二次創作小説(紙ほか)

Re: 9話 ポジション争い ( No.51 )
日時: 2013/01/07 13:53
名前: 歌音(元雪姫) (ID: ZsN0i3fl)



【迷子のお姫様編】



勝手に頼んで勝手に帰って言ったドン…ギルド内にはまだ、変な空気が流れているがマカロフが口を開いた。

マカロフ「あやつは昔っから勝手すぎるわ!」

ミラ「まぁまぁ、マスター落ち着いて。」

プンプンしているマカロフをミラがなだめる。
そしてエルザが、誰がバカ姫…レンリを探しに行くのかをマカロフに問う。

エルザ「それで、マスターどうしましょうか?」

マカロフ「そうじゃのう……じゃあ——」

少し考えられた後、バカ姫を探しに行くメンバーが発表された…。

・ナツ
・グレイ
・エルザ

の最強チームと…

・ユノ
・ショコラ
・ハッピー

その次に強いユノとショコラとついでのハッピーだ。

ルーシィ「ええ?!私は!!」

自分の名前が呼ばれなかった事に驚きうるさいルーシィにマカロフは、優しく笑顔で、さらりと…

マカロフ「留守番じゃな。」

ルーシィ「そんなぁ〜……」

地味にへこんでいるルーシィにまたもハッピーが止めを刺す。

ハッピー「やっぱり、ユノにポジション取られたね(笑」

ルーシィ「うッ!!!」

この言葉に大ダメージを食らったルーシィは、机にパターンとうつ伏せになった…。



…ルーシィが地味に深く傷ついている頃、バカ姫もといレンリはと言うと。

『タッタタタタタタ…』

レンリ「はぁはぁはぁ……」

1人寂しく竹林の中を走っていた…と言うよりドンから逃げていると言った方がいいのかもしれない。

レンリ「はぁはぁはぁ……はぁ〜、ここまで逃げればもう大丈夫かな……?」

フェアリーテイルを飛び出してから、数十分…ずっと走り続けていたためそろそろ体力が限界に…息があがり呼吸がしずらくなってきたし、そろそろ休憩〜も兼ねての立ち止まり。

レンリ「しっかし、私って凄くない?!ドンが来るはるか前からドンが来ることを察して逃げ出すなんて!!!マジズゲェ!!!」

自画自賛中のバカ…だがこんなバカ神様はやっぱり何処かから見ていた。

『ゴンッ!!!』

レンリ「ッ?!!!!」

『バタッ』

後頭部の辺りから鈍い音と痛みがあり、そして約2秒後レンリはその場に倒れた…。レンリが気絶したのを確認後、なにやら臭い獣臭がする黒い毛並みの生き物の達が、レンリに近寄り何処かへ連れ去って行った…。

???「ウホォウホォ」

…バカ姫は大丈夫なのだろうか…?