに避けた。
「今なら行けるか!?
—『恋符 マスタースパーク』!!」
魔理沙は、自らの持つミニ八卦路から光線を繰り出した。
美鈴はとっさのことに回避ができなかった。
美鈴は地に倒れ伏した。
「…まあいい。美鈴は所詮は捨て駒。本番はこれからですよ、お嬢様、妹様、それに…黒白。」
———←第壱話→第弐話
- Re: 東方下克上〜反転地異変〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/10/05 18:24
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: 90mHMWes)
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