二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【inzm】空色の涙 ( No.37 )
- 日時: 2013/06/02 21:08
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
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ひとつ、鉢をわざとなのかうっかりなのか知りませんが落とした人を恨みたくなる事が。
本を整理するためには本を当然取り出しますよね。
片方の手で本を抜いたらもうひとつ……そうやって取り出すのですからもう片方の手には本が置かれます。
空「(地味に影響がでてるんですよね……)」
そう、それはまるでタンスの角に小指をぶつけたような感覚です。
どうしようもないむなしさ……まさに、という感じ。
空「しかも本が多いというね……。」
最悪ですよ、まったく。
おまけに一緒に活動していた同級生は何やら好きなアニメを見たいとかでお帰りになられました。
空「(さて、頭の中を整理でもしましょうか)」
春奈ちゃんにあんな事を言っても内心私も疑っているんです。
鉢が勝手に落ちてくるとかどこのドラマですか。
アニメだったらイケメンが助けてくれて「キャー///」でその後「あの時はありがとうございました!!一目ぼれなんです//付き合って下さい!!//」「ありがとう、俺も君の事が……」な展開でしたね。
そんな展開1mmも感じさせない程の痛さと孤独感でしたけど。
校庭からはホウキを振り回して遊んでいる楽しそうな男子の声しかしませんでしたけど。
まぁ、そう言う事は置いといて。
まず作為的に行われたとして原因が問題です。
私の経歴を見ましょうか。
この高校の1学年。
部活は所属しておらず委員会は図書委員会。
内気、というより人見知りで消極的。
ついでに容姿をいれるとすれば薄いピンク色の髪に瞳が水色。顔は悲しくなるほどの童顔っぷりです。
空「あはは……」
自分で言っていて悲しくなるこの残念なステータス。
「出る杭は打たれる」と言われますが出る杭どころか沈み込む杭でしかありません。
あと……あるとすれば1つ。
涼「君と会う時はいつも本が一緒だな。」
空「………図書委員ですからね。」
それにそんな何回も会ってませんよ。
デジャヴです。