二次創作小説(紙ほか)

Re: 【いろんな】第一弾 銀魂×クレヨンしんちゃん【コラボ】 ( No.6 )
日時: 2013/01/10 20:49
名前: 万事屋シャーリー ◆CwIDAY6e/I (ID: YxL1EeSq)

第一訓 子供は割と鋭い発言するから気を付けよう 最終回



「忍びピザでーす。ご注文のピザ届けに来ましたー」

修羅場から逃げ出した新八は扉を開けると、服部全蔵がいた。ピザを片手に。

「あ、ご苦労様です。これ代金です」
「あ、どうも。それじゃ……」

視界にしんのすけが入り、口をあんぐり開けた。

「あー!しんのすけぇー!なんでここにっ!?」
「オ?」
「え?」

全蔵はハッとして口をふさいだ。
そうだ、ひろしと全蔵の中の人一緒だった!声の感じも全く一緒だった!

「あ、いや、なんでもない……アハハハハハハ」

しんのすけは全蔵の足元にかがみ、匂いをかいで眉間にしわをよせた。

「アニメ変わっても、足のにおいは変わんないゾ……」
「グッ……!」

全蔵はしんのすけにヒソヒソ話を始めた。

「なんでお前がここにいるんだよ!アニメ違うじゃないか!」
「父ちゃんこそ、なんでここにいるの!どれだけ私をさびしくさせたかわかってるの!?」
「なんでオネエキャラになってんだよ!!」
「オラも母ちゃんもひまわりもシロも探し回ったんだゾ!銀ちゃんたちにも探してもらったんだゾ!どうして急にいなくなったりしたんだよ!」
「しんのすけ……」

全蔵はかつらをとって、顔についている変装用マスクもとった。
そこにはあの野原ひろし35歳の姿がった。
新八は驚きの連続だった。

「えと、しんのすけがご迷惑おかけしました。えと、じゃあ……帰ります。行くぞ、しんのすけ」
「あ、まだ銀ちゃんたちにさよなら言ってないゾ」

しんのすけは走って銀時のいる部屋に行った。
必死で銀時と神楽は卵焼きをやんわり断っている修羅場の最中だった。

「銀ちゃん!神楽姉ちゃん!お妙姉さん!父ちゃん見つかったゾ!じゃ、そゆことで〜」
「え、見つかったの!?どこ!?」

銀時の声も聞こえなかったのか、しんのすけはさっさとその場を去った。

「え〜、ちょっと待ってよー!俺たち探し回ったでしょー!?報酬とかさーないのー!?」

ひろしとしんのすけは手をつないで、自分たちの家に帰って行った。
家に帰ると、みさえは顔真っ赤にして玄関に立っていた。

「全く男たちときたらー!急にいなくなったと思ったらフラリともどってくるんだから!どうして連絡くれなかったの!心配したじゃないの!全くもーうちの男たちは情けないんだから!」
「タヤタヤァー!!」
「ワンッ!」

一方、銀時たちは夕日に染まった道を歩いて、家に帰るところだった。

「まぁ、お父さん見つかってよかったじゃないですか」
「そうだけど、タダ働きアルネ」

神楽は不満そうにしたが、銀時は少し笑みを浮かべて真っ赤な空を見上げた。

「ま、結構楽しかったじゃねぇか」

その顔を見た新八と神楽はフフッと笑った。

「そうですね」
「私も後悔はしてないアル!!」

夕焼け空にしんのすけの顔が浮かんだ気がした。