二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂 菜華を操る魔女 ( No.5 )
- 日時: 2012/12/26 14:19
- 名前: 歌音(元雪姫) (ID: ZsN0i3fl)
第二訓 運命って信じる?
「え、えっと・・・///」
顔を真っ赤にした新八はモゾモゾしている。
あまりの美人過ぎてどうしたらいいのか分からなくなってしまっている。
「あの。」
「は、はいっ!」
氷のようなすぐに割れてしまいそうな繊細な声で新八に話しかけてきた。
「銀時はいますか?」
「えっ?銀さんですか?えっと・・・中にいますけど・・・。」
女のまさかの発言に新八は驚く。
そして、銀時になんの用があって来たのだろうと思った。
「あの、あがっても?」
「あ、ああ・・・どうぞ・・・。銀さーん、お客さんですよぉー。」
少しおどおどしながら女を家に招き入れる。
そして客が来たことを銀時と神楽に知らせるため大きな声で名前を呼んだ。
「あ゛−?俺に客かぁー?って・・・」
「銀時!」
「「・・・え?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!!」」
頭をかきむしりながらめんどくさそうに出てきた銀時に女は嬉しそうな声を上げて銀時に思いっきり抱き着いた。
この光景に神楽と新八は口が閉まらないくらい驚き固まった。
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「ご、ごめん。久しぶりだったからつい、興奮しちゃって///」
状況を建て直し、女を左側のソファーに座らせて話を聞く。
女はニコニコと笑いながら話す。
「え、えっと・・・銀さんこの人は・・・?」
まだ、いまいち状況が分かっていない新八は、銀時にこの状況の説明を求める。
神楽も銀時の顔をじっと見つめる。
「歌音・・・生きてたんだな・・・・。」
青ざめた顔で女を歌音と呼ぶ。
女はニコニコ笑顔のまま
「うん・・・・。」
「・・・・そうか・・・。」
「「・・・・・・・・・・・・・・・」」
頬を少し赤らませた二人はいきなり黙り込む。
「あの、銀さん?」
「銀ちゃんこの人、5000・・・『バシッ』フグッ」
神楽が何かを言おうとしたが銀時が慌てて止めさせる。
「あっ、あはははーーー、ほんと久しぶりだなぁ〜あははは♪」
「ちょっ、本当にどうしたんですか銀さん?」
「そうネ。この人5000万の人アルヨ?」
「えっ?神楽ちゃん、5000万の人って何の話?」
「じつわネ。」
ヒソヒソと新八にさっき見たニュースの事を伝える。
そして、そのヒソヒソ話に銀時も加わって3人でヒソヒソ話し出す。
「ふふっ。」
歌音はそんな3人を楽しそうに見つめている。
太陽のように優しく温かいまなざしで見つめている。