二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ  Ⅱ ( No.92 )
日時: 2013/04/19 16:38
名前: ルル (ID: x2W/Uq33)
プロフ: ま、前の話をオモッキリ忘れてたww

長々とおまたせしましたぁー!!ほんっと、今日からマジに更新いたします!
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「サーヤ・・・・」
「レイヤくん、心配かけちゃったね・・・・」
ゴメンね、と誤るサーヤにレイヤは大丈夫・・・と微笑みかける。
しかし。次の瞬間だった。
「でも。・・・・あんな無茶はして欲しくない。
君はいつもそうだから・・・それがサーヤだって、わかっているけど。だけど、無茶だけは、本当に・・・やめてくれ。
霧亜を助けるためとはいえ、君が無事じゃないなら意味がない。」
少し、キツめの言葉でサーヤに言うレイヤに、周りはすこし・・・かなり驚いていた。
「・・・ゴメン・・・本当に・・・・
無茶・・・しすぎちゃった、ね・・・・。お母さんのこと言われて、少し人格が吹き飛んだの、自分でも理解できてた。でも、止まれなかった・・・・レイヤくんたちが止めてくれてたの、聞こえてたはずなのに・・・」
チクリときたのか、段々と声が沈んでいくサーヤ。
「・・・・黎夜。お前いつの間にそんな風に言えるようになったんだ?
へぇ、以外だな。昔っから紗綾にくっついてばかりだったくせに」
どうやら、魔梨はサーヤの肩を持つらしい。
「へぇ・・・レイヤは昔から姉ちゃんっ子だったのか。みてみたかったなぁ〜、おれっち」
徹平もニヤニヤしながらレイヤの肩にポン、と手を置いた。
「相変わらず、だったんですね・・・確かに、見てみたかったという気持ちもなくは無いですが、徹平さん、ちょっとデリカシーないです」
志穂が徹平に毒舌(?)を吐き、ふぅと短い溜息をつく。
「うーん・・・でも、終わりよければ全て良し、だよ?
結局は、何十年も続いた悪魔との戦いを終わらせて、全ての元凶の魔王も倒せたんだし・・・」
ルナはあはは・・・と苦笑いをして、ねぇ?と隣のタイに問う。
「ぼくどうでもいい」
「・・・・・・。」
相変わらず無愛想な・・・・、と、ルナはさらに苦笑い。
「まぁ・・・・とにかく、全て、終わったんだ。
悪魔とか関係なくなったし・・・・いままでよりもっとレイヤをいじれるようになったかも・・・・?」
恐ろしい微笑とともに、ユウヤが一言。
「誰がいじられるか」とレイヤ。「うーん・・・・じゃあ私も」と悪乗りしたサーヤ。


傍で見ていた伊吹は、ようやく”普通”のきょうだいになれたな・・・
と、静かに微笑んでいた。