二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃんちの8男子〜幼馴染との再会〜 ( No.18 )
日時: 2014/01/18 15:31
名前: 美咲 (ID: VW2sEslj)

〜(二話の)続き〜

雲一つない空の下にはさわやかな草原が広がっていた。

そこには・・・・・・・・・・
 小さい頃のあたし?とお母さんに……
 誰? 知らない男の子とその親らしき女の人が
ワイワイ騒ぎながら遊んでいた。

これは・・・夢?


「ねぇ、サトミ。今から大事な話をするからよく聞いてね。」
一緒に遊んでいた男の子が口を開いた。

「…うん。な、何?」
いきなり真剣な顔をされて困る小さい頃のあたし。


それにしても、この男の子、
 なんかどっかで見たことあるような・・・・・。


「実は俺、
         
     引っ越すんだ・・・・・。」

幼いあたし達の間を生ぬるい風が通った。


「……‥え・・・・・
       なんで、 いつ、どこに!?
               …もう、会えないの?」


「明日、北海道に…。」

「…どうして、どうしてもっと早く言ってくれなかったの?
       あたし、いや…だよ」
小さい頃のあたし、泣き出しちゃった…。


「ごめん、急に母さんの実家に帰ることになって・・・・・・・
  これ、あげるから泣くなよ。」

そう言って幼いあたしに差し出したのは・・・


「リボン?」

あっ、これ今あたしが使ってる緑のリボンと同じ!
              なんで…… 

「急だったからこんな物だけど、大事にしろよ。
 お前のために必ず、また帰ってくる
  ……そ、それまで待っててくれるか?」

なぜか、頬を赤くさせながら言う男の子。

「うん!待ってる、待ってるよ!___君!」



この約束がどんな意味かも分からずに返した
              幼いあたしの言葉・・・
その最後に叫んだ男の子の名はやさしいそよ風と共に
               消えて、あたしの耳に届くことはなかった…


      まるで誰かが名前を隠すように
         風を吹かせたみたい・・・・・。


                          第二話終