二次創作小説(紙ほか)

Re3話 さーて今日のランチは〜♪ ( No.22 )
日時: 2013/01/06 16:36
名前: 歌音(元雪姫) (ID: 4MPbQGSh)




【迷子のお姫様編】




ここはいろんな奴が勝手に迷い込んでくるとある森の入り口でもあり出口でもある場所近く。
今ここでは森の動物さん達…として彷徨って居た、闇ギルド“モンキーパーチ”のサル達が野宿をする準備をしていた……。


サル1「ウキキ?」

サル2「ウホォ、ウホォ!」

サル3「ホォホォ!!」

サル達が何を話しているのかはぜんぜん分からないがあえて一言今この状況を説明するとすれば…

金少女「キャァァァ!!女の子がサルに丸焼きにされそうになってるぅぅ!!!!」

という感じで、先ほどのバカがブタの丸焼き…木の棒に括り付けてグルグル回しながら少しずつ焼く…みたいな?感じで調理されている。

桜青年「あれ?旨いのか?」

涎をダラダラ垂らした桜青年が言う。金少女は引き攣った目で桜青年を見ながら、

金少女「ナツ……それってどちらのことを……」

桜青年「あ゛?サルに決まってんだろ! 人間の方かと思ったのか?うわ〜引くわ〜」

青猫「仕方ないよ、ナツ。それが、ルーシィだから。」

金少女「パッピー…さりげなくトゲがあること言わないでくれる?さすがの私でも、泣くわよ?」

金少女の眼に涙がキラリッと輝いたが…

青猫「えぇ〜、ルーシィが泣いたって可愛くないよぉ〜。」

金少女「くぅ〜、このクソ猫がぁ〜!!!」

アッサリバッサリ切られた…。金少女は1人寂しくしくと泣いておく…。
あの森の動物さん達みたいなサル達が実は闇ギルドのペット…間違えた、メンバーだという事に気付いた…何時の間に追いついた雷青年がサル達にバレ無い程度に声を上げる。

雷青年「ナツ!あれはたぶん闇ギルドモンキーパーチの奴だ!!」

青少女「えぇ?!モンキーパーチあの極悪ギルドベスト10000に入る?!」

雷青年「いやっ、多すぎだろ!」

桜青年「まぁ、なんでもいいい燃えてきたぞ……。いくぞ!リュウ!ユウ!」

雷青年&青少女「「おう!!」」

桜色の少年の掛け声とともに、雷青年と青少女が闇ギルドモンキーパーチに喧嘩を吹っかけ、バカを救出に出て行った。
…ところで出て行っていない青猫と金少女はというと……

青猫「ルーシィは行かないの?」

この素直な疑問に金少女はあたふたしながら、

金少女「わっ、私はここからナツたちの戦いを応援するのが役目だからッ。あっあはは……」

青猫「そんなこと言ってたら、ポジションユノに取られるよ。」

と言っていたがやっぱりアッサリバッサリ切られてしまった…。
心の中でまた泣いた…うっ、パッピー…なんだかんだで急所ばっかり付いてくる…(泣
一方その頃桜青年達はというと…

桜青年「火竜の鉄拳!!」

サル達「ウキャアアア!!!

雷青年「雷竜の豪拳」

サル達「ホォウォォォォ?!!」

逃げるサル達「ウホォホォホ?」

青少女「逃がさないよ!水竜の鉄拳!!!」

サル達「ウキャアアアアアア!!!!」

もうサル達と戦っていた。ここにいたサルはすべて雑魚サルでいとも簡単に、

桜青年「ん?これで全部か?」

雷青年「そうみたいだな……ルーシィ、もう出てきていいぞー。」

金少女「えっ?もう終わったの?!」

倒せてしまいあまりに早く片付いたので少し驚きつつも隠れていた草むらから出て来る金少女と青猫。
そしてサル達が食べようと思って作っていたシチューを発見!

桜青年「ん?おおー、あいつらシチューをそのまま置いてってるぞー!!パッピー食おうぜ!!」

青猫「あい!!」

青少女「あ、僕も食べるよ!ナツ!ハッピー!!」

雷青年「今日の晩飯は、人間の子供とシチューだった訳か…(呆
ルーシィ、その子は?」

シチューに走って行った2人と1匹のことはほっといて、雷青年と金少女はバカの縄を解き、地面に横にする。
バカは気を失っているようで、グタァ〜としピクリともしない…。

金少女は「うん、少し火傷してるくらいで命には問題ないみたい。」

雷青年「そうか、良かったな。」

金少女「うん、無事で良かっ(ナ「おーい、お前らも食えよ!うめぇーぞ!!」たよね。本当に(ハ「ルーシィの作るごはんの何倍もおいしいよ〜」

雷青年「……ルッ、ルーシィー?」

『グゥ〜』

金少女「私も食べるぅ〜」

雷青年「えぇぇぇぇ?!」


せめて自分だけはまともにいようと、頑張った金少女だったが…シチューの誘惑…空腹には勝てずに結局、バカを置き去りにしてシチューへと走って行った。そしてなんやかんやで雷青年雷青年も…。
バカは結局サル達の胃袋に入らなくて済んだが、皆から置き去りにされ冷たい風に当てられることとなった…。