二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル× ( No.466 )
日時: 2013/06/24 13:16
名前: ルル (ID: x2W/Uq33)

「あ…」
サーヤは思い出したように声を上げ、裏口へ回っていく。レイヤを呼ぶのだ。
「レイヤ君、ちょっと、いい?」
「どうした?」
休憩室のドアから顔を出したレイヤ。
「来て来て」
「…?」
レイヤが階段を降りた瞬間、サーヤはレイヤの目を塞ぐ。
「サーヤ?」
「いいからいいから!」
サーヤはレイヤの目を塞ぎながら、店の方へ入る。
声を出しそうになった綾香を、伊吹が黙らせた。
「レイヤ君、目、開けていいよ」
言われ、レイヤは目を開く。
「……え」
「解るよね?」
「……母さん?」
呆然と言うレイヤに、綾香が飛びつく。
「!?やめ…!?」
ろ、と言おうとしたが後ろからサーヤにも抱きつかれたため制止。
暫くはその体制のまま、レイヤは硬直、綾香と紗綾はうれしそうにしていたとか。