二次創作小説(紙ほか)
- Re:2話 腹減った…マジで… ( No.19 )
- 日時: 2012/12/26 13:26
- 名前: 歌音(元雪姫) (ID: ZsN0i3fl)
【迷子のお姫様編】
バカと猫が森を勝手に彷徨って猫は泣きながら逃亡しバカは森の愛らしい?動物達にミンチにされ何処かへ運ばれて行ったのとだいたい同じ頃…バカ達と同じように勝手に彷徨ってるとあるギルドの魔導士達が居た……。
桜青年「はぁ〜、腹減ったぁ〜」
桜色の髪をしドラゴンの鱗のような白いマフラーをした青年がダラダラ歩きながら力ない声で言う。その隣に歩いていた金髪でポニーテールの少女が鬼のような顔で、
金少女「もう、黙っててよ!私までお腹が空いてくるじゃない!!」
と言っているが、彼女の体もといお腹は素直で、
『グウゥ〜』
青猫「ナツが言わなくても、お腹空いてたんじゃない?」
バカと一緒にいた何故か星霊の猫と同じように青色の毛並みで2本足で立ち歩き人間の言葉を話す猫が言う。
金少女「うっ、うるさい!!」
頬を少し赤くし少女は言う。その後ろを歩いていた雷模様の服を着た青年が、
雷青年「なんか、お前らの話を聞いてたら俺まで腹減ってきた…。」
金少女「も〜う、リュウまで!!」
さっきの桜青年とまったく同じ感じで言うため金少女はまた鬼のような顔で怒る。
だがやっぱり少女のお腹は素直で…
『グウゥ〜グウゥ〜』
青猫「とゆうか、一番お腹減ってるのルーシィじゃない?」
金少女「ちっ、違うわよ!このお腹の音はナツからよ!ね、ユウ?」
隣を歩いていた青い髪をした少女に助けを求める金少女であったが…
青少女「ルーシィ……お腹の音が恥ずかしいからってナツのせいにするのはどうかと思うよ……。」」
あっさりバッサリ切られた。
辺りには極寒地獄のような冷たい風が流れ始めたような…?
金少女「うう、寒!」
あまりの寒さに思わず口に出す金少女。
だが青猫と青少女はまだ彼女をいじり倒す。
青少女「そう?」
青猫「ユウ〜あれだよ、話をそらしたいから〜。」
青少女「ああ、あれかァ〜。」
この1匹と1人は金少女に聞こえないようにヒソヒソ話しているつもり?なのだがそれは金少女にすべて筒抜けで…と言うよりすぐ隣でコソコソと話してるためすぐにバレた。
金少女「あの聞こえてますけど?」
少しトゲがある感じで言ってみたが軽くスルーされた…。
雷青年「おい!ユウ、ハッピー!!」
金少女少女いじめ?いじり?にみかねた雷青年が助けに入る。
だが入る場所が少し違うような…?
雷青年「あれじゃ、ルーシィによく分かんないだろ!もっと、ハッキリ言わないと!!」
青少女「もっと、ハッキリとか…今度からは気を付けるよ。な、ハッピー」
青猫「あい!」
雷青年「よし、それで……『バタッ』ん?」
金少女「ううっ、なんでそうなるのよぉ〜(泣」
1匹と2人の会話に呆れた金少女はよしもとみたいにその場に倒れた。いや膝を付いた。
桜青年「クンクン…クンクンクン……」
青少女「あれ?ナツどうしたの?」
桜青年が何かの匂いを嗅いだみたいだ。その匂いは…
桜青年「匂うぞ…なんか旨そうな匂いが……アッチからだァ!!!」
なにかよく分からないがとにかく旨そうな匂いがしてくる場所を、桜青年は勢いよく指差しそして勝手に1人で走り出してしまった…。
金少女「えっ?!本当?!」
さっきまで倒れていた金少女が『ガバッ』と立ち上がる。その光景をあの1匹と1人が超引いた目で
青少女「いやしい……。」
青猫「それが、ルーシィですから!」
青少女「じゃあ、仕方ないね…。」
『クルッ スタスタダァーーー』
言いたいことだけ言うと桜青年の後を追いかけるようにいやその場から、金少女から逃げるように入って行った。
あ、猫は飛んでった……。
雷青年「ルーシィ、俺たちはゆっくり行こう…(ル「ちょっ、みんな待ってーーー!!」
2人っきりでゆっくりみんなを追いかけようみたいなことを言おうとした雷青年だったが、1人置き去りにされたと勘違いした金少女はそのまま雷青年を置いて走って行ってしまった……。
しばらくの沈黙の後、雷青年は
雷青年「まっ、待てーーーー!!!」
慌てて美味しい匂いがする方向に走って行ったみんなを追いかけて行った——