二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂と】銀魂×ルパン三世【コラボ】第一弾完結! ( No.10 )
- 日時: 2013/01/17 19:44
- 名前: 万事屋シャーリー ◆CwIDAY6e/I (ID: YxL1EeSq)
第二弾 銀魂×ルパン三世
第二訓 ルパンは熱さまシートはれるほどおでこの面積ない
「今日の依頼は結構期待できそうですよ!」
洋風なでかい屋敷を目の前に新八は興奮気味に言った。
「そうネ!きっと謝礼とかたんまり貰えるアルヨ!どうしようかなぁ、酢コンブいくら買えるかな〜」
「ま、期待と同時にちょっと不安はあるけどよ……」
銀時は辺りを見回し、屋敷の周りに止まっている何台ものパトカーを不安そうに眺める。
そして三人は依頼主の元へ歩いて行った。
「ねぇ〜、ルパンお願〜い」
江戸のとある宿屋の食堂で、ポンッキュッボンッ!な美人な女性がサル顔で赤いジャケットをきている男におねだりをしていた。
女は男の肩を妖艶に撫でて、甘い視線を向けて、男の目はハート型だった。
同じテーブルに深く帽子をかぶり、煙草をふかしているいかにも怪しげな男はその二人の様子を呆れ気味な溜息をついて新聞をずっと見ていた。
「不二子ちゃんのおねだりは俺弱いからなぁ〜。なぁ、次元?」
「おい、ルパン。不二子の願いをきいてろくなことがあったか?」
次元は新聞から視線をはずさずに答えた。
ルパンは身を乗り出して、次元に寄った。
「でもさぁ、次元〜?女のワガママを聞くのが男ってもんだろ?」
「不二子のワガママのせいで、いつも俺たちの命は危ないんだよ!」
次元はとうとう立ち上がり、ルパンに怒鳴った。
「まぁ、次元ったら全く男の器がせまいのね」
「けっ、大きなお世話だっ」
ドカッと苛立ちを椅子にぶつけながら座り直し、乱暴に新聞をひらいて再び読み始めた。
「ねぇ、ルパン?こんなバカは置いといて、とってきてよ〜」
「うぅ〜ん、どうしよっかな〜。今回はそう易々と行ける仕事じゃねぇからな〜」
と言いつつも、ルパンの顔は不二子のためにとってきてやるよ、という文字が顔に出ていた。
すると次元が口を挟んだ。
「今回の獲物はなんなんだ?」
すると不二子は古びた本を取り出し、あるページをひらいて指差した。
「私がほしいものは……」
「金剛刀?」
銀時、新八、神楽は口をそろえて言った。
依頼主の波多幸一郎はうなずき、三人の目の前に古い刀を差しだして見せた。
鞘も柄も古くて、慎重に扱わないと今にも壊れてしまいそうな代物だった。
しかし波多が柄をもち、鞘から剣を取り出すと、三人の顔つきが変わった。
純粋な白い光を放ち、キラキラと輝き、まるでこれは———。
「金剛とはダイヤモンドの和名なんです。これはダイヤモンドを刀にしたもので、だから金剛刀と言うのです」
「す、スゲェ……」
銀時は思わず口から言葉がこぼれた。
「私の曽祖父が日本一の鍛冶師に作らせた一級品です。目的は観賞用で実践になんて全く使えないものですが、これがあったから、私の地位は代々守られてきたのです」
波多は代議士の家系であった。
波多は一息つくと、少し声のトーンを下がり口を開いた。
「ですが、昨日の晩に奇妙な手紙が届きまして……」
「奇妙な手紙?」
「さよう」
新八の問いに丁寧に答え、続きを話した。
「買い物に出ていた秘書の青木がポストで見つけ、私のところへ持ってきたんですが、その手紙は差出人の名前がなく、切手もなく、ただ私の名前だけが書いてありまして、妙な胸騒ぎとともに封を切り中を見ると———」
「次の満月にて波多幸一郎殿の金剛刀を頂きに参上する。ルパン三世」
突然の声に、三人は振り向いた。
そこには茶色の帽子に茶色のコートをきた人物が両脇に真選組の鬼の副長、土方十四郎と一番隊長の沖田総悟がいた。
「誰だ、あんた?」
「ICPOの銭形です」
警察手帳を見せると、神楽がすかさず聞いた。
「銭形って、あの五円玉投げる人アルカ!?」
「え、あ、銭形平次はわたしのご先祖だ。で、君たちは?」
「この波多さんに依頼された万事屋の銀ちゃんでーす」
「志村新八です」
「わたしは神楽!!」
「で、お前らは何しに来てんだ?んでルパンて?」
銀時の問いに十四郎は煙を吐き出してから答えた。
「なんでもルパン三世というコソ泥がその金剛刀を盗むっていうから、俺等真選組は総動員されてんだ」
「万事屋の旦那こそここで何してるんですかい?何を以来されたんですか?」
「あ、そういうや、俺もまだ聞いてねーやー。波多さん、依頼は何なんだ?」
すると波多は少し大きめの声でこう伝えた。
「あなたがたはなんでも仕事をおやりになると伺いました。なので、この守り神である金剛刀を守って頂きたい!」
