二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒バス (今の所サブタイトル未定…)
日時: 2012/10/10 18:19
名前: ルリ朱雀&♯ (ID: J/cl5oqb)

 初めましてorこんにちは…。
 普段は、読んでコメする側ですが、黒バス愛が爆発したので、書こうかなぁと思いました。

 ※注意事項

 ○荒らしなどは、やめて下さい
 ○カメ更新です。いつ更新するか分かりません
 ○もう文が駄文なので、目薬の用意か即戻るのボタンをクリックして下さい
 ○オリキャラとか無理…という方は要注意!!!

 以上を踏まえて、お読み下さい。
 どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さい。


 お知らせ〜〜〜〜


 STORY〜〜〜
 プロローグ >>1
 第1Q   >>3
 第2Q   >>6
 第3Q
 第4Q


 オリキャラ
 白雲 汐里 >>2

Page:1 2



Re: 黒バス  ( No.3 )
日時: 2012/10/09 18:26
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 第1Q 始まり


 
 「吹奏楽部!!興味ない〜?」
 「美術部、初心者でも大歓迎だよ〜。」
 「日本人なら、野球でしょ〜!!」
 様々な部活の勧誘が新入生に向けられる。
 ほとんどの人は動けなくなっている。
 その人だかりを、なんなく通り抜ける少女。
 「バスケ部、どこだろ。…んっ?」
 少女の視線の先には、バスケ部の文字。

 ショートカットの女子の先輩と、眼鏡の先輩が机番をしている。
 「あの〜。」
 「はいはい。…って、マネージャー希望?」
 「はい。」
 「よかったぁ。大歓迎よ。ささっ、座って座って。」
 少女は、言われたままに座る。
 差し出された紙に、すらすらと必要事項を書く。
 その手がふと止まる。
 『出身中学って書いた方がいいのか?……とりあえず書いとこう。』
 書いたものを、先輩に渡す。
 「白雲汐里。1年B組…。帝光バスケ部出身?!」
 「あ、はい。」
 思わず返事をする。
 「すっごい、今年の1年すごいわ!!アメリカ帰りに、キセキの世代!!…そういえば、貴女、黒子君て知ってる?」
 「知ってますよ。」
 「どんな子か、分かる?」
 「え〜っと、すごい子…ですかね?」
 汐里はそう、曖昧に笑った。


 バスケ部の受付を離れ、また歩き出す汐里。
 ふと、目の前に目をやると、あの子がいた。
 「テツヤ。」
 名前を呼ぶと、読んでいた本から目を離しこちらを見る。
 「どうも、白雲さん。よく僕を見つけられましたね。」
 「まぁね。」
 自慢そうに笑う。
 「テツヤ、いつの間にバスケ部にいったの?」
 「ついさっきです。」
 「でも、気づかれなくて苦労したでしょ。」
 「………」
 無言の肯定だ。
 「まぁ、高校は、楽しくやりたいね…。」
 「そうですね。」


 『きっと、もうここから始まっている——』

Re: 黒バス (今の所サブタイトル未定…) ( No.4 )
日時: 2012/10/09 19:02
名前: 茅 (ID: DKs/wtA1)  


ルリ朱雀さん!
はじめまして、茅(ちがや)と申します
続きが楽しみです!!
これからも、頑張ってください!!

Re: 黒バス (今の所サブタイトル未定…) ( No.5 )
日時: 2012/10/09 20:23
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 初コメありがとうございます!!
 続きが楽しみとは…。
 目から海水です…。
 続き、頑張ります。

Re: 黒バス (今の所サブタイトル未定…) ( No.6 )
日時: 2012/10/10 18:18
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 第2Q 黒子は僕です。




 あっという間に、部活の時間になった。
 汐里は、ボーっと一年生を見ていた。
 ふと耳に、一年生の会話が聞こえる。
 「なぁ、あれマネージャー可愛くね?」
 「二年だろ?」
 「けど確かに!もーちょい色気があれば…」
 「だアホー。違うよ。」
 先輩のゲンコツをくらう。

 「男子バスケ部のカントク。相田リコです。よろしく。」
 「「ええぇぇぇっっ!!!」」
 「あっちじゃ…。」
 「この人は顧問の武田センセで、マネージャーはあっちの子よ。」
 汐里は、自分に視線が集まったので、慌てて軽く自己紹介をする。
 「白雲汐里です。」

 「じゃあまずは……シャツを脱げ!!」
 「えっ?!」

 リコはシャツを脱いだ一年を見て、次々と特徴を言い当てる。
 「すごい…。」
 「彼女の父親は、スポーツトレーナーなんだよ。」
 『そのおかげで、体格を見ただけで身体能力が分かると…。ふむふむ、興味深い…。』
 恥ずかしいので、顔をそむけ汐里は思った。

 一方、リコは火神の体を見て、驚愕した。
 『何コレ!?すべての数値がずば抜けてる…』

 ボーっとしていたリコは日向に注意され、正気を取り戻す。
 「黒子君て、この中にいる?」
 辺りを見るがいない。
 「汐里ちゃん、黒子君、休み?」
 「……あの、先輩。目の前にいます…」
 「えっ…・って、キャァァアっ!!」
 「いつから…。」
 「最初からいました。…白雲さん笑わないで下さい。」
 「横腹が…っ!!くくっ、相っ変わらず、影薄い。」
 お腹を押さえて笑っている汐里に黒子はため息を吐く。
 「ちょっ…シャツ脱いで!!」
 「え、あ…はい…。」
 『あーあ、先輩驚くだろうなぁ…。』


 「いやぁ、傑作だったね。あの先輩たちの驚く顔は…!!」
 「白雲さん、思い出し笑いしないで下さい…。」
 「ごめん、ごめん。」
 今は、黒子と帰っている途中だ。
 周りの人が、黒子に気付いていないのに、また笑いがこみ上げる。
 「くくっ。」
 思わず吹き出す。
 「白雲さん…。」
 「そう怒らないでよ。バニラシェイク奢ってあげるから…。」


 席を外した内に、火神が座っていた。
 「…たくさん食べますね。」
 「なんだマネージャーもいたのか。」
 「なんだとは、ひどいですね。ていうか、名前くらい憶えて下さい。火神君。」
 ため息を吐く汐里。
 『リスみたいだな。』
 食べる姿を見て、ふとそう思う。
 「それより、お前ツラ貸せよ。」
 「コワッ!!ケンカでも売るきですか?!」
 「お前に言ってねぇよ!!」

 なんだかんだと、バスケコートまでついてきた。
 『えー、ただいまテツヤと火神君が、1on1をしております…。』
 2人の様子を楽しそうに、見ている。
 実際は、火神はイライラしていますが…。
 「ふざけんなよ、テメェ!!話聞いてたか?!どう自分を過大評価したらオレに勝てると思ったんだオイ!!」
 「まさか…。火神君の方が強いに決まってるじゃないですか。」
 「ケンカ売ってんのか、オイ…!」
 仲裁に入らないと本当にケンカになりそうなので、会話に入り込む。
 「落ち着きなって、火神君。」
 「落ち着いてられるか!!」
 「テツヤの強さは、異質だからね。今は…ね。分からないと思うよ…。」
 「?なんだよ。それ。」
 「まぁ、いずれ分かる事だよ。……帰ろう、テツヤ。」
 「はい。」
 「あっ、ちょっ。」
 「火神君。キセキの世代は強いさ。君が思っている以上に…。その中でもテツヤは別の意味で強い。…いずれ分かるよ。」
 そう言うと、汐里は楽しそうに笑った。


 「どうだった。テツヤ。火神君は…。」
 「強かったですよ。」
 「…アイツみたいに?」
 「……はい。」
 「そう。……これから、楽しくなりそうだな。」

Re: 黒バス (今の所サブタイトル未定…) ( No.7 )
日時: 2012/10/11 19:06
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 第3Q 光と影



 外は大雨…。
 でも、体育館の中は暑い。

 『え〜、ただいま1年と2年がミニゲームをやっております…。てか、火神君止まらん。先輩たちもすごいよね…。それに比べてテツヤは…』
 黒子がもっていたボールをとばされる。
 「何をやってんだ、テツヤは…。」
 汐里は、あきれながらも楽しそうに見ている。
 しばらくすると、火神に先輩たちがつく。
 火神が動けず、点差は開く。

 残りあと少し。
 1年の1人が弱音を吐いたため、火神が怒る。
 そして黒子が、火神に膝カックンをくらわす。
 もめる2人…。 
 「なんか、モメてんぞ。」
 「黒子か。そーいやいたな〜。」
 『やっぱり、忘れられてたかぁ。まぁ、もうそろそろテツヤのあれが見られるか…。』
 残り3分。
 『さぁて、どんな驚いた顔するかなぁ。』
 汐里は楽しそうに、笑った。

 「相変わらずすごいな。あのパス。」
 黒子のパスのおかげで、点差が縮まる。
 リコも黒子の正体がわかったようだった。
 『元帝光中レギュラーでパス回しに特化した見えない選手…!!噂は知ってたけど実在するなんて…!!……「キセキの世代」幻の六人目!!』



 「いやっ、マジ最高だった。あの先輩達の驚いた顔は!!傑作だね、あれは…。」
 「白雲さん、おもしろがったますね。」
 「もちろん!!」
 「………。」
 「んっ、もう1人おもしろかった人、きたよ。」
 火神が、また大量に買ってきている。
 「なんでまたいんだよ。」
 「ども。」
 しばらくすると、火神が黒子に一個のハンバーガーをなげる。
 「それ一個分位は認めてやる。」
 「どうも…。」

 「…「キセキの世代」ってのは、どんぐらい強−んだ。」
 「ものすっごく強いけど…。」
 「じゃあオレが今やったらどーなる。」
 「「瞬殺されます/される。」」
 「もっと違う言い方ねーのかよ。」
 「いや、事実を述べたまでだし…。」
 汐里が視線で黒子に同意を求める。
 「ただでさえ、天才の5人が今年それぞれ違う強豪校に進学しました。」
 「必ず、その中のどこかが頂点に立つ。」
 2人がそういうと、火がついたようだ。
 「そいつら全員ぶっ倒して日本一になってやる。」
 「ムリだと思います。」
 黒子が冷静に言う。
 「今のままじゃ無理だよ。あいつらの足元にも及ばないよ。」
 汐里も、冷めたようにでも、どこか楽しそうに言う。
 「ボクも決めました。君という光の影として、ぼくも君を日本一にする。」
 「…ハッ言うね。勝手にしろ。」
 「頑張ります。」
 「じゃあ、ボクも君たちのサポート頑張らないとなぁ。」


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