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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【inzm】空色の涙 ( No.31 )
- 日時: 2013/05/13 20:47
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
012
空「(神様、私が逝ったら覚悟しておいてくださいね。)」
一人心の中でいるのか分からない神とやらに宣戦布告。
こんな事態が起きるなんて厄日ですね。
基「はい、こんなものしかないけど。」
空「あ、……え、と……私、すぐ帰りますけど……」
畜生。こんな時まで人見知りが出なくてもいいじゃないですか。
めちゃくちゃ途切れ途切れでしたよ。
涼「こんな暗い中女一人が歩くのは危ない。こちらに非があったんだ……こいつに送らせる。」
ビシッと指した先にはばつが悪そうな顔をした南雲先輩。
いえ、もうマジでいいです。
というかこれ以上ここにいたくないんですけど。
基「まぁはやm「クキュルル——……」?」
ドスッ
思いっきり自分のお腹を殴る。
駄目だ、顔を上げられない。あげたら死ぬ。
南「……そういや食ってなかったもんな;」
空「違います。断じてこれは……」
涼「もう夕食時だから仕方ない。」
空「いえ、ですから………」
あぁ……あぁ……
基「クスッ……耳まで真っ赤だよ♪」
ぐあぁあああ!!!!
もう、もう放っておいてほしい。
空「おいしかったです……」
南「お前まださっきの事引きずってんのかよ;」
乙女の心を理解してもらえなくて結構です。
なんであのタイミングで……何故だ、何故私のお腹は……。
基「九条さんには悪いけどこの夕食で晴矢の事はチャラにしてくれないかな?」
いえ、こんな事になっていなくてもチャラにしてました。
私をすんなり返してくれていればその時点でチャラでしたよ。お釣りがでてくる位。
その後無事に家へ辿り着きましたがしばらくは羞恥心でのたうち周りました。
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