二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【黒子のバスケ】秀徳バスケ部 ( No.37 )
- 日時: 2013/02/14 23:36
- 名前: ミヤビ ◆ZrBFXw5A9Y (ID: 4qcwcNq5)
世は、たった今バレンタインデーという事で・・・、チョコネタをしようと思います。
時間軸・・・?何それオイシイノ・・・?
という感じです。見て下さる人、どうぞ見て下さい…妄想の産物ですが・・・(T^T)
__がまだ中二の頃です
〜・〜・〜・〜
今日は、バレンタインデーらしく、行きかう人が皆浮かれていた。そんな人たちを横目で見ながら僕は家へと向かっていた。
「ねぇ、そこの子、水色の少年」
急に呼び止められ、ビックリした。僕を見つけるなんて・・・と。
その人は、白い髪をぼさぼさに伸ばして前髪が眼が見えないよどに伸びていた。
そして、女性らしい・・・?(女子の制服を着ているから)
「あの・・・、僕ですか?」
そう聞くと、「他に誰がいるの?水色頭の少年なんて」と逆に聞かれてしまった。心外です・・・
「ねぇ、コレ貰ってくれない?チョコレート。私コレ渡せる子がもういないから・・・」
勿論、捨ててくれてかまわないよ。そう言いながらその人の口角が上がった。でも僕にはどうしてか笑っている様には見えなかった。
「何で、僕なんですか・・・?」
そんな事なら、誰でもいい筈じゃ?と思い聞いてみた。
「さぁ?何でだろうね・・・。君が優しいんじゃないかって思っただけだし」
それじゃ、もう行くから・・・と言い、その人は行ってしまった。
『優しそう』面と向かってそんな事を言われる事は余り無いから少々変な感じだった。
小さな紙袋には、たった一袋だけ、チョコが入っていた。
どう見たって手作り。丹精込めて作ったんだって分かる程に
開けて、歩きながら一個だけ食べてみた。
「・・・美味しい・・・」
チョコレートは思いの外、美味しくて・・・優しい味がした。
その人の事を思いながら作ったんだって分かる程に・・・何で渡さなかったんだろう?と思う程に
あの人にもし何時か会える事があったらその時は
【チョコレート有難う御座いました。とても美味しかったです】
と伝えたいと思ったんです。