二次創作小説(紙ほか)
- Re: 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園 ( No.8 )
- 日時: 2013/01/18 19:32
- 名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)
Episode-4 『誰か突っ込め』
サ「とりあえずまぁ……———」
ウソップ、サンジ、ゴドリックがこのシチュエーションに戸惑いを感じつつも、たった今落ちてきた奴らの手を取った。
ウ&サ&ゴ「「「ウィンターカップ優勝おめでとう!!」」」
誠凛「「「「「「あざぁっす!!!」」」」」」
ロ「ウソップ、サンジ、ゴドリック、あなた達は彼らが何者か知っているの?」
一味の最高頭脳、ロビンがカオス過ぎるこの状況に疑問という名のワクチンを打った。
ウソップ、サンジ、ゴドリックは誠凛からさっと手を離す。
ウ「そうか!お前ら"KURO WHICH"読んでねぇんだったな」
サ「こいつら、"KURO WHICH"って漫画に出てくる奴なんだよ」
ナ「そうなの!?」
誠凛メンバー硬直ナウ。
今、自分たちの目の前には自分たちが敬愛してやまないワンピースキャラ、麦わらの一味がいるのだ。
ただでさえ飛び出しそうになる心臓を抑えるので精一杯なのに、加えて、彼らの会話からして、その憧れの一味がいる世界に、自分たちが登場する漫画があるらしい。
これ以上幸せで、驚けて、息が荒くなることがあるだろうか。
金「でもよ、"KURO WHICH"ってなんだ?」
カ「"THE BASKETBALL WHICH KUROKO PLAYS"の略称だよ」
日「火神!訳せ!」
火「黒子のバスケ……です」
その時、バターン!!という音がしてキッチンの扉から麦わら帽子をかぶった精悍な男が飛び出してきた。
キッチンから甲板にダイビング。
それをゴドリックがタイミング良く抱き留めた。
ル「ない!ないない!!」
ゴ「どうした船長。何がない?帽子か?」
ル「違うんだよ!"KURO WHICH"がない!!」
誠凛全員の心中は荒ぶっている。
あのアホ船長が!
"麦わら"のルフィが!
おれ達の漫画を探して無い無いと騒いでいる。
ああ、もういつ死んでもいい。
心はすでに高波にのまれてますけどね。
ゾ「ルフィも読んでんのかよ!?」
ブ「珍しいですね。ルフィさん、絶対本に興味を示さないのに」
ゴ「お前らも読んでみろよ!めっちゃおもしれぇから!!」
他のメンバーが"KURO WHICH"の話題で盛り上がる中、チョッパーとフランキーはつい本音が出た。
チョ&フ「「誰か突っ込めよ……」」