二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ  Ⅱ ( No.38 )
日時: 2013/03/28 11:26
名前: ルア (ID: x2W/Uq33)
プロフ: え、ナニ?何で私書かなきゃいけないの??

えーっと、なんかつれてこらぁれますったw
え、何なの?コレ小説更新しろと?まぁいいけど・・・さ
***
「うぇ〜」
先ほどまで一番元気だった徹平が、吐き気を訴える。
魔界への道を通った瞬間、騒ぎ出したのだ。それを心配して、志穂がほんのりと顔を赤らめながらも、徹平の傍についている。
だが、そうのんびりしている暇はない。
そ、ここは既に魔界なのだ。
真っ暗で、先に何があるのか、そもそもどちらが前でどちらが後ろかも解らない。
「ここ・・・どこなんだ?」
ぼそりと誰かが呟いた。
「うぅぅううう」
まだ騒いでいる徹平をうるさいとばかりに雪乃がベシっと叩いた。
「うるさいわね。ちょっと静かにしてなさいよ。ここ魔界なのよ」
「うぇーい」
吐き気を訴える声と返事を同時にこなした徹平。

「とりあえず、ここらへんをあるいてみ・・・」
変化し、歩き出そうとしたルナとタイは、ビクッと反応した。
「・・・何か、くる」
タイが静かに呟いた。
「な、何かって・・・・」
マテリアルたちにも緊張が走る。
と、次の瞬間。
「きゃああああ!」
「うわぁあああ!」
マテリアル、ルナたちの絶叫。
なにが起きたのか。それは。
「なになに、なにがおきたの!?ひ、火よ悪を焼き尽くせ!!」
美羽がパニクって声をあげる。
マテリアル、ルナたちの周りには、大量の下級の悪魔たち。
それも、蟲タイプ。  こんなに一斉に蟲の形をした悪魔に出られると、男子はともかく女子は気絶してしまうだろう。
・・・・普通は。
「風よ、邪悪をはらう旋風となれ!」
「火よ、悪を打つ弾丸となれ!」
「氷よ、悪を凍らす吹雪となれ!」
「闇よ、無限となり、光を飲み込め!」
「爆火炎上符!!救々如律令!
マテリアルの女子軍団はかなり精神的に図太い方たちがおそろいである。
「光よ、悪を撃つ鋭き矢となれ!」
「闇よ、光を断つ剣となれ」
「水よ、悪を捕らえる網となれ」
「地よ、悪を捉える腕となれ!」
「炎よ、荒れ狂う獅子となれ!」
「雷よ、悪しき者を薙ぎ払え!」
「・・・雷光焼殺符・・・救々如律令」
男子軍団も、そう簡単にぶっ倒れたりする神経の持ち主はいない。
全員総攻撃で、大体の悪魔は片付いた。
「う、うぅ・・・疲れた、気持ちワリィー」
徹平が再び騒ぎ出す。
「徹平さん・・・・もしかして、勢いのあまり何も食べないで来ました?」
志穂の指摘に、徹平はギクリとなる。
「・・・・死んでもいいんですか。何も食べてこないなんて・・・」
志穂がはぁーっとため息をつく。
ルナたちはその光景を見て苦笑い。
説教は約30分程度続いたのだった。
***
ど?おかしいとこあったら言ってね〜、ルルに(黒笑)