二次創作小説(紙ほか)

第三話「インフィニティ」 ( No.5 )
日時: 2012/12/30 10:20
名前: 時橋 翔也 (ID: 8keOW9sU)


味方?
確かにこの少年は今そう言った
「味方だと…?」
剣城は燈夜と名乗る少年を睨んだ

「そうさ 俺はワールドガーディアンを倒すためにこの世界に来たワールドトラベラーだ」
燈夜は言った
ワールドトラベラー?
「海音、よく頑張った…後は俺に任せろ」

するとそのまま燈夜はボールを持ってかけ上がる
「くっ…スパイラルドロー!」
天馬は必殺技で対抗する
だが燈夜を止められなかった

「行かせるか!ザ・ミスト!」
霧野も燈夜に立ちはだかる
それでも止められなかった
「何ッ!?」

燈夜はゴール前に来た
そして強烈なシュート
「くっ…ハンターズネット!」
狩屋は止めようとした

しかしシュートは簡単に網を突き破り、ゴールに激突した
とたんにどこからかホイッスルが鳴る 試合が終わったのだ

「な…負けた…」
神童が言った時だった
五人の黒いブレスレットが外れ、同時に地面に倒れた

「皆!」
「問題ない 気絶しているだけ」
燈夜は海音に近付いた
「大丈夫か海音」
「うん…ていうか何でボクの名を…?」
「調べたんだ …インフィニティに対抗するために味方が居ないか探したから」
燈夜は言った

海音は立ち上がる
すると身体中が痛むが気にしない
「燈夜だよね…ありがとう助けてくれて」
海音は言った

「…う……」
すると声がした
まず始めに目覚めたのは剣城だった
「剣城!」
海音は剣城に駆け寄る

「大丈夫?」
「海音…ぐっ!」
剣城は右腕を抑える 丁度ブレスレットを付けられていたところだ

「…あれ…?」
すると次々に皆は目覚めた
「俺達…何で海音と…」
「皆…戻って良かった…」
海音は言った

「…俺が…海音を…」
起き上がると剣城は呟く
「気にしないで!ボクは平気だから!」
海音は言った
「…でも、他の皆はどこに…」
「きっとインフィニティに連れていかれた」
燈夜は言った
「インフィニティ?」
狩屋は言った

「お前らにガーディアンブレスを着け、洗脳して海音と戦わせた奴らの事さ」
燈夜は言った
「…ところで燈夜、ワールドガーディアンって何なの?」
海音は訊ねる

「その前に、世界について話そうか」
燈夜は言った
「本来世界ってのは、様々な次元に別れ、本来結び付く事は絶対に無いんだ…行き来することもな けど今、次元の壁が破壊され、世界が一つになろうとしている」
「世界が一つに?」
天馬は言った
「何かいけないことなのか?」
霧野は訊ねる

燈夜は霧野を見た
「例えば、異次元には魔法や魔物がいる世界もあるんだ…その世界とこの世界が融合したらどうする?」
「…大混乱だな…」
霧野は認めた

「それが一つ二つじゃなく、何個もあるんだ…それらが融合したら世界の均衡が乱れて、破滅に向かうだけだ」
「俺達が洗脳されたこととどう関係あるんだ?」
剣城は訪ねた

「…今、融合することのない世界を融合しようとしている…その組織の名がインフィニティだ」
「インフィニティ…」
海音は呟く
「まてよ、何でインフィニティってのは世界を一つにしようとしてるんだ?」
狩屋は言った

「…世界を終わらせる為さ」
燈夜は答えた

世界を…終わらせる?
「何でそんなことを…」
「……さあな ともかく世界を消そうとしてるのは確かだ」
燈夜は言った
「そして、インフィニティは世界がまた分裂するのを食い止めるため、世界を繋ぐ番人をそれぞれ配置する それがワールドガーディアンだ」
「この世界では俺達がワールドガーディアンだった訳か…」
神童は言った

「雷門イレブンを襲ったのは、ガーディアンが必要だったから…この世界の人間は洗脳をしやすい、だからお前らが選ばれた」
「………」
「そういえば燈夜、ワールドトラベラーって?」
海音は訪ねた

「目的を持って異次元を旅する奴の事さ…俺以外にほとんど居ないけど」
燈夜は言った

「…燈夜 どうしたら…皆を助けられる?」
すると天馬は言った
「助けたいか?」
「もちろん!だって仲間だもん」
「ボクも…助けたい」
海音は言った

「…恐らく雷門イレブンは皆ガーディアンブレスを付けられて色んな世界のワールドガーディアンになっているから、戦って勝てば助け出せる…けど、危険だぞ」
「構わない …頼む燈夜、俺達を異次元に連れていってほしい」
神童は言った

燈夜は少し考え、言った
「…わかった、皆いいか?」
「ああ」
皆は頷いた

「………」
剣城は右腕を抑える
「剣城…まだ痛む?」
「……ああ」
「まあ五人分の返しとなればな…」
燈夜は言った
「返し?」
「ワールドガーディアンはチームで一つ…洗脳の時の負荷は大きいけど、分けられずに誰か一人に降りかかるんだ…剣城だったようだけど」
「………」

燈夜は腕の時計のようなものを見た
「…ここから一番近い世界は…ここか」
燈夜は言った
「ああ…あと言っとくけど、その世界に行ったらその世界に合わせないといけない…変な能力とかもつくだろうけど、驚くなよ」
「…自信がない」
天馬は言った