二次創作小説(紙ほか)
- As Story〜お薦め小説『Enjoy Club』〜 ( No.109 )
- 日時: 2013/01/14 13:11
- 名前: 書き述べる ◆KJOLUYwg82 (ID: KZXdVVzS)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=20413
こんにちは〜!
またまた、小説の紹介掲載します。
今度は、Asの派生元、本家本元のECですっ。
本当は、Asそのものが原作の紹介になっているのが理想なんですけどねぇ(ため息)
じゃ、ごらんあれ〜
タイトル:『Enjoy Club(第1章)』
作 者:友桃さん著
カテゴリ:コメディ・ライト板
U R L:URL欄に載せてます
〜〜〜作品紹介〜〜〜
秘密結社Enjoy Club、人はそれをECと呼ぶ。この組織は、科学者大崎影晴が開発した特殊な薬品によって、超能力を発現させた人々によって構成されていた。そして、超能力者のほとんどは、未成年の少年少女だった——。
主人公・友賀亜弓は、ごく平凡な、ちょっとクレープに固執する女子高生。かの危険極まりない秘密結社は、そんな彼女のあまりに近くに存在していたのである。
本作品の1章は、大きく四つに分けられます。
①恵怜と亜弓編
②風也と亜弓編
③EC編
④下橋編
第1章の前半は、①と②は主人公の大親友・荒木恵怜を要に交わりを繰り返しつつ、そのとなりと③が並行するように物語が進んでいく。あるとき、①、②、③が深く交錯する事件が起きてしまう。それをきっかけに、物語は④へと移り、終局へ——。
〜それぞれの物語のあらすじ〜
①:主人公・友賀亜弓と幼少のころからの親友・荒木恵怜。彼女には大親友にも明かすことのできない秘密があった。それは、彼女がECの超能力者であること。彼女は、ECの超能力者数名で構成される実行部隊『麗牙光陰』に所属し、昼は一介の女子高生、夜は闇に紛れて組織の任務をこなすという二重生活を送っていた。
ところが、チーム『麗牙光陰』の任務遂行中、恵怜は含まれていなかったものの、麗牙光陰と亜弓が遭遇してしまうトラブルが発生。これをきっかけに、主人公亜弓と彼女を取り巻く幾多の人びとの運命が、複雑に絡み合い、五里霧中の中を彷徨うことになるのである。
②:亜弓が入学した高校には、地域でも悪名高い不良組織のトップ、紫苑風也が彼女と同じ学年にいた。恵怜の圧倒的な存在感に押され、普段は彼女の日陰で大人しくしていた亜弓が、あろうことか不良集団のトップ、紫苑風也に一目ぼれしてしまう。
皆が恐れて近寄らない少年に、亜弓は果敢に——それとも怖さに鈍感だっただけなのか——風也に接近を試みる。話してみると意外にも温和な少年、といった奇跡は無く、評判通りのつっけんどんで恐怖の塊だった風也。それでも、アタックを繰り返す亜弓の一途さに、不良集団の総長は徐々に心を開いてゆく。
だがそれは、不良組織のトップである彼でさえ経験したことのない、危険な運命に身を投じるきっかけでもあったのである。
③:大崎影晴によって発現させられた超能力。ECの能力者は、そのちからと幼さゆえに、それぞれが悲痛な過去を抱えていた。
だが、無辜な年少の能力者は——殊に麗牙光陰の面々は——、慈悲深い偽善者を装い彼らに近づいた大崎影晴を、自分たちをこのような境遇に陥れた張本人だとは露ほども疑わず、実の父親のように慕っていた。だが一方では、影晴の計画に疑念を抱き、彼の支配に反旗を翻そうと謀る者もいたのである。
③は2章へとつながる重要な伏線がひかれている、とても重要な部分。よく注意して読んでください。
④:秘密結社の本拠への侵入——。亜弓の親友・恵怜に不信感を抱いた風也はきわめて危険な行動に出てしまう。そして彼の行動は亜弓まで巻き込んでしまうことに。そこで二人を待ち受けていたものとは——。
二人は、自分たちも気づかぬ間にその難局を切り抜けていた。二人がいた場所は、風也率いる集団の本拠、不良の巣窟・下橋。しかしそこには世間の風評とは正反対の、秩序正しい日々の営みがあった。亜弓は下橋のメンバーから、ここの過去——かつては力と恐怖による支配がなされていたこの地域で、今の総長らと共に反乱を起こしたことを知らされる。そして、いつも彼女のそばにいたはずの風也に、あまりにも悲しい秘密があることも——。
秘密結社のトップ影晴と対峙した友賀亜弓。親友であるはずの恵怜との関係はどうなっていくのか?そして、組織内に爆弾を抱えたまま拡大しようとするECの前途は?
いくつもの疑問を抱えたまま、ついに物語は亜弓と恵怜、二人きりの部屋でラストシーンを迎えるのである。
④は、文章のボリュームが格段に増え、物語の雰囲気も明らかにコメディでもライトでもない、重たいものへと変わっていきます。それがかえって下橋のメンバーの気丈さを強調し、出番の少ない彼らに読み手を惹きつけている気がします。
まだまだ紹介しきれていないことが多くありますが、そこは読んでのお楽しみということで!!
そして本編を読まれましたら、ぜひこのスレ——ECの二次『As Story』——を最初から読んでみてください!如何に原作と設定がかけ離れているかがよくわかります(マテょ)。ちょっと我が拙作の宣伝、失礼しました(汗汗汗)
〜〜〜〜〜〜〜
(追伸)
最初に載せた朱雀さんの『星の子』の紹介文を、もっと内容についてネタばれにならないよう配慮しつつ、踏み込んだ内容にしようと思いますので、ご了承ください。
それと他にもう1作品、複雑・ファジー版からお薦めの作品を載せる予定ですので、しばしお待ちください。
それでは、また〜〜〜!