二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃんちの8男子〜幼馴染との再会〜 ( No.28 )
日時: 2013/04/08 21:40
名前: 美咲 (ID: w62UqG.W)

マリーさん、ありがとうございます!
テスト終わってないけど、我慢できなかったので
更新します!

〜第四話「よみがえる記憶」〜

ー学校ー

今日も、あの龍に会わなきゃいけないのか。
シノ、ホントに助けてくれるのかな・・・・心配だ。

ていうか、龍って何かあたしにばっかりつきまとうような…
席は隣だけど。
でも、だからってこんな地味で存在感ないあたしに、
あんなしつこくしないよね。

「よぉ、サトミ。」

あ、噂(心の中で)をすれば登場っていうやつか。
て、また呼び捨て!
いいよ、あたしだって呼び捨てにしてやるもん!

「龍!今日はついてこさせないからね!」

シノがもう来てるかは知らないけど、自信満々にあたしはそう言った。
「フッ。やっぱお前おもしれぇ。」
あっ、笑ったな!
「何がよ!」

「さぁ。あ、ほら先生来たよ。」

何よこいつ!ムカつくなぁ。

あたしはしかたなく席に着いた。


それにしても最近、龍を見るたび、何かを忘れているような気が
してたまらなくなるんだよなぁ。
昨日の夢といい、その中で幼いあたしと親しく話していた男の子、
何かがひっかかっていておかしい。


___「どっかで見たことがあるような・・・」___


ふと、あたしの脳内に浮かび上がってきた言葉。
そういえば、夢の中で出てきたあの男の子を、
あたしはそんなふうに思ったんだ。

確か、金髪で顔は幼かったけど、きれいな目で
カッコよく…て……。

その時あたしが無意識に見ていたのは、隣に座っている龍。

その瞬間、あの夢の男の子が誰なのか分かった。
それと同時に、幼い頃のあたしのたくさんの思い出が
一気によみがえってきた。



家が近所で、その上親同士も仲がよかったため、
毎日のようにあたし達、幼馴染は遊んでいた。
 でも、そんな楽しい日々は長く続かず、
ある日、遠くに引っ越すという、あたしにとっては唯一の友達だったからとても悲しい、急な別れを告げられた。

・・・・・・・それが、昨日の夢のシーン。

そして、あたしの幼馴染の名は……


「おーい、サトミ。いつまでぼ〜っとしてんの?
 もう休み時間入ったぞ。」

「龍・・君?」

転入してきて初めて会って、今までの龍の呼び方じゃない。

前、呼んでいた、懐かしい、あたしの龍の呼び方。

「え・・・」
口をポカンとする龍。


「龍君…なの?」


「…サトミ、もしかして・・・!」


                          つづく


___________________

中途半端ですみません!
次、更新するのはテストが終わってからだと思うので、
よろしくお願いします☆