二次創作小説(紙ほか)
- Re:11話 美味しいにおいは災いの元 ( No.58 )
- 日時: 2013/01/10 13:21
- 名前: 歌音(元雪姫) (ID: ZsN0i3fl)
第11話 美味しいにおいは災いの元
【迷子のお姫様編】
マカロフにバカ姫を探してくるように命じられたナツ達…皆それぞれ、怒りを抱えていた…。
ユノ「なんかさぁ〜、私レンリに嫌われてるみたいなんだよね〜。なんでだろ?」
何故かバカ姫に嫌われているユノ、
グレイ「別にいいんじゃないのか、あのクソガキに嫌われるくらい。」
嫌われるじゃなくて、こっちから嫌い状態なグレイ、
ユノ「ええ〜、でもさぁ〜。」
バカ姫と仲良く成りたいと思っているユノと、ぜんぜん仲良くなりたくない…むしろ関わりたくない的なぐらいにバカ姫を嫌っているグレイ。
この2人はきっとどれだけ頑張って話し合っても同じ考えにはならないだろう…。
ナツ「ショコラ!お前強いのか?!」
キラキラな瞳でショコラを見ながらナツは言う、
ショコラ「う〜ん、自分ではよく分からないが、周りの奴からは強いって言われるな。」
あんまりよく分からないとショコラは首をかしげているが、ナツはキラキラな瞳のまま、
ナツ「おお、じゃあレンリ探し終わったら勝負しようぜ!!!」
ショコラに勝負を申し込む、ショコラもバトルはキライじゃない方だから、
ショコラ「ふっ、ああいいとも。最近全然戦っていなかったから、いい修行になるよ。」
ナツとショコラは握手をして約束する。
ナツ「ぜってい、俺が勝つからな!」
ショコラ「そんなの、勝負してみないと分からないだろ?」
この時2人はとっても素敵な顔だった…。
ハッピー「なんか、みんな楽しそうだな〜。」
楽しそうに話しているみんなの姿を、少し離れたところでハッピーはエルザと並んで歩きながら見ていた。
エルザ「ならば、会話に入ってくればいい。なんだったら、私が入る手伝いをしようか?」
少し寂しそうに言うハッピーを気遣う。
ハッピー「エルザァ〜///」
嬉し過ぎてちょっと瞳に雫が…的な感じでハッピーは言った。…そしてエルザが、ハッピーをみんなの会話に入れてあげようとしたその時、
エルザ「皆、ハッピーも…」
ナツ「クンクン……旨そうな匂いとレンリの匂いがするぞ。」
鼻をクンクンさせ、ナツが何かを嗅ぎ取る。一気にエルザはハッピーの事を忘れて、
エルザ「ッ本当かナツ!」
ナツ「ああ、間違いねぇ。それに、昼間のサルたちの匂いもする……こっちだ!!!」
『ダダダダダダダッ』
また匂いを追いかけて急に走り出したナツを追って、ハッピーを残してみんな走り去って行った…。
ハッピー「ええ?!みんなひどいよ!おいらを置いて行くなんて〜こんなのルーシィが担当なのに〜(泣」
泣きながら、ハッピーは慌ててみんなを追いかけて行った。
一方その頃フェアリーテイルでは…
***
ルーシィ「フェックシュンッ!」
オメガ「ルーシィさん、風邪ですか?」
ルーシィ「いや、誰かがアタシの事、噂してるのかも♪」
レミ「ルーちゃん、可愛いって?」
ルーシィ「え?そ、そうかなぁ〜///」
…ルーシィが勝手な妄想して勝手に照れていた…。