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【迷子のお姫様編】



カリブがベアに必要以上にボコられている頃、エルザとショコラ達とは別方向に飛ばされた、ナツとグレイが何故か睨み合っていた……。

ナツ「あれは俺が倒したんだ!!」

グレイ「はぁ?俺に決まってんだろ!」

今にも喧嘩が始めりそうな…このピリピリな雰囲気の中、何も知らないバカザルが１匹紛れ込む…。

カリブ「ふっふふ〜ん♪今頃奴らは、俺様の可愛いベイビーちゃん達によってボコボコにされてるはず。
そこに、俺様が止めを刺したら……俺様のカブが超上がり♪グフフ…」

すごく有頂天な感じでルンルン♪とスキップしながら、やって来て……ビシッとキメ顔でナツとグレイの前に現れる!…が、

カリブ「ベイビーちゃん達!……あとは俺様がこいつらに天罰を与えてやるから……ベイビーちゃん達は下がっ、て……（汗」

大量の汗をかいて歯切れが悪い言い方をする…何故カッコよく決めようとしているのにこんな感じになったかというと、

ナ＆グ「「ああ゛?誰だお前!?」」

自分が召喚した、可愛い?サル達が丸焦げで美味しそうになってるし、氷づけにされて、シャーベットにしたら美味しそうなになってる、光景を見て怖くなったからだ…。
ナツとグレイはめっちゃ怖い顔でサルデスを睨んでいる…。

カリブ「え、えっと…その……よくもベイビーちゃん達を!」

なんとか立て直そうと頑張るが…
、
ナ＆グ「「うるせぇー、邪魔だァァァ!!!!」

ナツ「火竜の咆哮!!!」

グレイ「アイスメイク、槍騎兵!!!」

サルデス「ああああああああああああ゛れ〜〜〜〜〜〜〜〜」

『ヒュ〜〜〜〜〜〜〜ドッスン!!!!』

ほとんど、何もしてないのに倒されたサルデスであった…。

グレイ「さぁ、邪魔もいなくなったぜ。」

ナツ「あいつは誰が倒したのか決着つけるぞグレイ!!」

グレイ「行くぞ、ナツ!」

あわわ、バトルが始まる!と思ったその時、あのおかた声が!

エルザ「ナツ、グレイ!無事だったか!」

ナ＆グ「「エ、エルザ?!!」」

エルザの声を聞いた途端、バトルをしようとしていたナツとグレイの体も自然と止まる…。そしてエルザが２人が先程までなにをしていたのかを気にし始める…。

エルザ「良かった無事で……。ん?そういえば、お前たち何をしようとしていたんだ?……まさか、喧嘩では無いな……?」

ナツ「は、そんなわけないだろ!なぁ〜グレイ〜♪」

グレイ「お、おう俺たちは大の仲良しだからなぁ〜♪」

無理やりの笑顔で２人仲良く抱き合いながら言っている…。

エルザ「そうか、お前たちは本当にいつも仲良しだな……。」

ナ＆グ「「そ、そうだろぉ〜。あ、ははははは♪」」

絶対こいつら、そんなに仲がいいわけじゃないだろ……と１人ショコラは心の中で思っていた…。