二次創作小説(紙ほか)

Re:4話 シチューとシッポ♪ ( No.27 )
日時: 2013/01/01 14:28
名前: 歌音(元雪姫) (ID: ZsN0i3fl)



【迷子のお姫様編】






バカ救出し森の動物さん達が残していったシチューを食べて始めてから10分後…


桜青年「ふぅ〜、食った食ったぁ〜」

雷青年「満腹だぁ〜…」

青猫「あい!」

青少女「もう当分は、シチューいいやぁ〜」

雷青年「同感だなぁ〜……」

皆満腹になりゆったりまったりとくつろいでいた。
だが金少女だけはまったりせずに…

金少女「って、そうじゃなくて!!」

「今しないといけないことはまったりすることか!」的なことを言おうとしたがまた青猫にツッコまれる…。

青猫「ナツ!大変だ!ルーシィが壊れた!!」

桜青年「何?!このシチューのせいか?!!」

雷青年「いやっ、それはないだろ……(呆」

青猫のいう事を本気にしてビックリしている桜青年を、飽きれた顔で雷青年が見る。
「そうじゃなくて…」と金少女が…

金少女「あの子どうするの?!このままにしておくわけにもいかないし…」

全「あの子〜?……ああ!!!」

指差した方向にバカが気を失っているのを見て金少女以外の皆は、今何をしなくてはならないのかを思い出した!
そして桜青年が冷静に、

桜青年「ギルドに連れて帰ればいいじゃねぇーのか?」

全「……そうだね…。」

桜青年の一言で、あっさりとこの女の子どうするか決り、金少女は「なんで1人で悩んでたんだ…」と心の中で密かに思っていた…がまた青猫にツッコまれる。

青猫「それが、ルーシィですから。」

金少女「ハッ!心を読まれた?!」

1人と1匹をほっといて皆変える準備をし始める。

桜青年「ルーシィ、ハッピー、何やってんだぁ?帰るぞ、俺たちのギルドに!」

青猫「あい!」

金少女「あっ、ちょっと待って〜!!」

まぁ、そんなこんなで彼らは自分達の所属しているギルド……
“フェアリーテイル”に女の子を連れて戻ることにした——

それからされから…
フェアリーテイルのギルド医務室では…バカが永遠の眠りから目を覚ましていた…。

(バカside)


バカ「う、う〜ん…そんなに食べれにゃい〜……ん?」

…目を覚ましてみると、たぶん知らない真っ白い天井があった。
この天井…じゃなかったここは何処? なんでこの部屋にわたしは寝てるんだ??

銀女性「あら?目が覚めた?」

バカ「ほえ?」

急に声を掛けられ、声が聞こえてきた方向を見ると銀髪美人が上からわたしを見ていた…。
あれ?この美人どっかで見たことあるような…?何処でだったけ…?

バカ「うむ、一応起きましたけど、お姉さんは誰?」

ミラ「えっと、私はミラジェーン。貴方は?」

名前聞いたら、名前聞き返された。…名乗ってやるか。

レンリ「私はレンリt……あっいや、レンリ。」

フルネームで言おうかと思ったけどやっぱりやめた。なんか前、ヨシュアが町に遊びに出かけた時はニックネームだけ言えって言ってたような気するし♪…なんて記憶力いいんだわたし♪

ミラ「宜しく、レンリ。」

レンリ「ほいっ!宜しく♪」

ミラが「宜しく」言って手だしてきたからちゃんと握手しておく。ミラの手温かいなぁ〜。じゃあ、心も温かいのかな?
でもっ、ミラジェーンってどっかで聞いたことがあるような……??う〜ん…。
まぁいいや、なんでここに居るのかの方が大切だよね♪

レンリ「ねぇ、ミラ〜。私をここまで運んできたのはミラ?」

ミラ「ううん、レンリを運んできたのはうちで働いているナツ達よ。」

レンリ「ナツぅ〜?」

『ガチャ』

藍少女「ミラ〜居る〜?」

ミラと楽しく?お喋りしてたら誰かが入ってきやがった。…まったく、レディの部屋にノックなしで入るなんて!失礼だなっ!!
入ってきたやつを見てみると、藍色の髪に桃色の目をした少女だった。…わたしの方が100倍可愛いけどっ!

ミラ「あ、ユノ!私はここにいるけど、どうしたの?」

藍少女「マスターが、そろそろ客人が来る時間だから降りて来いって。あれ?その子気が付いたんだ。」

ミラ「うん、さっきね。」

ミラと話した後、ユノとか言う奴はそこそこの奴はわたしの方へ近づいてくる。

ユノ「初めまして、ユノ・ミィクだよ。よろしくね。」

レンリ「よっ、宜しく…。」

あんまり仲良くしてやりたくないが、ミラの手前仕方なく仲良くしてやらないとな……あ、そういえばマスターって言ってたな…とゆうことは、ここ何かのギルド?
聞いてみよ〜♪もちろん可愛くね。

レンリ「ねぇー、ここって何するところ?」

ユノ「ん?ここは、フェアリーテイル。困った人助ける正義のギルドだよ♪」

別にお前には聞いてないよ…それに、正義は人の考え方一つで変わるから信じがたいなぁ〜。

レンリ「えっとぉ〜フェアリーが妖精で……テイルが……」

ミラ「尻尾よ。」

レンリ「ええ?!ここのギルドの人には妖精の尻尾が生えてるの?!」

おお!すげーと驚いてたらアッサリミラにツッコまれた。

ミラ「そ、そういう意味では無いんだけどね(汗」

レンリ「えぇー、そうなの〜?」

まぁ、無いってことぐらい分かってたけど……半分。ちぇっ。

ユノ「自分の目で見てきたら?私が案内するし。」

えぇー、こいつがぁ〜。

ユノ「あれ?なんか、ものすごい嫌そうな顔を今…」

レンリ「え?何のこと??そんなことは、どうでもいいから早くいこっ!ミラ!」

やばい、ボロが出る前にユノから離れよう!…ミラの手を握る。

ミラ「そうだね、行こうユノ。」

レンリ「え?あっ、ああうん。」

まぁ、そんなこんなで“フェアリーテイル”を案内してもらうことになった。
でも…わたしの記憶が正しければ、あと数分であのお方がフェアリーテイルってとこに来るはず…ってここか。
よしっ!何としてでも、あのお方が来る前にここから逃げ出さなければッ!!