二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ  Ⅱ ( No.93 )
日時: 2013/04/19 16:55
名前: ルア (ID: x2W/Uq33)
プロフ: 乗っ取り?(笑)サーヤのキャラ崩しちゃいます♪

「っサーヤ!!」
翌日、サーヤが目覚めた旨の連絡をもらった千晶が、超高速でウィンドミルへすっ飛んできた。
「ち、千晶ちゃん!」
がばぁ、と言う音とともに、千晶にスゴイ勢いで抱きつかれるサーヤ。
「サーヤのバカ!約束したじゃん!帰ってこないとっ・・・・」
大粒の涙を流しながら、千晶が言う。
「ゴメンね、千晶ちゃん・・・・約束・・・守れなくて」
サーヤも涙目になって、千晶に抱きついている。
「うう・・・っもう、いいよ〜・・・でも・・・でも、サーヤが帰ってこないなんて・・・あたしもう、耐えらんない」
「千晶ちゃん・・・・」
サーヤが、嬉しそうな、でもすまなそうな顔をして、言った。

しばらくして、千晶が落ち着いたのか、オーダーしたアイスティーを飲み、ふー・・・・と息をついた。
「そっか・・・・大変だったんだね・・・・」
一通り話を聞き、千晶はマテリアルや、ルナたちの力の膨大さに驚く。
「あたしらがびくびくしてる間に、サーヤたちは頑張ってくれてたんだ・・・・」
そっかぁ・・・・と呟きながら、ふと、裏口のほうに目を走らせる。
すると、そこに丁度、レイヤが出てきた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・佐川?」
最初の沈黙はなんだ、最初の!と文句をブツブツ言いながら、千晶は「いちゃダメ?」と返す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・別に」
同じくらいの長さの沈黙の後、レイヤはすたすたと歩くと、カウンターの一番端に腰掛けた。
「・・・サーヤ・・・・あんなのと一緒の過ごしてて、息詰まんない?」
右目をぴくぴくさせながら、千晶が聞いてきた。
「うーん・・・・ならないよ?昔から、あんな感じ・・・だったし・・・」
「昔?」
そういえば、千晶には、自分が昔、レイヤやユウヤ、魔梨と同じ魔界にいたのだと言うことを話していなかったことに気づく。
「あ・・・・あのね?実は私・・・・・・」
手っ取り早く、大事なことだけを告げる。
「・・・・・・・マジ?」
「うん、本当」
「なんで、あんな根暗な弟に姉が・・・・こんなに明るいのか、はい皆さん疑問にお」
途中で千晶がう、と言葉を止めた。理由は。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
レイヤの無言の殺人光線のせいだった。
「ちょ・・・・レイヤくん、ストップ・・・・」
サーヤがあわてて止めに入る。
ああ、日常だ・・・・・なんてことを、サーヤはレイヤを宥めながら思っていた。
+++
なんだろう、最後笑い?になった?